プレスリリース
美容室の口コミサイト「ヘアログ」( https://hairlog.jp/ )を運営する株式会社ノーマリズム(東京都目黒区)は、全国の10代〜50代の男女を対象に、「今年は値上げの夏!美容院の値上げは許容できますか?」のアンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに、2022年度の美容院の値上げに対する消費者の許容度とその理由を分析しましたのでご報告いたします。
■調査概要
調査対象: 全国の10代〜50代の男女
回答数: 100名
調査期間: 2022年6月13日〜 2022年6月14日
調査方法: インターネット調査
調査結果URL: https://hairlog.jp/special/article/12034
■今年は値上げの夏!いきつけの美容院が値上げをした場合、あなたはどうしますか?
・値上げは仕方ないと思うので、引き続き同じ美容院に通うと思う(許容できる): 58%
・値上げの金額によっては、美容院を変えることを検討する(どちらとも言えない): 35%
・値上げした場合は、おそらく美容院を変えると思う(許容できない): 7%
■「許容できる」の意見
・食料品なども様々なものがみんな物価が上がり値上げ値上げとニュースでやっているのをみているので、消費者側もきついが、きっとお店など提供する側もきついことなんだと思うから、しょうがないと思う。行きつけの美容院なのでスタッフとの関係もあるので新しいところを開拓する気もない為(20代/女性/神奈川県/専業主婦)
・どの業界もこのような場面に直面すると思っているので、美容院は変えないです。また、何年も同じ美容院・美容師に担当いただいているので、たとえ値上げしても同じ方がいいなと思っています。(30代/女性/埼玉県/会社経営、役員)
・長年通っていて髪型については満足している。他店へ行って満足できなくて、また戻るのはちょっと気がひけるし、いきつけ以外の美容院でも原材料が上がるのは同じだと思うから。(40代/女性/東京都/正社員)
・値上げはどこも同じだと思いますし、他のところに変えて満足度が低下したら意味がないとおもいますので。やはりお気に入りの美容院って自分にとってはかなり重要な部分でもありますので、多少の値上げは目をつぶります。(40代/男性/北海道/自営業、自由業)
・別の美容院に変えて、気に入った美容師に当たるかどうか不安だからです。髪のクセや頭皮の状態、好きなスタイルなどをわかってくれている美容院に、値上げがあったとしても通うと思います。(50代/女性/北海道/専業主婦)
■「どちらとも言えない」の意見
・私はいつもカットとカラーで12,000円ほどです。メニューにもよりますが、そもそもの値段が高いので、数百円の値上げなら我慢できますが、数千円の値上げとなると、今までの価格帯で通える所を探すと思います。あと、生活費の中で削るなら美容代と考えているというのもあります。(20代/女性/広島県/派遣社員、契約社員)
・今はカットとカラーとヘッドスパでだいたい毎回1万7000円くらいですが、特に家から近いという理由だけで、ここじゃなければという理由もないので、+2000円になったら美容院を変えることを検討します。(30代/女性/神奈川県/正社員)
・カット&カラー&パーマ&トリートメントの値段が13000円ぐらいならそのままその美容院で、15000円以上なら基本的に美容院を変えます。ただし、付近にその美容院より安いところが見つからなかった場合は、17000円以内ならその美容院で、以上なら少し遠くても安い美容院にします(30代/女性/静岡県/パート、アルバイト)
・生活が苦しいのは誰しもが同じ状況だと思うので、多少の値上げはやむを得ないし、ずっとひいきにして通ってきた美容院なら尚更、了承せざるを得ない。ただ、シャンプー&カット&ブローで3000円以上といった大幅値上げの場合(自分にとっては)、他店を検討し始めるかもしれない。(40代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
・先日行きつけの美容院がパーマの金額を1000円値上げしました。続けていくべきかどうか思案中です。パーマ液の値上げにしては高すぎると思うんです。(50代/女性/大阪府/専業主婦)
■「許容できない」の意見
・給与が上がらないのに他のものは高くなっていきお金はどんどんと減っていくので、少しでも安いところに行き節約すると思います。(20代/女性/滋賀県/正社員)
・今は6年ほど通っているし施術に満足しているが近くにもっと安いところは数店あるので、そちらに行くと思う。(20代/女性/岡山県/専業主婦)
・他に安くて良い美容院と出会えるかもしれないからです。(30代/女性/愛知県/自営業、自由業)
・他で様々なものが値上げしているため、値上げに対応できない(30代/女性/山形県/パート、アルバイト)
・技術料で設定料金の違いがあるので使用するシャンプー等の値段が高くなって料金を変えずに続けられる店もあると思うので美容院を選び直すと思います。(50代/女性/兵庫県/正社員)
■まとめ
2022年度の美容院の値上げについて、「許容できる」が58%、「どちらとも言えない」が35%、「許容できない」が7%と、「許容できる」が過半数を超える結果となりました。
「許容できる」の理由としては、「値上げは仕方ない」や「他の美容院を探すのが面倒」、「他の美容院も値上げする」という意見が多くみられました。
「どちらとも言えない」では、人により許容できる金額の幅が異なりますが、大幅な値上げでなければ概ね許容できるという意見が多く見られました。
「許容できない」の理由としては、「節約したい」や「近くにもっと安い美容院がある」、「美容院にこだわりがない」という意見が主でした。
「許容できる」と「どちらとも言えない(概ね許容できる)」を合わせると9割を超える結果となり、2022年度の美容院の値上げに対する消費者の許容度は「高い」ということが分かりました。
■調査結果の引用・転載について
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■株式会社ノーマリズムについて
「最高の普通を追求します。これからの普通を創造します。」をコンセプトに、美容室の口コミサイト[ヘアログ]( https://hairlog.jp/ )など、主に美容室業界向けのWEBサービスを提供しています。