プレスリリース
TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)では、2023年 子どもの栄養実態と商品ニーズ調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、子どもの栄養実態と健康食品(栄養補助食品、栄養機能食品なども含む)の商品ニーズを探るべく、『子どもの栄養を気にかけている3歳〜9歳の子どもを持つ20〜40代の女性594人』を対象にアンケート調査を実施した。
◆調査の結果、3歳〜9歳の子どもにおける「普段の食事で不足している食品・飲料」、「子どもが嫌いな食品・飲料」、「母親が子どもに積極的に摂らせたい食品・飲料」は、いずれも「野菜」が1位となった。なかでも、「ほうれん草」「小松菜」「しいたけ」「ピーマン」については、子どもに積極的に摂らせたいと思っている母親が多いが、苦手とする子どもも多く、母親が普段の食事で子どもに食べさせるのが特に難しい食材であることがわかった。
◆栄養成分については、「子どもに不足していると思う栄養成分」と「子どもに積極的に摂らせたい栄養成分」の両方で「鉄」「カルシウム」「食物繊維」がトップ3となった。このうち「鉄」に関しては「子どもに食事で摂らせるのが難しい栄養成分」でも1位となっている。
◆母親が現在気になっている子どもの症状と栄養状態との関連についてみると、「風邪をひきやすい」「虫歯」「低身長」「便秘」「痩せ」「肥満」などの症状は、子どもの栄養状態と関連があると考える母親が多い。また、発達障害や発達障害との関連が深いと思われる症状(落ち着きがない、協調性がない、イライラ・癇癪をおこすなど)については、健康食品(サプリメント)で解決したいというニーズが強かった。
◆今後の子ども向け健康食品の利用意向は55.9%となった。子どもの健康食品の利用に関しては、子どもの属性よりも母親の健康意識や価値観が大きく影響している。例えば、自身もサプリメントを摂っている母親や、子どもに良い学校に入学してほしいと思っている母親、世帯年収が800万円を超える母親は、一般的な母親と比べて健康食品に対する受容性が高く、子どもの健康食品の摂取率も高い傾向にある。
◆当調査では3歳〜9歳の子どもの生活習慣、健康状態、食事の摂取状況、食事の悩み、栄養状態、健康食品の利用状況などを徹底調査。子どもの性別、年齢別に加えて、母親のクラスター別(「安心安全タイプ」「料理嫌いタイプ」「キャリアタイプ」「家庭第一タイプ」「こだわりなしタイプ」の5タイプ)でも分析し、3歳〜9歳の子どもの栄養実態と母親のニーズを明らかにしている。
【調査要覧】
<調査方法>WEBによるアンケート調査
<調査対象者>子どもの栄養を気にかけている3歳〜9歳の子どもを持つ20〜40代の母親594人
【調査実査日】
2022年12月22日
<資料名>
2023年 子どもの栄養実態と商品ニーズ(第1弾)
―子どもの実態と母親のニーズを徹底調査!―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/health/cr220230475
発刊日:2023年1月23日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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