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プレスリリース

立命館大学とSOLIZEが、VR技術を効果的に活用した学習教材の開発を開始 ■学生がVR技術に触れるアプリケーション体験会のご案内■

(DreamNews) 2022年04月07日(木)15時00分配信 DreamNews

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本件は、立命館大学とSOLIZE株式会社の共同発表です。
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 立命館大学教育・学修支援センター(※1)とSOLIZE株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮藤康聡)は、VR技術の特徴を効果的に活用した学習教材の開発を開始いたします。開発に先立ち、4月14日(木)、本取り組みの主体となる学生を対象に、VR技術に触れる体験会を開催しますので、ご案内いたします。

本件のポイント
■VR技術が学生の学習の質向上に繋がるかを教育学の観点から検証する
■SOLIZE株式会社と連携し、理科教材等のプロトタイプを制作
■約3カ月間、学生がゼミナール活動でVRの新たな可能性を探る

 近年、VR技術の教育活用が進んでいますが、学習の質向上に資する取り組みには十分につながっていません。国内では、授業でVR技術を使う事例もありますが、Zoom等のウェブ会議システムを用いる形態と、学習内容にほとんど差がみられません。

 本取り組みでは、仮想空間における参加者間の心理的安全の構築と相互作用を中心とした学習に注目し、仮想空間で対面環境と同等以上の学習効果を得る教材の設計・開発を目指します。
本学教育・学修支援センターの中島英博教授と産業社会学部の野原博人教授が連携し、野原教授のゼミナールに所属する学生がVRを用いた理科教材を設計し、開発委託を経てプロトタイプを制作します。制作した教材は、受講生同士でピアレビューを行い、学習効果を検証します。優れた教材は、その有効性について小・中学校等の教育現場において実証実験を行う予定です。
 教材制作にあたっては、人間の感覚を刺激し、リアリティかつ高い没入感を生み出すVR技術と、バーチャル空間で学びの体験量を増加させる体験型コンテンツサービスを提供するSOLIZE株式会社と連携し、学生が主体となり3カ月かけて実施します。大学およびSOLIZE株式会社は、VRの説明や学生のアイデアに対するフィードバック等を行います。

 なお、本取り組みは、立命館大学の政策予算「アフター・コロナを見据えた教学高度化予算」(※2)を活用しています。

■VR技術説明およびアプリケーション体験会について
日 時:2022年4月14日(木)13時〜14時30分
場 所:立命館大学衣笠キャンパス 以学館2階 Visual.Lab.2
参加者:「ゼミナールI」を受講する学生12人
内 容:VR技術を学んだ後、学生がVR機器を実際に体験

講義スケジュール(予定):
4月7日(木) 授業の概要や到達目標の確認、進め方の説明など
4月14日(木) VRの技術紹介・アプリケーション体験(説明:SOLIZE株式会社)
4月21日(木)〜5月12日(木) グループワーク
5月19日(木)、5月26日(木) 教材案の発表およびSOLIZE株式会社からのフィードバック
6月2日(木)〜6月16日(木) グループワークおよびSOLIZE株式会社とのブラッシュアップ、コンサルティング
6月23日(木)、6月30日(木) 教材発表会
以降 SOLIZE株式会社による教材制作・納品、大学の講義で検証、学校現場での活用

SOLIZE株式会社について:
3D CADをはじめとするさまざまなデジタルツールを駆使する設計開発支援 、3Dプリンターによる試作品製作・導入支援、暗黙知を形式知化し、開発を効率化するコンサルティングなど、製品開発の幅広い技術とサービスを提供している。
HP:https://www.solize.com/

(※1)立命館大学教育・学修支援センターについて
教職協働と学生参画を基盤として、全学的な教学政策形成や継続的な評価・検証・改善のプロセスにおける支援、学部・研究科等の教育および学生の学修の質向上にむけた取り組み支援、センター独自の教育・学修支援、教員・学生支援およびそれに必要な調査・研究を行う機関。主な事業として、「ICTを活用した教育施策の改善および推進の支援」がある。
HP:http://www.ritsumei.ac.jp/itl/outline/

(※2)アフター・コロナを見据えた教学高度化予算について
アフター・コロナを見据えた教育環境の整備や新たな可能性の模索、先進的なアイデアの具体化を進めるための教学政策予算。2021年度に新設し、必ずしも短期的な成果を求めるのではなく、中長期的な視点で、立命館大学全体への波及効果が期待される取り組みに予算を配分している。

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