プレスリリース
株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「ポリイソブチレン(PIB)の世界市場:製品別(C-PIB、HR-PIB)、分子量別(低、中、高)、用途別(タイヤ、潤滑油添加剤、燃料添加剤)、最終用途産業別、地域別 - 2027年までの予測」(MarketsandMarkets)の販売を12月6日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1153500-polyisobutylene-market-by-product-c-pib-hr-pib.html
ポリイソブチレンの市場規模は、2022年の29億米ドルからCAGR6.8%で成長し、2027年には40億米ドルに達すると予測されています。同市場の成長は、世界の運輸および建設の最終使用産業からの需要が増加していることに起因しています。ポリイソブチレンの流出リスクは、全世界の市場成長を抑制する主な要因となっています。同市場は、製品タイプ(C-PIB、HR-PIB)、分子量(低分子ポリイソブチレン、中分子ポリイソブチレン、高分子ポリイソブチレン)、用途(タイヤ、潤滑油添加剤、燃料添加剤、2サイクルエンジン、工業用潤滑油など、接着剤・シーラント)、最終用途産業(輸送、工業、食品、その他)、地域(北米、欧州、アジアパシフィック、中東&アフリカ、中南米)別に、分類されています。
最終用途産業別に、運輸セグメントは、最高のCAGRで成長
最終用途産業別に、2021年の市場は、運輸が最大で、工業がそれに続いています。同時にこのセグメントは、2027年までの間、最も高いCAGRで成長すると予測されます。この成長は、ポリイソブチレンが低吸湿性、電気絶縁性、低ガス透過性、耐熱性などの特性を持ち、産業のさまざまな用途に適しているため、輸送業界からの需要が増加していることに起因していると考えられます。さらに、ポリイソブチレンは、ギアオイルの粘度指数を向上させ、グリースの増粘剤や2ストロークオイルの発煙抑制剤として作用するため、自動車産業でも好んで使用されています。また、ポリイソブチレンをゴム状にしたものは、耐摩耗性が高く(トレッド摩耗)、転がり抵抗が小さい(燃費が良い)ことから、タイヤのインナーライナー、トレッド、サイドウォールの開発に使用されています。
アジア太平洋市場は、2027年にかけて最高のCAGRで成長
アジア太平洋市場は、ポリイソブチレンの輸送産業での使用が増加しているため、2022年から2027年の間に最大かつ最も急速に成長すると思われます。中国、インド、日本、マレーシアなどの新興国からのポリイソブチレンの需要が増加していることから、同地域はポリイソブチレンのメーカーにとって有利な市場の1つとなっています。
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当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。