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プレスリリース

『妊娠・出産の実態調査(2021年11月)〜コロナ禍での妊娠・出産はどう変化したか〜』株式会社コズレ、「コロナ禍での妊娠・出産に関する調査レポート」を本日発表

(DreamNews) 2022年03月01日(火)11時00分配信 DreamNews

子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中穣二郎、以下コズレ)は、2021年11月に実施した「妊婦のはたらき方に関する調査」についてまとめ、その一部を本日3月1日に公開いたします。

1. はじめに
昨年9月末をもって国内すべての緊急事態宣言が解除されてから、およそ5ヶ月が経過。感染者数は過去最大となっており、オミクロン株による感染拡大のニュースが連日のように報道されている。

2020年の出生数は84万人(※1)と過去最少となり、妊娠・出産に大きな影響を与えていることは確かである。

このような状況下で、ママたちの心境にどのような変化があったのか、この1年でさらにどう変化したのか、コロナ禍での妊娠・出産の実態について報告する。

※1:厚生労働省『令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/index.html

2. 調査概要
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:末子妊娠中およびお子さまをもつ女性
調査期間:2021年11月18日(木)〜2021年12月2日(木)
有効回答者数:1,045名(うち、コロナ禍で出産したママ596名)

(前回調査)
調査対象:末子妊娠中および生後8ヶ月まで(※)のお子さまをもつ女性
※国内感染者数が200名を超えた2020年2月以降のコロナ禍で出産した被験者
調査期間:2020年10月23日(金)〜2020年11月6日(金)
有効回答者数:3,697名(うち、コロナ禍で出産したママ1,170名)

3. 調査結果要約
・妊活再開のタイミングとして、「仕事のタイミングを考慮してから(22.35%)」が大幅に増加している。長引くコロナ禍で「感染状況」だけではなく、自身の「仕事のタイミング」なども見据えながら、妊活の再開を考えるようになっている。
・「面会に制限があった」のは、97.35%(0歳児ママ)にものぼることから、直近1年では、ほとんどの病産院で面会制限がかけられていたことが明らかになった。
・「マスクをしての出産」を経験した妊婦が0歳では54.09%、1歳以上では36.70%となっており、この1年で17.39ptも増加している。

4. 結果・考察
(1) コロナ禍での妊娠に対する考え方
まず始めに、新型コロナウイルス感染症が流行する前(2020年2月以前)、お子さまの妊娠を希望されていたかどうかを全被験者(n=1,045)に聞いた。

その結果、「強く望んでいた」「望んでいた」と回答した割合は73.87%となった(図1)。

図1 コロナ禍以前、お子さまの妊娠を希望していたか



次に、前問で「答えたくない」と回答した被験者を除く1,041名に、新型コロナウイルス感染症が流行した後(2020年3月以後)の妊活や妊娠に対する行動変化について聞いた。

その結果、「とても変化した」「少し変化した」と回答した割合は40.25%、「まったく変わらない」「あまり変わらない」と回答した割合は41.79%とほぼ同じ割合になっており、コロナが妊活に対する行動変化に与えた影響は、4割程度であることが明らかになった(図2)。

図2 妊活(妊娠・不妊治療等)に対する行動変化



さらに、「とても変化した」「少し変化した」と回答した被験者419名のうち、妊娠後にコロナが流行したと回答した被験者を除く361名に、妊活(妊娠・不妊治療等)にどのような行動の変化があったかを比較した。

その結果、「今までと変わらず妊活を継続した(46.26%)」が最も多く、2020年の43.56%と比較して2.7pt増加し、「より前向きに妊活を継続した(12.47%)」が2020年の10.76%と比較して1.71pt増加したことから、妊活そのものは継続していた層が6割程度いたことがわかる(図3)。

図3 妊活(妊娠・不妊治療等)に対してどのような行動変化があったか



次に、「一時的に中断・延期」および「妊活を取りやめた」と回答した被験者85名に、妊活を再開するタイミングを聞いた(複数回答可)。

その結果、「感染者数が落ち着いてきたら(23.53%、前年比8.25pt減)」、「安全に出産ができる体制が整っているとわかったら(18.82%、前年比8.30pt減)とそれぞれ減少している(図4)。

一方、「仕事のタイミングを考慮してから」が22.35%と前年に比べ13.03pt増となっている。長引くコロナ禍で「感染状況」だけではなく、自身の「仕事のタイミング」なども見据えながら、妊活の再開を考えるようになっている。

図4 妊活を再開するタイミング



なお、「その他」の自由回答では、以下のようなものが挙げられた。

【自由回答】
・コロナで延期になった結婚式が終わったらと考えていたが、いつ出来るかわからなくなったので妊活を前倒しした。
・いつまで経ってもコロナは終息しないし、自分の年齢的なことも考えて。
・一時的に中断したが、完全収束が難しそうだと感じ、自分の年齢や、上の子との年齢差を考えると長く中止するわけにもいかなかったので、ワクチンが完成し、これからワクチン接種が広まるだろうと思えたところで再開。

(2) コロナ禍での出産の実態
次に、コロナ禍での出産の実態について調査した。前回調査(2020年10月)では、「国内感染者数が200名を超えた2020年2月以降をコロナ流行後」として、お子さまの月齢で2群にグルーピングしたが、今回調査では、感染拡大から2年近くが経過したことから、お子さまの出産時期を聴取し(図5)、「コロナ禍で出産した」と回答した被験者グループ(n=596)を調査対象とした。

続きはこちら
https://cozre.co.jp/blog/7417

【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「妊娠・出産の実態調査 2021年11月(株式会社コズレ)」
http://www.cozre.co.jp/blog/7417
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/

【子育てマーケティング研究所について】
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<企業概要>
名称 :株式会社コズレ/Cozre Inc.
所在地 :東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル18F
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役 :田中 穣二郎
事業内容 :インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」
https://feature.cozre.jp/
受賞歴 :新日本有限責任監査法人
「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877  Mail: pr@cozre.co.jp

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