プレスリリース
日本商工会議所青年部(以下、日本YEG/西村昭宏会長・鯖江商工会議所青年部所属)は、令和5年2月15日(水)〜19日(日)に、秋田県内各地で【第42回全国大会 美の国あきた大会】を開催しました。
本大会はテーマを【TO BE WITH YOU 〜あなたと一緒に〜 「喜びを幸せを共に感じよう そして次代へ」】とし、新しい時代へ起こるうねりの最中で真に価値あるものに気づき、同時に新しい価値を見出そうと、秋田県商工会議所青年部連合会を中心に企画、運営されました。
17日(金)には、秋田県内各地で分科会が開催され、秋田の魅力を存分に感じることができました。
18日(土)の記念式典では、政策提言書の手交式、今後5年間の中期ビジョンの発表、全国のYEGメンバーを対象に、実現可能性が高く、業績拡大に貢献する事業計画(ビジネスプラン)の表彰式、各地のYEG事業を対象とするYEG大賞表彰式などを通じ、日本YEGが今年度に進めてきた各事業が紹介されました。
秋田では初、また3年ぶりに対面での開催となった本大会は、オンラインを含め410単会、6,682名の参加登録があり、日本全国の青年経済人が秋田に集いました。
なお、令和5年度の全国大会は、来年3月に石川県小松市で開催します。
【令和4年度 政策提言書 手交式】
1年間かけて、YEGメンバーの声を集めて作り上げた提言は下記のとおりです。
提言1「中小企業の補助金の活用」
提言2「中小企業における人材の有効活用、生産性の向上」
提言3「地域経済活性化」
提言4「カーボンニュートラルの取り組みのための中小企業に対する支援」
(詳細については別紙参照)
政策提言作成にあたり、4月に全国各地の商工会議所青年部会長に向けて自社や自単会の中小企業が抱えている現在の経営課題についてアンケート調査を行い、また11月に中小企業の補助金活用等の個別のテーマについても全国のメンバーの声を聞くために追加のアンケートを実施しました。
加えて月1、2回の頻度でオンラインにて経済産業省、中小企業庁、環境省との間で提言テーマに関連する政策についての意見交換会や勉強会の開催、対面で経済産業省、中小企業庁や9つの地方経済産業局と意見交換し、中小企業の実情、課題、政策について学び政策提言書に反映させました。
上記の政策提言書を、日本YEG西村会長が、日本商工会議所の小林健会頭に手交しました。
【日本商工会議所青年部全国大会とは】
商工会議所活動の一翼を担う全国各地の青年経済人が、交流と研鑽を通じて次代への先導者としての意識高揚を図り、新しい地域文化の創造と豊かで住みよい地域づくりに向けた役割と責任について認識を深めることで、地域経済社会の将来にわたる健全な成長・発展に寄与する事を目的に、毎年地区を変えて開催する。第1回開催は1981年11月の群馬県前橋市。
【日本YEG組織概要】
次代の地域経済を担う青年経済人の相互研鑽の場として、また、資質の向上と会員相互の交流を通じて、自企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的とした団体です。
令和5年2月現在、全国471カ所の商工会議所に設置。全国組織である日本YEGに加入の青年部は417カ所を数え、その会員数は32,000名を超えています。