プレスリリース
積水ハウスとマリオット、「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」3月21日開業 〜奈良県の歴史文化などを学べる新施設「なら歴史芸術文化村」も同日開業〜
積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」の旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」を3月21日(月・祝)に開業いたしました。また、開業を記念し、オープ二ングセレモニーおよび内覧会を実施いたしました。当ホテルで、6府県15か所目、奈良県では初の開業になります。
また、ホテルと隣接する道の駅「なら歴史芸術文化村」も同日開業しました。当ホテルブランドと道の駅が同日に開業するのは今回が初めてになります。「なら歴史芸術文化村」は、奈良が誇る歴史文化や質の高い芸術文化を、「知る・学ぶ・体験する・楽しむ」ことを通じ、「本物にふれ」、「新たな視点・感性」が生まれる場となることをコンセプトにした新施設です。文化財4分野(仏像等彫刻、絵画・書跡等、歴史的建造物、考古遺物)の修復作業現場の通年公開は日本初の試みです。文化財修復技術への関心を高め、奈良の文化を次世代へ伝えることを目指しています。
「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」のオープニングセレモニーには、積水ハウス株式会社の仲井嘉浩、マリオット・インターナショナルのカール・ハドソンをはじめ、自治体代表として、荒井正吾奈良県知事らが登壇し、プロジェクトやホテル開業の経緯や今後の展望などについて語りました。
今後、北海道、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県の8道県14か所で1,184室のホテルを開業し、2025年には26 道府県にて約3,000室規模の拡大を目指します。
登壇者ご挨拶
積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO仲井 嘉浩(なかい よしひろ)
本日、本プロジェクト6府県15か所目かつ奈良県初となる「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」と、道の駅「なら歴史芸術文化村」が同時に開業できましたこと、大変喜ばしく思います。
「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、地域やパートナー企業とともに、観光を通じて地域経済を共に創り上げ、活性化していく事業です。プロジェクトのポイントは3つです。
1つ目は、道の駅にホテルを隣接させた点です。ホテルは地域を渡り歩く拠点として宿泊に特化することで、旅行者と地域の方々との交流や道の駅・地域の飲食店などとの往来を増加させ、地域経済の活性化を狙います。2つ目は、新しい旅のスタイルの提案です。ホテル周辺には、最古の古道と呼ばれる「山の辺の道」など歴史的に非常に価値のある文化財が多数あります。
地域のディープなスポットを巡り、偶然の出会いを楽しみながら渡り歩く、
“旅の新たな価値”を提案いたします。
3つ目は、アライアンスです。これまでに26道府県の自治体、43社のパートナー企業の皆様と事業連携を進めてきました。今後も新たな連携を模索し、奈良県や天理市の知られざる魅力を発信していきます。
今後、2025年までに26道府県、約3,000室まで規模を広げ、未知なるニッポンを渡り歩く旅、未知なるニッポンを創造していく挑戦が始まります。地域およびやパートナー企業の皆様と一緒に新しい旅の価値を発信してゆきたいと考えています。是非、今後のプロジェクトにご期待ください。
マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデント カール・ハドソン
本日、「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」が開業できること、非常に喜ばしく思います。同時に、ご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
本プロジェクトは、2020年に本格始動し、岐阜県、栃木県、京都府、三重県、和歌山県の5府県にて14軒のホテルを開業しました。当ホテルは6府県15軒目になります。2022年には、今後3道県に6軒のホテルが開業を控え、更なる全国拡大を予定しております。地方の様々な魅力や旅の選択肢を旅行者の皆様に提供してまいります。そして、それをサポートしているのが、世界1億6千万のMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)メンバーです。
フェアフィールド・ブランドは、1987年に第1軒目を開業して以来、約1,200軒を展開し、世界各地で成長し続けています。各地域には、その土地ならではの魅力があり、全く違う顔を見せるのが、日本の醍醐味です。
古都奈良にある「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」は、ユネスコ世界遺産、貴重な文化財の修復過程、伝統工芸、工芸体験など、日本文化を深く探求するのに最適な拠点と考えています。フレンドリーなホスピタリティと心地よさで溢れる温かみのある空間を旅行者の皆様に提供いたします。
また、この未曾有の時代に、お客様と従業員の安全と健康を最優先に考えながら、国内のポートフォリオを継続的に拡大していきます。
奈良県知事 荒井 正吾(あらい しょうご)様
本日、「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」を開業いただけること、非常に喜ばしく思います。
天理市のように、中心部から離れた郊外では、観光施設や飲食店は数多くありません。その中で、旅行者の皆様をどのように、“おもてなし“をするのかは、地域の人々が一丸となって知恵を絞らないといけないと思います。
そこで今回、「なら歴史芸術文化村」と「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」が同時に開業し、様々な楽しみを提供できる複合施設が新たに完成したことにより、旅行者の皆様に新たな“おもてなし”が提供できると考えております。
また、天理市は、自然が豊かで景色が美しいです。トレッキングやサイクリングに最適で、過去には海外の方も多く来訪いただいております。
今後、歴史や文化などに加えて、自然のアクティビティも楽しんでいただける拠点になればと期待しております。本日は、誠におめでとうございます。
フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道 概要
古都奈良にある「なら歴史芸術文化村」に隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」。「なら歴史芸術文化村」では文化財保存や修復などの貴重な技術を間近にふれられ、伝統工芸品の展示やモノづくりを体験できるワークショップなど好奇心を満たす催しが盛りだくさんです。当ホテルを拠点に、世界に誇る歴史、文化、伝統など、奈良の奥深い魅力を堪能する旅を満喫できます。
WEBサイト:https://www.marriott.co.jp/osaft/
・客室 99部屋 キング:35室(アクセシブルーム:1室)、ツイン:64室
・宿泊費 1室14,520円〜(2名様利用、税金、サービス料込)
・延床面積 3,800m2
・階数 4階
・所在地 奈良県天理市杣之内町元山口方438-7
・支配人 星野 滋
(左)ホテル外観(右)ツインルーム
「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」朝食ボックス
当ホテルは、宿泊特化型ホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめとする地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
なお、朝食は、地域の特産品や名物料理を使用した「朝食ボックス」をご用意しております。ご提供は朝食ボックス付きプランのみ(数量限定)となります。ご要望の方は、ご予約をお願いいたします。
奈良の特産物をふんだんに詰め込んだ、朝食ボックスとなっております。鹿人参を中央に配しバランスよく盛り付け、また甘味として、柚子ゼリーと笹麩抹茶団子(餡入り抹茶餅入り)を盛り付けました。
【内容】
柿の葉ずし(さば・さけ 各1個)、おにぎり2個、奈良漬2枚、
小梅(西吉野産)、紅白なます、かつお胡桃、笹団子、
柚子ゼリー、鹿人参甘酢漬
「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」ライブラリー
当ホテルの1階ロビーには「ライブラリー」をご用意しています。地元の特産品やガイドブックなどの資料が展示し、地域の知られざる魅力のヒントをご提出いたします。
「Trip Base 道の駅プロジェクト」について
■積水ハウスとマリオット・インターナショナルが「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済活性化を目指す地方創生事業です。
■「道の駅」を拠点に、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」の提案を通して、地方創生の一助となることを目指しています。
■これまで “旅の通過点”だった「道の駅」を、隣接したエリアにホテルをつくり、地域の観光資源をネットワーク化することで、地域の魅力を渡り歩く「旅の拠点」に変えていきます。
■そのために、地域や自治体、パートナー企業と連携し、地域の知られざる魅力の発掘をはじめ、道の駅発のアクティビティ開発や地域の雇用、新しい人の流れの創出など、各地域が抱える社会課題の解決や観光活性化に向けた様々な取り組みを進めていきます。
■「フェアフィールド・バイ・マリオット」は、シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルです。食事やお土産などは道の駅をはじめ地域のお店を利用していただくことで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっています。
他2022年に開業するホテルの概要
・フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ(全102室、2022年5月26日開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわは、札幌と新千歳空港の中間に位置する恵庭にあります。恵庭渓谷の自然景観をトレッキングしながら、白扇の滝、ラルマナイの滝、三段の滝の3つの滝を巡り、恵庭の自然に浸ることができます。支笏洞爺国立公園や支笏湖までわずか70分、日本の大自然を満喫するための理想的な拠点です。
・フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園 (全78室、2022年5月26日開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園は、札幌から40kmの場所に位置し、牧歌的な風景や水田など、北海道らしい田園風景を楽しむことができるホテルです。また、道の駅「マオイの丘公園」に隣接しており、展望台からは広大な石狩平野を一望することができます。また、夕張メロンやブルーハスカップ、ブルーベリーなど、地元農家の新鮮な食材を使ったファーマーズマーケットも開催され、地元住民に人気の高い道の駅です。ホテルの近くには、地元のワイナリーや、ふれあい動物園、ミニチュアゴルフ、冒険迷路などがある牧場もあり、家族連れでもお楽しみいただけます。
・フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野 (全78室、2022年6月23日開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野では、夏には、近くのかなやま湖や空知川でカヌー、ラフティング、釣りなどのエキサイティングなアクティビティを楽しむことができます。冬は、スノーシュー、犬ぞり、バックカントリートレッキングなど、季節に応じたスポーツをお楽しみいただけます。ここでぜひ味わっていただきたいのが、地元の名物である鹿肉カレーと、南富良野の名産品であるアイリッシュコブラー芋を使ったバターポテトです。
・フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原 (全73室、2022年 11月開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫神鍋高原は、道の駅「神鍋高原」に隣接し、春は神鍋山トレッキングや山菜取り、夏はパラグライダーや草スキー、秋は滝の美しさに感動できる神鍋高原の玄関口です。冬は、神鍋にある3つのスキー場でスキーやスノーシューを楽しむために、近隣や遠方から人が集まり、神鍋高原はウィンタースポーツとして有数です。
・フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原 (全99室、2022年 11月開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原は、道の駅「風の家」に隣接し、夏は大山の高原やふもとをトレッキング、高原で乗馬したり、冬はスキーやスノーボードを楽しんだりと、自然のアドベンチャーランドとして知られています。家族連れでキャンプやピクニック、滝めぐりなどを楽しむこともできます。また、蒜山は酪農業が有名で、蒜山高原ジャージーランドにある農業体験型テーマパークでは、牛の乳搾りやチーズ作りを体験できるほか、ステーキやチーズ、アイスクリームなどの特産品を楽しむことができます。
・フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫南あわじ(全100室、2022年 12月 開業予定)
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫南あわじは、淡路島の南部、福良湾に隣接しています。フィットネス好きな方は、島内をサイクリングすることも可能です。島の南部にある鳴門の渦潮は、世界最大級の渦潮となり、明石海峡大橋を渡って、渦潮を見学するクルージングが楽しめます。また、500年の歴史を持つ淡路人形浄瑠璃を鑑賞できる「南あわじ市淡路人形浄瑠璃資料館」も見どころのひとつです。