プレスリリース

LONGi、2022サステナビリティレポートを公開

(DreamNews) 2023年06月16日(金)12時00分配信 DreamNews

ESGに関する同社の行動と成果を報告、サステナビリティ・コンセプト「LIGHT」も発表

西安(中国), 2023年6月16日 /PRNewswire/ -- LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)は、5月31日午後、北京で2022年サステナビリティレポート(以下、本レポート)を発表しました。本レポートは、LONGiが2018年に初めてこの様なレポートを発表してから6回目となる持続可能性と社会的責任に関するレポートであり、2022年の環境保護、社会的責任、企業統治(ESG)を含む幅広い課題に対するLONGiの行動と成果を開示しています。また、本レポートは、持続可能性報告の主要な国際基準であるGRIに準拠して作成されており、ステークホルダーの皆様にご利用いただけるよう、SGSによる第三者認証を受けています。








本レポートによると2022年は、LONGiグループ全体における再生可能エネルギー由来の電力使用量が42億kWh超にもなり、総電力消費量の47.18%を占め、2021年の40.19%、2020年の41.83%も上回り、約243万トンの温室効果ガス排出を削減しました。これは1億3,500万本の植樹に相当します。また、エネルギー管理を改善し、合計で6億700万kWhの電力と959万トンの水を節約することもできました。

LONGiは、国際イニシアチブであるRE100、EP100、EV100の3つ全てに参加した「最初の中国企業」「最初の太陽光発電関連企業」であり、また、SBTiにも参加しています。2022年に「Affordable for All」(全ての人に手頃な価格)という持続可能な開発目標を設定し、更に2023年には、「Lead」(先導)、「Innovative」(革新)、「Green」(グリーン)、「Harmonious」(調和)、「Trustworthy」(信頼)という5つの重要な要素を持つ「L-I-G-H-T」というサステナビリティ・コンセプトを発表しました。これはLONGiの開発戦略、業界の特性、そして国連の持続可能な開発目標(SDGs)とも合致するものです。

グリーン・イノベーションで実現する世界のCO2削減

LONGiは、クリーンエネルギーのリーディングカンパニーとして、イノベーションによる技術開発を通じて、自社の持続的な成長と、市場での再生可能エネルギー利用拡大を支援しています。

2012年から2022年までの11年間でLONGiは合計で290GWの太陽光発電製品を生産しました。これらの製品は、累積で1,148,287GWhのクリーンエネルギーを生み出し、国際エネルギー機関(IEA)の世界排出係数に基づくと、約5億3600万トンのCO2削減に貢献したことになります。

LONGiは2022年、売上高の5.54%を占める71.4億人民元(日本円で約1400億円)を研究開発に投資し、2022年末時点で4,036名の研究開発人員を擁しています。また、2022年だけで太陽電池セル変換効率の世界記録を7回も更新し、そのうち26.81%という記録は、結晶シリコン太陽電池セルの業界全体の世界記録を5年ぶりに更新するものとなりました。

LONGiのシリコンウェハ製品群は、原材料、製造、出荷から保管に至るまでのライフサイクル全体における炭素排出レベルをカバーするフランスのカーボンフットプリントECS認証を全製品で取得しています。LONGiのウェハ製品は、特にインゴット引き上げとスライス工程におけるCO2排出量削減において業界トップクラスの成果を上げています。

地域社会やサプライチェーンパートナーと共に歩むサステナビリティ

LONGiは「太陽の光を利用して、グリーンエネルギーの世界を創る」という使命のもと、社会への還元を積極的に行い、社内外のステークホルダーと持続可能な共創とコミュニケーションを展開しています。環境への影響、社会福祉、健康と労働安全、商業倫理に関する課題を含むサプライヤーの持続可能な発展に高い関心を払っており、新しい全てのサプライヤーは環境基準に基づいて100%審査・選定され、責任あるサプライチェーンを構築しています。2022年には、サプライヤーにグリーンカーボンに関する100以上のトレーニングセッションを提供し、サプライヤーによるカーボンモニタリング実施とカーボン削減目標設定を支援しました。また、481のサプライヤーと省エネとCO2削減マネジメントに取り組みました。

一方、LONGiグループの全世界の従業員60,601名に対しても2022年には、3,145の労働安全衛生研修セッションと3,005の能力開発研修セッションを実施し、従業員1人あたりの平均研修時間は28.83時間に達しました。また、30の公共福祉と社会的責任プロジェクトを開始し、再生可能エネルギー発電所の建設、寄付、教育プログラム提供を通じて、約20万人の人々を支援しました。

LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について:

2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。www.longi.com/en

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