プレスリリース
TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)では、2023年 ロコモ対策商品ユーザーの実態とニーズ調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、足腰の衰えの改善を目的に健康食品を2〜3日に1日以上摂取している50〜70代の男女618人を対象に、ロコモ対策商品に関するアンケート調査を実施した。なお、今回は2019年に続き、2回目の調査となる。
◆調査の結果、足腰の衰えを感じる症状としては、「腰が痛い」「体が硬くなってきた」「階段の上り下りがつらい」などが多く挙がり、症状によって関連すると思う運動器に違いがみられた。例えば、「腰が痛い」は「筋力・筋肉量の低下」に出現率が集中したが、「階段の上り下りがつらい」は「筋力・筋肉量の低下」と「関節の衰え」の出現率がそれぞれ5割以上となり、「筋肉」と「関節」の両方が深く関わっている症状だと認識されていることがわかった。
◆栄養成分についてみると、足腰の衰え対策として摂取したい栄養成分は、「カルシウム」「グルコサミン」「コラーゲン」がトップ3となった。摂取方法について尋ねると、ほとんどの成分は「食事」で摂りたいとする人が多いが、「グルコサミン」「コンドロイチン硫酸」「プロテオグリカン」「イミダゾールペプチド」については、「サプリメント」で摂りたいとする人の方が多い。
◆また、足腰の衰え対策として現在意識的に摂取している栄養成分では、「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」の出現率がそれぞれ前回から11.3pt増、8.3pt増と大幅に増加しており、この3年間でシニアにおけるたんぱく質ニーズが急速に高まっている様子が確認できた。たんぱく質を意識的に摂取している層は女性70代に多く、同層は「たんぱく質が不足すると筋肉量が減少する」「膝や腰回りの筋肉を鍛えると痛みは緩和する」「シニア世代こそたんぱく質を積極的に摂るべきである」といった考えを持っている。
◆ロコモ対策商品においては、前回と同様、サントリーウエルネスの「ロコモア」「セサミンEX」「グルコサミンアクティブ」、明治の「ザバス」が上位となった。
今回の調査では、「毎日骨ケアMBP」や「骨こつケア」などの骨対策商品の認知率が大幅にアップしたほか、今回から追加した「ミルク生活」「おいしいコラーゲンドリンク」「ニッピコラーゲン100」などの商品が新たに現在摂取率ランキングの上位にランクインした。その一方で、前回上位にランクインしていた「皇潤」や「大正グルコサミン」などは、新製品の台頭により、認知率・現在摂取率ともに順位を落とす結果となっている。
◆当調査では50〜70代男女の足腰の衰えの実態や、足腰の衰えに対する対策、ロコモ対策商品の摂取実態などを調査。性別、年代別に加えて、「サプリメントタイプ」「アクティブタイプ」「ソーシャルタイプ」「ミールタイプ」「プレロコモタイプ」の5つのクラスターでも分析している。
【調査要覧】
<調査方法>WEBによるアンケート調査
<調査対象者>足腰の衰えを改善するために、2〜3日に1日以上の頻度で健康食品を摂取している50〜70代の男女618人
【調査実査日】
2022年11月25日
<資料名>
2023年 ロコモ対策商品ユーザーの実態とニーズ(第2弾)
―女性70代を中心に、シニアのたんぱく質ニーズが拡大!―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220230474
発刊日:2023年1月31日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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