• トップ
  • リリース
  • Athos Therapeutics、 ATH-063の第I相臨床試験開始に向け、規制当局の認可を取得

プレスリリース

Athos Therapeutics, Inc.

Athos Therapeutics、 ATH-063の第I相臨床試験開始に向け、規制当局の認可を取得

(DreamNews) 2023年03月31日(金)09時30分配信 DreamNews

- ATH-063は、潰瘍性大腸炎およびクローン病患者の炎症と直接粘膜治癒の両方に照準を合わせた、新規経口ファーストインクラス低分子化合物治療薬です -

ロサンゼルス, 2023年3月31日 /PRNewswire/ -- Athos Therapeutics, Inc. (Athos)は、免疫疾患および癌患者向けのAI(人工知能)技術による精密低分子治療薬を開発する、臨床段階のバイオテクノロジー企業で、本日、オーストラリア医薬品行政局からCTN認可を取得し、オーストラリアにおけるATH-063の第I相臨床試験開始について、人間研究倫理委員会(HREC),からの承認を受けたと発表しました。

HRECの承認は、 Athos社がオーストラリアで第I相臨床試験開始に必要な前臨床試験、安全性試験、動物モデルの有効性試験をすべて適切に完了したことの証明となります。本試験の主な安全性評価目標に加えて、Athos社はマルチオミクスの分子および遺伝子解析を実施し、将来の試験設計の指針となる薬効を新たに実証する予定です。

「ATH-063の臨床評価開始申請承認により、炎症性腸疾患患者にとってパラダイムシフトとなりうる治療法をもたらすことに一歩近づきました」と、Athos社の社長兼最高経営責任者(CEO)、Dimitrios Iliopoulos(博士号、MBA)はコメントしています。わずか3年半の開発期間でATH-063の臨床開発プログラムを開始したことは、当社にとっての重要な節目となり、新薬開発のための優れたアプローチであるとともに、Athosチームがベストインクラスの能力であることを実証しています。わが社が新しい精密医薬品を患者に届けるために短期間で成し遂げた実績を誇りに思います」と、Iliopoulosは述べました。

会長兼創業者兼最高経営責任者(CMO)のAllan Pantuck(MD、MS、 FACS)は、「ATH-063の臨床導入の認可が得られたことを大変嬉しく思うと同時に、この新薬が、必要としている患者にもたらす可能性に大きな期待を持ちます」と語っています。「これは Athos社にとっての重要な節目であり、当社のプログラムとして初めて規制当局の認可を取得した、新しい遺伝子コントローラーを評価する史上初の臨床試験となります。この新しい治療薬は、当社の画期的な科学を活用しており、IBD、その他の自己免疫疾患、癌など多くの治療分野で幅広く応用できる可能性があります。」

ATH-063について

ATH-063は、ファーストインクラスの、経口、低分子遺伝子制御薬で、炎症性腸疾患、その他の自己免疫疾患、固形癌の治療薬として開発を進めています。ATH-063遺伝子の標的は、Athos社の計算エンジンによって、当社の大規模なIBD患者バイオリポジトリから、分子および臨床データを統合して特定された、遺伝子ネットワーク上の中心的なハブです。ATH-063は、炎症反応の抑制と、タイトジャンクションタンパク質の制御による、直接粘膜治癒の誘導の両面で作用します。 また、ATH-063の効果と相関する血液ベースのプロテオミクスとマイクロバイオームのバイオマーカーシグネチャーも開発しています。

Athos Therapeuticsについて

Athos Therapeuticsの使命は、自己免疫疾患、慢性炎症性疾患、および癌の患者生活に著しい影響をもたらすファーストインクラス医薬品を開発することです。 Athos社の医薬品開発プラットフォームは、世界有数の病院システムから提供される高品質の患者サンプルとデータの解析から始まります。Athos社は、臨床および分子データベースを統合して、疾患の生物学的ネットワーク(疾患インタラクトーム)を構築することで、新薬ターゲット(ハブ)を特定し、自社低分子計算化学プラットフォームと照合します。Athos社では、分子レベルで疾患の不均一性を評価することで、自己免疫と癌の生物学の複雑さを解明し、システム生物学的アプローチを導入して患者を特定の分子サブタイプに層別化することにより、精密医療治療薬を開発することを目指しています。当社の分析プラットフォームには、Athosデータレイク、確立されたオミックスフロー、対話型デイープラーニングエンジンなどがあります。共同創業者には、Kite Pharma社 (120億ドルで買収)創業者の1人、数十億ドル規模のFDA承認薬(Xtandi & Erleada)の医療化学者、現在IBD第III臨床試験中のmiR-124創薬標的の発見者がいます。Athos社のパイプラインには、炎症性腸疾患の主要化合物であるATH-63の他、様々な自己免疫疾患および癌を対象にした低分子化合物のアプローチがあります。

Athos Therapeuticsの詳細は、https://athostx.com/をご覧ください。

Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1324560/Athos_Therapeutics_Logo.jpg?p=medium600







このページの先頭へ戻る