プレスリリース

副業からフリーランス、独立起業へのコンサルティングを行う株式会社マーケティングフルサポート（本社：東京都渋谷区）は、12月16日の「フリーランスの日」に先駆けてフリーランスの人を対象に実施した「フリーランスの実態調査」の結果【第1弾】を発表します。

調査から、2023年10月の制度導入まで1年を切った「インボイス制度」については、「知らない」が昨年の36．8％から今年は16.7％に減少し認知度は向上しているものの、「これから調べる・検討する」が過半数を占め対応が先送りされている状況が浮き彫りになりました。また、導入に伴って不安に思うこととして、3割強が「自分が対象となるのかがわからない」と回答しました。

■調査結果概要
１．フリーランスでの現在の年商は300万以下が8割強
２．収支管理は、1位「会計ソフトで記録し、自分で確定申告」62.7％、2位「記録していない」29.6％
３．「インボイス制度」について、「これから調べる・検討する」が最も多く53.4％。
「知らない」は昨年の36．8％から今年は16.7％に減少し、認知度は向上している。
４．「インボイス制度」の導入に伴って不安に思うことは、「自分が対象となるのかがわからない」が36.6％で最も多かった。
５．もし働けなくなった場合の対策としては、1位「貯金」、2位「投資・運用」、3位「保険や共済」、4位「なにもしていない」。（複数回答）

■調査結果
１．フリーランスでの現在の年商は300万以下が8割強
フリーランスでの現在の年商は300万以下が8割強を占め、平均年収（443万円※国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」より）と比べると低い傾向でした。




２．収支管理は、1位「会計ソフトで記録し、自分で確定申告」6割超、2位「記録していない」約3割
収支の管理方法は「会計ソフトで記録し、自分で確定申告」が最も多く6割超でした。その一方で、「記録していない」が2位で約3割を占めるという結果となりました。



３．「インボイス制度」について、「これから調べる・検討する」が最も多く53.4％。
「知らない」は昨年の36．8％から今年は16.7％に減少し、認知度は向上している。
来年10月の制度導入まで1年を切った「インボイス制度」については、「これから調べる・検討する」が過半数を占め対応が先送りされている状況が浮き彫りになりました。一方で、「知らない」については昨年の36．8％から今年は16.7％に減少し認知度は向上してきているようです。



４．「インボイス制度」の導入に伴って不安に思うことは、「自分が対象となるのかがわからない」が36.6％と最も多かった。
「インボイス制度」の導入に伴って不安に思うことは、「自分が対象となるのかがわからない」が最も多く36.6％だった。次いで「特になし」が31.5％、「取引先から不利な条件での取引を求められるのではないか」が14.4％となりました。





５．もし働けなくなった場合の対策としては、1位「貯金」、2位「投資・運用」、3位「保険や共済」、4位「なにもしていない」。（複数回答）
もし働けなくなった場合の対策としては、1位が「貯金」で53.1％、2位が「投資・運用」で36.3％、3位が「保険や共済」で30.9％だった。その一方で4位「なにもしていない」も26.7％でした。（複数回答）

■ 調査実施概要
調査時期：2022年11月8日（火）〜11月10日（木）
調査対象：クラウドワークス（https://crowdworks.jp）に登録している フリーランサー
調査方法：インターネット上のアンケート調査
有効回答数：311人（男性178人、女性130人、未回答3人）

■ 当社代表　仙道達也による調査結果への考察
今回の「フリーランスの実態調査」では、来年10月の制度導入まで1年を切った「インボイス制度」について、「知らない」が昨年の36．8％から今年は16.7％に減少し、認知度の向上が見られました。その一方で、「これから調べる・検討する」が過半数を占め、対応が先送りされている状況が浮き彫りになりました。また、導入に伴って不安に思うこととして、3割強が「自分が対象となるのかがわからない」と回答しており、分野も働き方も多種多様なフリーランスが、自身の状況を判断できるような周知を行う必要があるようです。

また、近年問題になっているフリーランスのセーフティーネットについては、働けなくなった場合の対策として「貯金」や「投資・運用」をしていると回答する人がいる一方で、2割強の人が「なにもしていない」ことや、収支管理の方法については「記録していない」が約3割を占めていることからも、見切り発車感や場当たり的な印象があり、安定的な仕事獲得を目指すことはもとより、収支管理などの足元を固めていくことの必要性も啓蒙していく必要がありそうです。

■プロフィール
仙道達也（せんどう たつや）
株式会社マーケティングフルサポート代表取締役。大分県出身。
WEBマーケティング塾を主宰。起業・独立支援及びインターネットによるプロモーション支援を手掛け、受講生150名超を年商1千万円突破へと導く。再現性の高いプログラムが、初心者からスタートしても短期間で結果を出せると好評。

〜著書〜
「あなたの中に眠る才能を楽しくお金に変える！ 『教える系副業』のはじめかた」（PHPエディターズ・グループ／https://www.amazon.co.jp/dp/4909417826/）2021年12月発売。自分の強みを発見し、それを「教える系副業」に変えていくための具体的なノウハウをご紹介。

「愛されフリーランスのすすめ〜楽しく働いて仕事が途切れない私になる　４つのルール〜」（幻冬舎／https://bit.ly/32VSIYa）発行部数1万部を突破。Amazon “キャリアデザインの資格・就職部門” 1位獲得。

■会社概要
社名：株式会社マーケティングフルサポート
代表：代表取締役 仙道達也
本社所在地：東京都渋谷区神宮前5-51-6 テラアシオス青山3F
電話番号：03-6277-1314　（平日10:00〜18:00）
ホームページ：https://marketing-full-support.co.jp
設立：2014年12月11日
事業内容：コンサルティングサービスの提供、セミナー、イベントの開催、販売代理業、広告代理業、動画教材


【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社マーケティングフルサポート 広報事務局
担当：松本（携帯090-6111-9766）、杉村（携帯070-1389-0175）
E-mail：a.matsumoto＠netamoto.co.jp TEL：03-5411-0066 FAX：03-3401-7788