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プレスリリース

株式会社ノーマリズム

55%がアパレル製品の原産国表示を確認しない!「アパレル製品を購入する際、原産国表示を確認しますか?」のアンケート調査。

(DreamNews) 2022年11月24日(木)14時00分配信 DreamNews

アパレルOEMのマッチングサイト「アパレルOEM検索」( https://apparel-oem.com/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は、全国の10代〜50代の男女を対象に、「アパレル製品を購入する際、原産国表示を確認しますか?」のアンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに、アパレル製品の原産国表示に関する消費者意識を分析しましたのでご報告いたします。


■調査概要
調査対象: 全国の10代〜50代の男女
回答数: 100名
調査期間: 2022年11月22日〜 2022年11月24日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://apparel-oem.com/topics/topic-18


■55%が原産国表示を確認しない!

・確認しない: 55%
・確認する: 45%



《確認しない》
・安い製品は大抵中国産かベトナム産だと分かっているので、値段で判断することが多い。(20代/女性/京都府/パート、アルバイト)
・食べ物は国産かどうか気にするが、服は国産のものの方が少ないと思うから。特にどこで作られていても気にならない。(20代/女性/大阪府/学生)
・どの国で作られていても気にならないから。縫製や汚れ、デザインなどは気にして購入前にしっかり確認するけど、きちんと作られていて自分が気に入ったものなら原産国がどこであっても関係ないから。(30代/女性/東京都/正社員)
・そんなに高価な物を買わないので、だいたいが海外製品。ちょっとお高めの物を買っても、原産国は見ないですね。糸のほつれがないかとか、壊れてないかとかは見ます。(30代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
・ファストファッションを選ぶことが多く、たいてい中国製か韓国製なので殆ど確認しませんがまれに日本製だと嬉しく感じることがあります。(30代/女性/京都府/専業主婦)
・原産国によって品質に大きな変化がある時代は遥か昔に終わっているので特に気にしません。また、ヨーロッパ製でも実際に製造に従事しているのはアジアからの移民であることも多いので、この点から見ても原産国を気にすることは意味がないと思っています。(40代/男性/栃木県/自営業、自由業)
・販売されているほとんどの服が外国産であるため、確認したところで特に何も思わないので原産国表示はわざわざ確認しません。国産であれば価格が高かったり、表立って日本製であることが表示されているので確認する前に目につくような気がします。(40代/女性/兵庫県/専業主婦)
・日本産の物はアピールが大きく書いてあったりして、パッと目に付くようになってる物が多いから、確認では無く、見えてしまうのて、確認はわざわざしません。それ以外は外国産だろうから、わざわざ確認はしません。(40代/女性/茨城県/専業主婦)
・素材は気にしますが、原産国はほとんど見ません。原産国の違いによる縫製の雑さは昔ほどではないので。(50代/女性/神奈川県/専業主婦)
・食料品は確認するがアパレル商品に関してはブランドなどは気になるが原産国は気にならないから(50代/男性/大阪府/正社員)

《確認する》
・普段の食材も含む買い物はなるべく国産のものを選んでいるようにしているため。輸入の際のco2を削減するのと、国内の地産地消が大切だから。(20代/女性/大阪府/自営業、自由業)
・一応見る。やっぱり日本製が1番しっかりしていると思うから。(20代/女性/愛知県/無職)
・原材料費と人件費がどれくらいかかっているか購入する前にイメージしてからその商品を購入したいからです。また高めの衣類や長く着る予定のものは、国産かどうか念のためチェックします。外国産だからといって買わないというわけではありません。(30代/女性/福岡県/専業主婦)
・日本かそれ以外かを気にしている。どこの国だから買わないというのはないが、日本のものであればラッキーという気持ちになるため。(30代/男性/千葉県/自営業、自由業)
・これまでの経験上、中国製のものは作りが非常に悪くすぐダメになってしまうことが多かったため避けるようになりました。(30代/女性/東京都/会社経営、役員)
・やはり余り海外製の安いところですと長持ちしない事がしょっちゅうありますので、どうしても確認はします。(40代/女性/東京都/正社員)
・食品を含めてすべて確認しているので週刊のようなものです。それでも中国製品は人権問題など気になる部分が多いのでできるだけ買い控えるようにしています。(40代/男性/北海道/正社員)
・生地の安全性や縫製の丁寧さなどが原産国に反映されると思うので必ず確認する。(40代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
・縫製に違いがありそうなので。また全体的な品質などにも違いがありそうなので。(50代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
・素材などちゃんとした物かを見たいので原産国は確認します。(50代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)


■まとめ
アパレル製品を購入する際に原産国表示を確認するかについて、「確認しない」が55%、「確認する」が45%となり、過半数の人が原産国表示を確認しないという結果でした。

「確認しない」人の意見では、「おおよそ外国産と分かっている」、「原産国はあまり気にならない」、「原産国よりブランドを信用している」といった意見が多く見受けられました。

「確認する」人の意見では、「原産国によって品質に違いがある」、「外国産だからといって買わないわけではない」、「人権問題や環境問題が気になる」といった意見が多く見受けられました。

日本国内で流通する国産品の割合は2〜3%程度、つまり流通のほとんどが外国産という現状を踏まえると、「わざわざ確認しなくても外国産であることは分かる」という意見はうなずけます。

また品質の良い中国産や東南アジア産のアパレル製品が増えていることもあり、「原産国と品質は必ずしも関係しない」と考える人が増えているように思われます。

しかしながら原産国表示を確認する人の中に「人権問題や環境問題が気になる」という意見があるように、ある特定の原産国のアパレル製品に対して、一定数の人が購入を避ける傾向があることが分かりました。


■調査結果の引用・転載について
本レポートの著作権は、株式会社ノーマリズムが保有します。
引用・転載される際は、「アパレルOEM検索」( https://apparel-oem.com/ )へのリンクと出典を明記してご利用いただくようお願いします。


■株式会社ノーマリズムについて
「最高の普通を追求します。これからの普通を創造します。」をコンセプトに、「アパレルOEM検索」( https://apparel-oem.com/ )など、主にアパレル業界向けのWEBサービスを提供しています。

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