プレスリリース
オンキヨー株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:大朏 宗徳、以下「当社」といいます。)は、国立大学法人大阪大学が代表機関を務める「住民と育む未来型知的インフラ創造拠点」に参画しており、この度、本拠点が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による、産学連携プログラム「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野において、育成型から本格型への昇格審査に2023年2月14日に採択されたことをお知らせいたします。2023年4月から10年間、過酷な環境でも命を預けることができる科学技術をコアに、住民から信頼される社会基盤を創出するというミッションのもと、人の行動、感情の把握技術の開発を行う予定です。
■研究プロジェクトについて
【分野】 地域共創分野
【拠点名】 住民と育む未来型知的インフラ創造拠点
【プロジェクトリーダー】 関谷 毅(大阪大学 総長補佐/先導的学際研究機構教授)
【代表機関・参画機関】
代表機関 : 大阪大学
幹事自治体:大阪府、大阪市、摂津市、豊能町
幹事機関(企業等):清水建設株式会社、日本メクトロン株式会社
参画機関(大学等):大阪公立大学、奈良先端科学技術大学院大学、東京工業高等専門学校、関西大学、神戸大学、大阪工業大学
参画機関(企業等):株式会社かんこう、株式会社京阪流通システムズ、Next Group Holdings株式会社、TOMOIKI VENTURES株式会社、大和リース株式会社、TPホールディングス株式会社、ドローン・テクノサポート株式会社、応用技術株式会社、イノラックスジャパン株式会社、IMV株式会社、オンキヨー株式会社、一般社団法人地域情報共創センター、曽我部小学校、茨木市、吹田市
【関連するSDGs】
4:質の高い教育をみんなに
9:産業と技術革新の基盤をつくろう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任、つかう責任
17:パートナーシップで目標を達成しよう
■人の行動、感情の把握技術の開発について
当社は、住民と育む未来型知的インフラ創造拠点のうち、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学がリーダーを務める研究課題「人の行動、感情の把握技術の開発」について取り組みます。プライバシーに配慮した人流把握として、当社製振動センサを用いて、歩行者通行時の路面の振動を採取、振動信号を機械学習・深層学習し、通過を判定する技術について研究開発を行ってまいります。測定した人流に応じた交通インフラナビゲーションや可視化システムなどの、住民の幸福度を向上するシステムを開発し、他の参画機関と共に、地域住民の行動を、自治体職員や地域住民にフィードバックすることで、住み心地の良いまちづくりの実現を目指します。
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウを新分野に展開しようと設立した会社です。当社は、「楽しむ音」から「役立つ音」へとのスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を新たな分野へ昇華させる取り組みを全社一丸となって行っています。当社は、今後も、このスローガンのもと、新たな取り組みを行ってまいりますので、当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。
【関連リンク】
◆共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
https://www.jst.go.jp/pf/platform/index.html
◆共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 令和4年度昇格審査採択プロジェクト
https://www.jst.go.jp/pf/platform/file/r4_shoukakushinsa_saitaku.pdf
◆大阪大学 未来型知的インフラモデル発信拠点
http://miraiinfra.otri.osaka-u.ac.jp/