プレスリリース
ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)の提供する「メタボ直前期通知サービス」が栃木県真岡市の保健事業として採用されたことを2022年6月1日に発表しました。
【真岡市の課題と背景】
真岡市において医療費が高額な疾病は、いずれも生活習慣病である「糖尿病」、「高血圧性疾患」、「腎不全」が挙げられます。また、生活習慣病の要因となる「メタボ該当・予備群該当」である加入者の割合も年々増加傾向にあります(真岡市第2期データヘルス計画)。これを受けて真岡市では、糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化の予防を目標として掲げ、対象者への特定保健指導や生活改善の意識向上を図る講演会の実施等を行ってきました。これらにより市民一人ひとりの生活習慣改善の意欲を高め、メタボ該当者・予備群該当者を減少させる取り組みを現在も続けています。
【真岡市の事業実施内容】
今回真岡市では、過去の健診データを活用して、「次回の健診でメタボに該当する可能性が高い者」を抽出し、対象者に生活習慣改善の意欲を引き出す「個別アドバイスシート」を送付しました。
エヌ・エイ・シーが健診データをもとに制作する今回のシートには、対象者個人の過去の健診結果がグラフ化されており、自身の現在の健康状態やそれまでの推移をひと目で把握することが可能です。また、自発的な生活習慣改善につながるような、簡単で生活に採り入れやすい具体的なアドバイスも掲載しています。
真岡市では今回の事業により、対象となった方に、自身の健康状態の理解と生活習慣改善に向けた行動変容を促すことで、メタボ該当者・予備群該当者の削減を目指していきたいと考えています。
【エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」は、保険者からお預かりした健診データを突合・分析し、個人の複数年の健診結果に基づいて自動生成される、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスを送付できるサービスです。
通知シートには過去から直近の健診結果推移が一目でわかるようなグラフが表示され、自分自身の健康状態の変化を自覚しやすいようになっています。自身の健診結果に基づいた勧奨シートやアドバイスシートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診や、生活習慣改善等の行動変容を促します。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「メタボ流入抑制サービス」をはじめとする個別通知に特化したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「メタボ直前期通知サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_04.html
栃木県真岡市:https://www.city.moka.lg.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/