プレスリリース
2月22日ーグローバル市場調査会社のイプソスがPlastic Free July (https://www.plasticfreejuly.org/)と共同で実施した「Attitudes towards single-use plastic survey(使い捨てプラスチックに関する意識調査)」によると、28カ国の調査対象者の75%が、使い捨てプラスチックをできるだけ早く禁止すべきだと考えていることが明らかになりました。
<調査結果サマリー>
● 28カ国の調査対象者の75%が、使い捨てプラスチックをできるだけ早く禁止すべきだと回答。この意見に同意する割合が高いのは、コロンビア(89%)、チリ、メキシコ(いずれも88%)、アルゼンチン、中国(いずれも84%)で、最も低いのは日本(37%)、次いで米国(55%)、カナダ(66%)。
● プラスチック汚染対策のための国際条約が必要不可欠である、非常に重要である、あるいは重要であると考えているのは88%。同意の割合が最も高い5カ国は、メキシコ(96%)、ブラジル(95%)、コロンビア(94%)、チリ、ペルー(いずれも92%)。最も低いのは、日本(70%)、米国(78%)、カナダ(79%)。
● 世界平均では82%が、プラスチック包装の使用ができるだけ少ない製品を好むと回答。同意の割合が最も高いのは中国、メキシコ、コロンビア(いずれも92%)。日本はここでもまた、最も同意の割合の低い国(56%)となり、米国(71%)、オランダ(73%)と続く。
● 製造業者と小売業者はプラスチック包装の削減、再利用、リサイクルに責任を持つべきだと考えている人の割合は世界平均で85%に達している。同意の割合が高いのは、ブラジル、中国、イギリス、メキシコが90%。一方、低いのは日本(72%)、サウジアラビア、韓国(いずれも79%)。
より詳しい調査結果については弊社のウェブサイトをご覧ください。レポート(英語のみ、無料)をダウンロードしていただけます。https://www.ipsos.com/ja-jp/attitudes-towards-single-use-plastics
<調査について>
この28カ国のGlobal Advisor調査は、2021年8月20日〜9月3日、カナダ、マレーシア、南アフリカ、トルコ、米国の18歳〜74歳、その他の21カ国の16歳〜74歳の成人20,513人を対象に、イプソスオンラインパネルシステムを使用して実施されました。
Plastic Free July(R)は、非営利団体Plastic Free Foundationが主催する世界的な運動で、使い捨てプラスチックを使用しないことを選択することで、プラスチック廃棄物をなくすための行動を人々に促すものです。
<イプソスについて>
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。世界90カ国の拠点では、18,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の実施インタビュー数は4,700万件以上に上ります。GreenBook Research Industry Trend Report 2020で最もイノベイティブなリサーチ会社に選ばれました。
Ipsos in Japan ホームページ: https://www.ipsos.com/ja-jp
【本件に関するお問い合わせ先】
イプソス株式会社 マーケティング&コミュニケーション担当
Email: japan.info@ipsos.com