プレスリリース
アトランタ, 2023年5月12日 /PRNewswire/ --テクノロジーを活用した気候変動対策プラットフォームであるクローバリー(Cloverly)は本日、1,900万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを実施したことを発表しました。 この投資はグロテック・ベンチャー(Grotech Ventures)世界有数のテクノロジー投資家であるGrotech Venturesが主導しアクリン・テクノロジー・グロース(Aquiline Technology Growth)、インパクト・エンジン(Impact Engine)、ミッション・ワン・キャピタル(Mission One Capital)、ニュー・クライメイト・ベンチャー(New Climate Ventures)、クリエイティブコ・ピャイタル(CreativeCo Capital)などの有力企業が加わり、テック・スクウェア・ベンチャー(Tech Square Ventures)、ソフトバンク・オポチュニティ・ファンド(SoftBank Opportunity Fund)、サーカディアン・ベンチャー(Circadian Ventures)、クノール・ベンチャー(Knoll Ventures)、SaaSベンチャー(SaaS Ventures)、パノラミック・ベンチャー(Panoramic Ventures)などの既存投資家が支援しています。 今回の資金調達は買い手、サプライヤー、その他ほぼすべての企業が簡単に影響を拡大できるよう支援する新しいサプライヤープラットフォームなど、自主的炭素市場向けのクローバリーの業界をリードするデジタルインフラの開発資金となります。 シリーズAはまた、クローバリーのチームを3倍に増員、世界のお客様の要望に対応するためにロンドンに第2の会社の設立も可能になります。
重要産業におけるイノベーション
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると「CO2または温室効果ガスの純ゼロ排出を達成するためには、削減が困難な残留排出量を相殺するための二酸化炭素除去(CDR)の導入は避けられない」とされています。 自主的炭素市場(VCM)は、将来の気候変動の回避に必要な大規模な排出削減に加え、現状の避けられない排出に対応する気候対策を推進する重要なメカニズムとなっています。 世界の排出量目標を達成するためには、ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス(National Academy of Sciences)2050年までにさらに年間100億トンの二酸化炭素を除去する必要があるとしています。 マッキンゼー(McKinsey)と自主的炭素市場の規模拡大に関する作業部会によると、ニーズが非常に高いのはこれらの市場が驚くべきペースで成長していることを後押ししており、2030年までに500億ドルに達すると予想されています。 しかし、緊急な課題であり成長を続けるVCMには、大きなインパクトをもたらす基本的要素の多くが欠けています。
クローバリー(Cloverly) は世界初の炭素クレジットのAPIとして設立されて以来、アクセス、容易性、信頼性、透明性をめぐるこれらの問題に取り組んできました。またアメリカン・エキスプレス(American Express)、セールスフォース(Salesforce)、ビザ(Visa)などのグローバルリーダーと提携し、VCMを支える主要なデジタルインフラに成長しました。 企業 は高品質の炭素排出量を直接購入したり、技術を自社の製品、サービス、サプライチェーンに組み込んで、気候変動対策を迅速に進められます。 プロジェクトのサプライヤーもCloverly Marketplaceとクローバリーのサプライヤーソフトウェアを活用することで、在庫管理、マルチチャンネル配信、クレジット販売のトラッキングなど、重要な商業オペレーションを管理することができます。 新しいサプライヤープラットフォームでは、トレードウォーター(Tradewater)、サーム(Therm)、ココ・ネットワークス(KOKO Networks)、カーボンキュア(CarbonCure)などの革新的な対策のあるサプライヤーのクレジットを提供しています。
「クローバリーはカーボンクレジットの流通を拡大しようとする際に、強力な支援者となってくれました」とカーボンキュアのカーボン製品およびオペレーション担当のRahul Misra氏は述べています。 「ダイナミックな自主的炭素市場を運営し、多様な買い手と関わっていく上で、当社のソリューションを紹介することと、真のパートナーシップを通じて提供される価値は重要です」。
市場の需要
消費者支出データは、気候変動を抑えるという環境上の必要なことだけでなく、持続可能な選択肢を生活に取り入れるという要望の裏付けとなっています。 2022年のニールセンIQのレポートレポートでは、消費者の30%が持続可能な製品を購入する可能性が高いことが示されており、レポートウォートン・スクール・オブ・ビジネスの2022年のレポートでは、消費者の3分の2が持続可能な製品に高い金額を支払うと回答しています。 ユーザー体験や製品ロードマップに気候変動を組み込むことは、企業がこの実証済みの市場需要に応えるために活用できる最大の機会となっています。
クローバリーのCEOであるJason Rubottomは、「待っていてはだめだ。今すぐ行動しなければ」と語りました。 「自主的炭素市場が重要であることは、企業と消費者の双方が重要な気候変動対策に積極的に貢献できるソリューションに対して大きな需要があることからも裏付けられます。 クローバリーは、このような取り組みを促進するよい立場にあり、今回の資金調達はその象徴です」。
「デュー・デリジェンスを通じて、私たちはクローバリーの多くのお客様と話をしました。 お客様がクローバリーの製品とチームに対して持ってくれていた情熱に対して心を打たれるものがありました」とグロテック・ベンチャーのゼネラルパートナー、ローソン・デブリーズ氏は振り返ります。 「クローバリーが大きな市場でグローバルリーダーとしての地位を確立しただけでなく、関係者に対して真の価値をもたらし、気候変動との戦いによい影響を与えることが明確にありました。 我々が一員となることは喜ばしいことです」。
「クローバリーがシードラウンドから進化していくのを見るのは驚きでした」と同社の最初のリードインベスターであるテック・スクウェア・ベンチャーのVasant Kamath氏は振り返ります。 「製品もチームもわずか数年で世界的なプレーヤーに急成長したことは、この重要な市場ニーズに応えることができるという彼らのイノベーションの証しです」。
クローバーリーについて
クローバリーは炭素クレジットのための最初のAPIとしてスタートし、現在では自主的炭素市場を支える最先端のデジタルインフラとなりました。 インパクトのある気候変動の活動を拡大することを使命として、クローバリーは現在、金融サービス、テクノロジー、ESG/炭素会計、サプライチェーン、eコマースなど世界中の200以上の企業に信頼され、十数の大手プロジェクト開発者とサプライヤーがクローバリープラットフォームを活用して炭素クレジット業務を管理しています。 詳細については、http://launch.cloverly.com/homeをご覧ください。
グロテック・ベンチャーについて
1984年に設立されたグロテック・ベンチャーは、将来性のあるテクノロジー企業への初期投資を行うリーディングカンパニーです。 グロテックはテクノロジー分野全般において革新的なアーリーステージ投資を行い、各ポートフォリオ企業のライフサイクルを通じて投資と付加価値を提供し続けています。 当社は投資から成長加速のために業界との関係を深め事業運営に関する専門知識などを提供しています。 50万ドル以上の投資を通じて10億ドル以上を投資している当社は、アーリーステージ企業を支援しています。 詳細については、http://www.grotech.comをご覧ください。
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