プレスリリース
「ウイスキーフェスティバル2022 in 東京」/「ウイスキートークショー」の開催とYoutubeライブ&アーカイブ配信のお知らせ
株式会社ウイスキー文化研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役:土屋守)は「ウイスキーフェスティバル2022 in 東京」の会場内で開催する「ウイスキートークショー」の詳細を2022年3月15日(火)付で公開いたしました。
本トークショーは本年3月26日(土)と27日(日)の2日間に開催される「ウイスキーフェスティバル2022 in 東京」の会場内で開催されます。「ウイスキーフェスティバル」はウイスキーの生産者やインポーターと直接交流することができるイベントです。例年であれば特別ゲストをお呼びしたスペシャルテイスティングセミナーを開催しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためセミナーの開催を断念。その代わりとして「ウイスキートークショー」を企画する運びとなりました。今回は入場制限を設けており、イベントにご参加できない方も多々いらっしゃいます。そのため本トークショーを当日に無料で配信することも決定しました。また、アーカイブ配信も行いますので、リアルタイムで視聴できない方もお楽しみいただけます。
<開催概要>
イベント名 :ウイスキーフェスティバル2022 in 東京
開催日時 :3月26日(土) 1部10:30〜14:00 /2部15:30〜19:00
3月27日(日) 3部9:30〜13:00 /4部14:30〜18:00
入場制限 :完全入替4部制、各部800名限定、前売りチケットのみ(完売)
会場 :ベルサール高田馬場 イベントホール
〒169-0072 東京都新宿区大久保3-8-2 住友不動産新宿ガーデンタワー
入場料 :4,400円(税込)
主催・企画・運営:ウイスキー文化研究所
<トークショー概要>
タイトル:「スペシャル企画!! フェス初のウイスキートークショー」
全4部に渡り様々な角度からジャパニーズウイスキーをテーマにお話いただきます。ウイスキーフェスティバル主催者の土屋守とラジオパーソナリティーのトムセン陽子氏がMCとなって、ジャパニーズウイスキーの造り手たちに迫ります。45分間の迫真のトークショー。You Tubeでのライブ配信も同時に行います。
【MC】
・ウイスキー文化研究所 代表 土屋守
・ラジオパーソナリティ トムセン陽子 氏
3月26日(土)第1部:13:00〜13:45
「日本のクラフトウイスキーの夜明け」
オープニングを飾るのは今の日本のクラフトを代表するキーパーソン達。2008年に生産開始となったベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所。“2016年組”といわれるガイアフロー静岡や厚岸蒸溜所。異業種からの参入の先駆けとなった両者に、老舗の日本酒・焼酎蔵のツワモノも。日本のクラフトはどう始まったのか。それぞれのウイスキー造りにかける想いとは。
【出演者】(五十音順、敬称略)
・株式会社ベンチャーウイスキー 代表取締役社長 肥土伊知郎
・若鶴酒造株式会社 取締役/三郎丸蒸留所 ブレンダー&マネジャー/T&T TOYAMA 共同設立者 稲垣貴彦
・堅展実業株式会社 代表取締役 樋田恵一
・ガイアフロー静岡蒸溜所 代表 中村大航
・株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー 蒸留責任者 山本泰平
3月26日(土)第2部:18:00〜18:45
「日本酒・焼酎からウイスキーに物申す!?」
今のクラフトを解く鍵のひとつは、日本酒や焼酎からの参入組。日本の伝統の酒造りとウイスキーとの違いとは。苦労した点や、日本酒・焼酎の技術が活かされるところはどこなのか。世界のクラフトにはない独自の視点からのウイスキー造りとは。ウイスキーの新たな世界が見えてくる。
【出演者】(五十音順、敬称略)
・木内酒造株式会社 代表取締役 木内敏之
・小正嘉之助蒸溜所株式会社 代表取締役社長 小正芳嗣
・株式会社ニセコ蒸溜所 副社長 南雲真仁
・笹の川酒造株式会社 代表取締役社長 山口哲蔵
3月27日(日)第3部:12:00〜12:45
「日本のウイスキーはここから始まった」
2日目のオープニングは、日本のウイスキー100年。1923年に創業した寿屋(サントリー)の山崎蒸溜所と、1934年創業のニッカの余市蒸溜所。この2つがなかったら、日本のウイスキーは始まっていなかった。さらに竹鶴のDNAを受け継ぐ本坊酒造…。いまや“世界5大ウイスキー”の1つに数えられるジャパニーズの過去、現在、そして未来。そこにはクラフトにはない、伝統に裏打ちされた貴重な提言も…。
【出演者】(五十音順、敬称略)
・サントリースピリッツ株式会社 名誉チーフブレンダー 輿水精一
・アサヒビール株式会社 ニッカウヰスキー前チーフブレンダー 佐久間正
・本坊酒造株式会社 代表取締役社長 本坊和人
3月27日(日)第4部:17:00〜17:45
「日本のクラフトの未来は任せろ!!」
フィナーレを飾るのは、まだ蒸留を開始していない、ジャパニーズウイスキーと呼べない、あるいは少量限定生産しかしていない蒸留所の造り手たちが大集合!! 未来志向で、日本のクラフトへの意気込み、そして未来への夢を大いに語ってもらう。飛び入り(?)も大歓迎という、フィナーレにふさわしい熱いトークバトルを期待。
【出演者】(五十音順、敬称略)
・飛騨高山蒸溜所(有限会社舩坂酒造店) 代表取締役社長 有巣弘城
・長浜浪漫ビール株式会社 代表取締役/株式会社リカーマウンテン 代表取締役社長 伊藤啓
・株式会社黒木本店 代表取締役/株式会社尾鈴山蒸留所 代表取締役 黒木信作
・SASAKAWA WHISKY株式会社 代表取締役 笹川正平
・十山株式会社井川蒸溜所 所長 瀬戸泰栄
・合同会社新潟小規模蒸溜所 製造責任者 堂田浩之
・吉田電材工業株式会社 代表取締役社長/株式会社ヨシデン 代表取締役社長/吉田電材蒸留所 所長 松本匡史
<ウイスキー文化研究所について>
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める会員制の愛好家団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。
国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関するあらゆる知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。
<ウイスキー文化研究所代表 土屋守プロフィール>
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。
『シングルモルトウィスキー大全』『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)など著書多数。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める。
<問い合わせ先>
ウイスキー文化研究所 ウイスキーフェスティバル担当
ホームページ:https://whiskyfestival.jp/tokyo2022/(イベントHP)
https://scotchclub.org/(ウイスキー文化研究所HP)
メール:whisky-fes@ scotchclub.org /電話:03-6277-4103
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-23-6 長谷部第10ビル2F