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プレスリリース

SBSホールディングス株式会社

第24回物流環境大賞において「サステナブル活動賞」および「特別賞」を受賞

(DreamNews) 2023年07月10日(月)11時00分配信 DreamNews

SBS東芝ロジスティクス株式会社(社長:金澤寧、本社:東京都新宿区)は、6月27 日、
一般社団法人 日本物流団体連合会が主催する「第24回 物流環境大賞」において、「サステナブル活動賞」と「特別賞」を受賞したことをお知らせします。

物流環境大賞は、物流における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図ることを目的とし、2000年から行われている表彰制度です。当社は、昨年に引き続き二度目の参加となります。
本年度は環境保全に資する優れた取組みを行い、サステナブルな社会の実現に貢献し優れた改善事例に贈られる「サステナブル活動賞」を昨年に続き受賞。また、環境保全の推進と環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した事業者に贈られる「特別賞」2件の併せて3件受賞しました。
■受賞テーマ
●サステナブル活動賞
『工業用マグネトロン DFL(Design for Logistics「物流を配慮した製品・包装設計」)アプローチによるサステナブル包装の取り組み』
精密機器である工業用マグネトロンの包装箱について、包装材のコスト高、作業工数増加、緩衝材プラスチック使用、輸送CO2排出量の増加等、環境負荷が増大する複数の問題点がありました。
そこで、当社はお客様の東芝ホクト電子株式会社と協働して、DFL(Design for Logistics)の考え方に基づき、製品仕様を変更しないという条件のもと、製品企画・設計段階まで遡って見直しました。その結果、包装箱のオール段ボール化・コンパクト化・軽量化を実現、包材費65%減、作業工数30%減という成果を出すことができました。とりわけ、緩衝材プラスチックの利用をやめ、CO2排出量を25%削減できたことは、脱プラスチックという観点でも環境負荷低減に大きく貢献しました。
また、対象製品の内部にあるフィラメント線の断線を防ぐために、包装材料・材質・形状の強度解析シミュレーションを通じた設計検証と実物サンプルでの落下試験検証に注力することで、輸送・荷扱いにおける製品品質も確保しました。




●特別賞
『リチウムイオン電池 100%リサイクル緩衝材採用と収納効率最大化取り組み』
お客様の株式会社東芝、部材調達先の積水化成品工業株式会社と協働し、輸出用リチウムイオン電池の包装の見直しを行いました。その結果、従来のバージンプラスチック発泡緩衝材から、欧米の包装廃棄物規制(特定有害物質の不含有)にも適合した100%リサイクル材(発泡スチロール)への転換を実現しました。
また、同時に収納効率も上げることで20ft海上コンテナへの積載数を25%増、輸送CO2を20%削減し、環境負荷低減にも貢献しました。

『複数拠点からの遠距離輸送プロセスの改善による輸送CO2の削減』
京浜地区及びその周辺地区から北海道へ輸送する工程において、海上輸送と鉄道輸送を一本化し、積載効率を上げることにより、輸送に関わる排出CO2削減、ならびにドライバー負担軽減を実現しました。

当社は今後も日々の改善活動を継続的に行い、自社の環境負荷低減を目指すことはもとより、お客様へのより実利的・実践的な提案をお勧めできるよう努めて参ります。
以 上


■ご参考
<SBS東芝ロジスティクス株式会社 概要>(2022年12月期)
本社住所:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー25階
代 表 者:代表取締役社長 金澤 寧
設  立:1974年10月1日
親 会 社:SBSホールディングス株式会社(持株比率66.6%)
資 本 金:21億28百万円
売 上 高:732億6百万円(単独)
従業員数:753名
関連会社:TLロジサービス(株)
事業内容:倉庫業、貨物利用運送事業、機械器具設置工事業、とび・土工工事業、通関業
航空運送代理店業、物流コンサルティング
U R L:https://www.sbs-toshibalogistics.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
SBS東芝ロジスティクス株式会社 総務部
TEL:03-6772-8201(代表)/URL: https://www.webcoms.jp/sbstlog/contact/

※ 当資料に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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