プレスリリース
日本商工会議所青年部(以下、日本YEG/西村昭宏会長・鯖江商工会議所青年部所属)は、令和4年8月26日(金)、27日(土)の両日、北海道留萌市において、「日本商工会議所青年部第35回北海道ブロック大会」を開催しました。
ブロック大会とは、経済・社会環境が大きく変化する中で、企業と地域社会の次代を担う青年経済人が互いに交流と連携の輪を拡げ、企業の発展と豊かな地域社会の形成に果たす商工会議所の役割を認識し、その実現のために青年経済人として何をなすべきかを研究し研鑽することを目的としており、全国9つのブロックそれぞれで開催しております。
本大会は、大会テーマに「すべては未来のために〜黄金に輝く夕陽の街で今この瞬感を〜」を掲げ、26日には北海道内の商工会議所青年部(以下、YEG)の指導的役割を担う会長らが集まり、YEGの直面する課題について意見交換を行う会長会議を実施いたしました。27日は、留萌市文化センターにて記念式典を開催し、多くの来賓の方々にもお越しいただきました。その後、株式会社モンベル 代表取締役会長 辰野 勇 氏をお招きした記念講演、カヤック体験や日本最北の酒蔵「国稀酒造」を巡るツアー、水産加工場見学ツアー、キャンピング体験など、留萌の食、自然、文化などに触れられる各種分科会も開催しました。
登録者数も過去最高の807名に登録していただき、北海道だけではなく全国各地にこの留萌の地をアピールすることができ、スローガンである夕陽の街で『今』の最高の瞬間を感じていただけたかと思います。(コロナ対策として、一部オンライン参加者も交えて行いました。)
日本Y E G西村会長は、記念式典の挨拶で「3年ぶりの現地開催となりました。過去にオンライン開催となった、石狩大会、網走大会の悔しい想いを引き継ぎながら、継ぎ、紡ぎ、繋いでいこうとするその思いに、そしてその責任感、その行動力に心から敬意を表したいと思います。」「わたしたちの経済や生活は新たな時代に向けて、急激に変化を迫られております。わたしたちYEGもまた、新たな時代に向けてYEG活動の再構築や、自己変革が今求められているのではないでしょうか?できるのは未来を変えることです。今何ができるかを考え、未来を見据えて今、行動を起こすことです。この変革の時期だからこそ、わたしたちYEGは、改めてYEGの存在意義とは何か?そしてわたしたちが目指す未来とは何か?を改めて考え直し、そして自企業の発展のため、地域の発展のため、今こそ新たなる一歩を踏み出していかなければなりません」と話しました。
【商工会議所青年部(YEG)とは】
商工会議所青年部は、次代の地域経済を担う青年経済人の相互研鑽の場として、また、資質の向上と会員相互の交流を通じて、自企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的としています。
「YEG」とは、商工会議所青年部の英語名(Young Entrepreneurs Group=若き企業家集団)の頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth,Energy,Generalistを表しています。
2022年5月現在、日本YEGに加入の青年部は417カ所を数え、その会員数は32,000名を超えます。YEGでは、地域の経済的発展の支えとなるべく、全国各地でのコンベンションの開催、地域からの要望や意見を集約し提言を行う活動、経営課題を解決するための事業、講演会・セミナーなどの研修事業、国際的な交流活動などを行っています。