プレスリリース
Cadillac Escaladeの最新HMIおよび車載インフォテイメントシステムのユーザーエクスペリエンス評価結果をまとめたレポートをリリース
英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛けるSBD Automotiveジャパン(名古屋市)では、欧州および米国市場で提供されている最新の車載HMIソリューションのユーザーエクスペリエンス(UX)を評価対象とした「UXベンチマーク評価レポート」をシリーズで発行しています。2022年1月26日に発行した最新レポートではCadillac EscaladeのHMIおよびインフォテイメントシステムを評価しています。
車両への採用技術が増加する中、搭載システムをユーザーがどのように評価しているかを理解しておくことが非常に重要です。車内UX(ユーザーエクスペリエンス)はブランドの差別化において重要な要素であるだけでなく、長期的な顧客ロイヤルティの確立にも影響を及ぼします。
SBD AutomotiveのUX(ユーザーエクスペリエンス)専門チームでは、Cadillac EscaladeのHMI UX評価を実施しました。Cadillac Escaladeのインフォテイメントシステムでは、3つのOLEDディスプレイで構成される合計38インチの画面領域が快適なユーザーインターフェースを提供し、その大部分は適切にデザインされ、分かりやすく簡単に操作できます。システム性能は遅延が最小限に抑えられ、オンライン検索への応答も概ね敏速で競争力を備えています。
一方で、音声認識においては機能が限定的で、音声コマンドに対する応答やサポート面でユーザーを満足させられない可能性がある点が見られるなど、いくつかの重要領域に改善の余地が残っています。
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_635-21f_Cadillac_Escalade_JPN.pdf
SBDではこれまで、インフォテイメント機能、ADAS機能、デジタルキー機能を個別に異なる車で実車評価してきましたが、本書を含む2021年度のUX評価シリーズでは一つの車で下記に示す複数の機能について包括的な評価を実施します。
・インフォテイメントHMI
・VPAのHMIおよびパフォーマンス(搭載されている場合)
・ADASのHMI
・自動駐車のHMIおよびパフォーマンス(搭載されている場合)
・デジタルキーの機能(搭載されている場合)
・利便性および人間工学
2021年度評価対象車種/システム:Mercedes Benz S Class、Cupra Formentor、Tesla Model S、Hyundai loniq 5、Lexus LS、Cadillac Escalade、BMW iX、NIO ES8(対象車種は状況により変更となる場合があります)
<レポートの詳細>
https://insight.sbdautomotive.com/rs/164-IYW-366/images/IB_635-21f_Cadillac_Escalade_JPN.pdf
本レポートおよび本シリーズの詳細に関するお問い合わせは下記にて承っております。
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【SBD Automotiveについて】
英国を本拠とする自動車技術の調査・コンサルティング会社です。1997年の創業以来、日本、欧州(英国とドイツ)、米国、中国の拠点から自動車業界に携わるクライアントをグローバルにサポートしています。
クライアントは自動車メーカー、サプライヤー、保険業界、通信業界、政府・公的機関、研究機関など自動車業界のバリューチェーン全体。調査対象エリアは欧州、北米、中国、ブラジル、インド、ロシア、東南アジアなど世界各国の市場を網羅。自動車セキュリティおよびIT、コネクテッドカー、自動運転などの分野において調査を実施、各種レポートやコンサルティングサービスを提供しています。