プレスリリース

スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」（開発元：早稲田システム開発株式会社（東京都新宿区））のサービスが、令和4年12月13日に山梨県立美術館（山梨県甲府市）に導入されました。



■導入の背景
山梨県立美術館では、展示作品に解説をつけていますが、解説が主に日本語に限定されており、外国人観光客の方および県内外在住の日本語を母国語としないお客様に作品解説が提供できていないという課題を抱えてきました。作品解説を多言語で、壁をパネルで埋め尽くすことなく提供する手段として、スマートフォンのアプリを使った情報提供を行うことになりました。

■ポケット学芸員選定理由
ポケット学芸員は、同館にて利用中の収蔵品管理システムを利用して配信ができる点、来館者がひとつのアプリで同館だけでなく、他の多くの館で使用できる点、たくさんの言語に対応している点などが評価され、採用に至ったとのことです。

■配信コンテンツの特徴
同館のポケット学芸員では、日本語のほか、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、フランス語で、主にジャン＝フランソワ・ミレーやバルビゾン派の作品について、充実した解説情報を提供しています。

■ 山梨県立美術館について
山梨県立美術館は、1978年の開館から「ミレーの美術館」として親しまれています。現在では、「ミレーとバルビゾン派の作品」と「山梨県にゆかりの深い作品」など、約1万点の絵画や彫刻を所蔵しております。コレクション展では1年に4回、季節に合わせて作品の入れ替えをしながら、美術館の所蔵品をご紹介しています。

■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ ： http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ ： https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

＜2022年11月時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム＞
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ポケット学芸員は、 GooglePlay／App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

iOS： https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android： https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
（推奨OS ：android 5.0以上　iOS 10.0以上）

【導入施設】
山梨県立美術館
〒400-0065　山梨県甲府市貢川1-4-27　TEL:055-228-3322
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/