プレスリリース
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、
グリーン界面活性剤(天然系合成界面活性剤、バイオ界面活性剤)について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆サステナビリティの観点から、環境に配慮した界面活性剤である「天然系合成界面活性剤(バイオベース界面活性剤)」と「バイオ界面活性剤(バイオサーファクタント)」が伸長している。2021年度の市場規模は、天然系合成界面活性剤(バイオベース界面活性剤)が前年度比6.5%増の約1兆2,540億円、バイオ界面活性剤(バイオサーファクタント)が同13.8%増の約330億円となっており、好調に推移している。
◆持続可能な環境保全の視点は、最終製品だけなく、最終製品を構成する原料にも注目が集まっており、主要各社は環境に配慮した界面活性剤の開発・製造・販売に注力している。例えば、天然系合成界面活性剤の主要企業であるCLARIANTは界面活性剤の「グリーンカーボン化」を推進している。同社では、洗剤、パーソナルケア、塗料等の幅広い用途で活用できる100%植物由来の界面活性剤を市場に投入。今後も引き続き、グローバルに販売展開していく方針である。
◆バイオ界面活性剤については、主要企業のEvonikが、スロバキア工場にてバイオ界面活性剤の一種であるラムノリピッドの大規模製造工場の建設を開始。大規模生産を行うパイオニアとしてバイオ界面活性剤の製造・供給体制の強化を図り、バイオ界面活性剤製品「REWOFERM RL 100」をはじめとする製品群を提供していく。バイオ界面活性剤は、現在、上市された製品が少なく、市場規模は小さい。しかし、今後は、大規模生産体制が確立され、市場規模は拡大していくと予測される。
◆当資料では、天然系合成界面活性剤とバイオ界面活性剤を「グリーン界面活性剤」と定義づけている。グリーン界面活性剤市場に焦点をあてて、各市場の概要、主要各社の主な取組み、参入企業一覧・動向、主要製品一覧、市場規模推移、今後の市場規模予測をレポートしている。
【調査要覧】
市場概要、主要各社の主な取組み、参入企業一覧・動向、主要製品一覧、市場規模推移、市場規模予測
【調査実査日】
2022年12月〜2023年4月
<資料名>
2023年 グリーン界面活性剤の市場動向と今後の市場性
―「バイオ界面活性剤(バイオサーファクタント)」「生分解性」が今後のキーワード―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/chemical/mr410230603
発刊日:2023年4月24日 頒価:108,900円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com