プレスリリース
陰陽道・聖徳太子信仰・神祇灌頂・真言立川流・摩多羅神など、日本の宗教文化の奥深くに蠢く秘教≠フ謎に迫る! 秘教I』『秘教II』(ともに著者:藤巻一保)4月20日に同時発売!
戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『秘教I―日本宗教の深層に蠢くオカルティズムの源流』『秘教II―現代語訳で読む秘儀・呪法の根本史料』(ともに著者:藤巻一保)を2022年4月20日に発売いたします。
深遠なる秘密の教えを秘教≠ニいう。
本書は、2007年に著者が上梓した『増補改訂版 日本秘教全書』をもとに内容を一新した意欲作です。大きめの活字で難読漢字にはフリガナを多用し、読みやすさを追求。全2冊として刊行いたします。
『秘教I』は本文篇にあたり、日本のあらゆる宗教文化の奥深くに蠢き、安倍晴明、聖徳太子、後醍醐天皇といった、歴史上、名の知れた人びともその深遠をのぞきみた秘教とは何かをたどっていきます。星の秘儀(星宿)、密教呪法、邪教・真言立川流、摩多羅神といった、果てしなく仄暗い神秘の秘教世界は、人間の心の奥底にある、神仏を求めずにはいられない宗教的心性を浮き彫りにしてくれます。
『秘教II』は史料篇にあたり、密教、陰陽道、神道などの諸秘教と深く関連する経論・口伝・説話などの古文献9点を現代語訳。それらに詳しい注釈を付したものです。
真言立川流や神祇灌頂の関連文献などは、秘儀・呪法の実態を最も如実に示しており、日本中世に孵化したオカルティズムの源流にふれることができます。
2冊そろえて読めば、秘教思想全般への理解が進む構成となっており、神秘学・宗教学に興味のある方にとって必読の書となっています。
【目次】
『秘教I―日本宗教の深層に蠢くオカルティズムの源流』
第一章 宮廷陰陽道と安倍・賀茂宗家
第二章 北斗と北辰をめぐる星の秘儀
第三章 秘教の教主・聖徳太子と『旧事本紀大成経』
第四章 「仏国土」の天皇と密教呪法
第五章 真言立川流の底を流れるもの
第六章 玄旨帰命壇と摩多羅神の秘儀
『秘教II―現代語訳で読む秘儀・呪法の根本史料』
第一章 『抄』三国相伝金烏玉兎集の由来
第二章 『北辰妙見大菩薩神咒経』
第三章 『聖徳太子伝暦』
第四章 『神祇灌頂私式次第』
第五章 『受法用心集』
第六章 『宝鏡鈔』
第七章 『辰菩薩口伝』
第八章 『天台灌頂玄旨』
第九章 『摩多羅神私考』
【商品情報】
書名:『秘教I―日本宗教の深層に蠢くオカルティズムの源流』
著者:藤巻一保
定価:3,200円+税
ISBN:978-4-86403-418-0
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/636/
書名:『秘教II―現代語訳で読む秘儀・呪法の根本史料』
著者:藤巻一保
定価:2,800円+税
ISBN:978-4-86403-419-7
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/637/
【著者紹介】
藤巻一保(ふじまき・かずほ)
1952年、北海道に生まれる。中央大学文学部卒。宗教研究家。作家。宗教における神秘主義をテーマに、雑誌・書籍などで幅広く執筆活動を行う。
著書に、『第六天魔王と信長』(悠飛社、1991年)、『真言立川流』(学習研究社、1999年)、『安倍晴明』(学習研究社、2000年)、『日本秘教全書』(学習研究社、2007年)、『アマテラス』(原書房、2016年)、共著に、『北の五芒星 安倍晴明』(春陽堂書店、2000年)、『七人の役小角』(桜桃書房、2000年)、『安倍晴明『内伝』―現代語訳総解説』(戎光祥出版、2017年)、『秘説 陰陽道』(戎光祥出版、2019年)など多数。
【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
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