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プレスリリース

安全管理業務における危険予知の高度化・現場改善をAIがサポートする「SpectA KY-Tool」を7月1日(金)より提供開始

(DreamNews) 2022年05月24日(火)13時00分配信 DreamNews

SOLIZE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮藤 康聡)は、現場の安全管理業務や危険予知(KY)活動の効率化および高度化を支援する「SpectA KY-Tool(※)」を、クラウドサービスとして7月1日(金)より提供を開始します。

なお、「SpectA KY-Tool」は、前田建設工業株式会社と共同開発を進めてきました。同社の職員や協力会社を含む現場担当者による、課題解決のための知見を活かした開発を進めています。
※SpectA(スペクタ)サービスにおけるクラウドサービスの一つです。

建設や工場などの現場では、日々安全管理業務を行っている中で、さまざまな要因により事故が発生しています。全産業において、年々死亡者数は減少していますが、怪我も含めた死傷者数は増加傾向にあり、たった一回でも労働災害が起こると、個人にとっても、会社にとっても甚大な損失をもたらします。企業は自社のみならず、協力企業への安全教育義務もあり、業務やデータ管理自体の非効率も相まって安全管理に多大な労力をかけざるを得ない状況です。

SOLIZE独自の自然言語処理AI(アスペクトエンジン:特許出願中)を搭載したSpectA KY-Toolは、現場で実施予定の作業や工事に対して、蓄積された過去の災害事例から関連したリスクを事前に抽出します。本ツールにより、組織の中で
活用しきれていない暗黙知となっている災害情報を効率的に共有することが可能となります。各ユーザーは抽出・レコメンドされた情報をもとに適切な安全指示・対策を作業者に喚起することで、熟練者や現場の暗黙知に依らない事故の未然防止に寄与することが可能です。


「SpectA KY-Tool」の特長

■関連情報を簡単に検索
作業情報入力時は特定の文言を記入しなくても、類似の単語をAIが自動的にタグ付けを行い、関連情報を簡単に検索できます。文章検索をする時のキーワードの優先度などを容易に任意で設定し、その設定情報ごとに異なる災害事例を提示します。

■直感的に把握できるインターフェース
作業に関連する「安全指示対策一覧」と「災害事例一覧」の内容を、わかりやすく提示します。安全指示対策一覧では、作業に関連する対策やリスク要因を、関連度の高さに応じて一覧表示します。災害事例一覧は、事例における発生状況(タイトル/画像)や関連度(タグスコア)、重要度(災害重篤さ)、リスク/対策(事例内)等が要約された状態で表示します。

■自分では思いつかない気づきを提示
「作業情報入力(タグ選択)」と「災害事例検索時」でユーザーに気づきを与えます。タグ選択時は、選択したタグから関連性の高いタグをレコメンドし、より具体的な情報入力を支援します。事例検索時は過去膨大にあるデータを検索し、
ベテランも経験したことのない関連度の高い災害事例を提示します。また、作業内容だけでなく細かい状況変化内容(天候等)の入力により、より関連性の高い事例を提示します。

SOLIZEはSpectA KY-Toolを通じて、工事現場での安全意識向上と労働災害の削減に貢献してまいります。


「SpectA KY-Tool」に関する情報はこちら
https://www.solize.com/service-solution/specta/kyt/


■SpectAについて
SpectAとは、「企業の競争力の源泉である人や組織の暗黙知」と「自然言語処理AI技術」
を掛け合わせることで、熟練者が培ってきた経験やノウハウを組織知へと変換し、
ダイナミックな知恵の活用を実現する、SOLIZEの製品・サービスの総称です。
https://www.solize.com/service-solution/specta/

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