プレスリリース
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役 入澤 拓也、以下「エコモット」)は、広域傾斜検知システム「ぐらロイド」につきまして、本年12月15日現在において、建設現場での採用実績が累計300現場に到達したことをお知らせします。
広域監視にあたっての機器設置費の縮減や機器設置工程の短縮が期待される製品として、本年9月に国土交通省九州地方整備局により国土交通省新技術情報提供システム「NETIS」として登録されたこともあり、10月および11月の累計出荷台数が過年度平均に比べ約10%増加し、採用実績が累計300現場に到達しました。
NETIS番号:QS-220013-A
技術名称:広域傾斜検知システム「ぐらロイド」
<システム概要・利用イメージ>
■『ぐらロイド』概要
広域エリアに複数の傾斜センサ(子機)を設置し、地すべりや土石流等の発生により傾斜量が警戒値を超えた際にメールやパトランプにより、管理者や作業員にアラートを通知する技術です。子機から親機へのLPWA(LoRa)通信によるデータ送信後、親機からLTE回線によりクラウドサーバにデータを送信します。
・子機・親機間は見通し1km(但し、環境に依存する)の長距離通信が可能
・省電力化により子機は市販の単三型電池(リチウム乾電池推奨)2本で1年間以上の稼働が可能
・1台の親機に対して子機を最大50台まで接続可能
上記の特徴を有するため、広域監視にあたっての機器設置費の縮減や機器設置工程の短縮が期待される製品となっております。また、土砂災害検知のほか、建設現場の土留め鋼矢板や作業足場、仮囲いなどの傾きの監視にも活用できます。
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)へ上場。2019年1月にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。
所在地 : 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番5号 カレスサッポロビル7階
代表 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 6億1,532万円(2022年8月末時点)
事業内容: IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発、
並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL : https://www.ecomott.co.jp/