プレスリリース
大分県芸術文化スポーツ振興財団が運営する大分県立美術館では、6月29日(木)より2023年度 コレクション展II「My Favorite Things 美術家たちのお気に入り」を開催します。
つきましては以下に展覧会概要、関連イベントをお知らせします。なお、初日には「びびコレクション展オープニングレクチャー」として担当学芸員による解説ツアーを行いますので、是非ご取材ください。
日時:2023年6月29日(木)14:00〜15:00 担当学芸員 吉田 浩太郎
愛猫家として知られる彫刻家・朝倉文夫が猫をモチーフとした作品を数多く制作したように、身近な生き物や草花、風景などお気に入りのものを繰り返し作品のモチーフにした美術家たちは少なくありません。日本画家・福田平八郎にとっての魚、彫刻家・山本常一にとっての鳥、洋画家・中山忠彦にとっての西洋アンティーク衣装。いずれも彼らが繰り返し作品のモチーフとしたお気に入りですが、これらのモチーフとの出会いは、彼らにとってかけがえのないものとなり、その芸術を大きく飛躍させました。本展は、それぞれの美術家たちの創作の原点となったお気に入りのモチーフを紹介します。
また、「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」に関連した特集展示として朝倉文夫の二人の娘、摂と響子をはじめ、兄の渡辺長男や弟子の日名子実三など、朝倉文夫を取り巻く美術家たちの作品を紹介します
開催概要
展覧会名:コレクション展II「My Favorite Things 美術家たちのお気に入り」
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/1088
会 期:2023年6月29日(木)〜9月3日(日)
前期:6月29日(木)〜7月25日(火)後期:7月27日(木)〜9月3日(日)
休展日:2023年7月26日(水)は展示替えのため休展
時 間:10:00〜19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会 場:大分県立美術館 3階 コレクション展示室
観覧料:300(250)円 大学生・高校生200(150)円
・( )内は前売および有料入場20名以上の団体料金
・中学生以下は無料
・大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
・高校生は土曜日に観覧する場合は無料
・県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
・学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
・開催中の企画展半券提示で1枚につき1回無料
主 催:公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
関連イベント
びびコレクション展オープニングレクチャー
開催日:2023年6月29日(木) 14:00〜15:00
展覧会開幕日に大分県芸術文化友の会 びび会員の方を対象に担当学芸員によるギャラリートークを行います。
※予約不要
※KOTOBUKI・TAKASAGOは要会員証、UME・MEJIROは要観覧券
学芸員によるギャラリートーク
開催日:2023年7月9日(日)、7月23日(日)、8月6日(日)、8月20日(日)
各日14:00〜15:00
※予約不要・要観覧券
※ギャラリートークの予定は変更になる可能性があります。最新情報は当館ホームページにてご確認ください。
特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol.6
テーマ:「マイフェイバリット編組/技法」各作家が得意とする竹の編組/技法を紹介
当館では、竹工芸を大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛−おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催いたします。
この特集展示(R5年度はvol.6, 7を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、当館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/1089