プレスリリース
KDDI、日本向けu-blox LTE-Mモジュールを認証。SARA-R5 LTE-Mモジュール、GNSSとエンドツーエンドのIoTセキュリティを統合して提供
2022年3月17日、スイス、タルウィルおよび東京 - スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山 鋭士)は、KDDI LTE-MネットワークにおけるSARA-R5モジュールの認証を発表しました。このモジュールは、日本のオペレーターの認証を取得するため、ユーブロックス独自のLPWA(省電力広域)チップセットUBX-R5を搭載した初の製品です。
SARA-R5シリーズは、産業オートメーション、センサー・アプリケーション、コネクテッド医療、メーター検針、資産と車両の追跡、テレマティクスなどのLPWA IoTアプリケーションを対象とした5G対応のモジュールです。ユーブロックスは、すべてのテクノロジー・ビルディング・ブロックを社内に持ち込み、完全なハードウェアおよびソフトウェア所有権を持つことにより、長期にわたるデバイスの可用性を保証し、プラットフォーム全体、チップセット・レベルまでのライフタイム・サポートを提供します。
ユーブロックスのセルラー・プロダクト・センター、シニア・プロダクト・マネージャーのSamuele Falcomerは次のように述べています。「ユーブロックスはLTE-M技術において誰もが認める世界的なリーダーであり、SARA-R5が日本でも認証を受けたことを嬉しく思います。SARA-R5シリーズは、ハードウェアベースのセキュア・エレメントに組み込まれた信頼の基点と、低帯域幅LPWAアプリケーション向けに最適化された鍵管理システム(KMS)により、唯一無二のレベルのセキュリティを提供します。」
SARA-R5シリーズは3つの製品バリエーションでのご提供です。SARA-R500S-61BはシンプルなLTE-M接続を提供します。SARA-R510M8S-61Bは統合されたu-blox M8 GNSSと個別のGNSSアンテナ・インターフェイスを搭載し、LTEとの同時通信により信頼性の高い高精度な測位データを提供します。そのため、自動車、車両運行管理、追跡、テレマティクスなどのモバイル・アプリケーションに最適です。また、SARA-R510S-61Bは、メーター検針、スマートシティー、コネクテッド医療、セキュリティと監視、リモート監視など、超低消費電力のバッテリ駆動型アプリケーションに特化して設計されています。
モジュールはMicrosoft Azure認証およびAWS IoT Core認可を取得しています。ユーブロックスの認証ライフサイクル管理により、クラウド・プラットフォームへのゼロタッチ・プロビジョニングが容易になり、IoT認証の更新の管理が簡素化されます。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラーネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT (Internet of Things) の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
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