プレスリリース
ラック、スマホアプリ開発者向けにセキュリティに関する意識調査を実施 〜不正アクセスやマルウェア感染の懸念から、8割以上が自発的にセキュリティ対策を実施〜
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、アプリ開発者を対象に、情報収集に使用している媒体や開発環境、セキュリティ対策の実施状況や課題などの調査を実施し、結果をまとめたホワイトペーパーを2022年2月18日に公開しました。
調査内容(抜粋)
1:アプリ開発者に関する基本調査
アプリ開発者に対して、情報収集している媒体や、開発しているアプリのプラットフォーム・OS・言語、開発したスマホアプリが使用されている業界などを調査しました。
その中で、「スマホアプリを開発している」と回答した人を対象に「開発・リリースしているスマホアプリの開発言語」を尋ねたところ、「Java」と回答した人が過半数と最も多く、次に「JavaScript」と続きました。「Java」はAndroidアプリを開発する際に使用する言語の1つですが、IT業界への就職や人材派遣会社が雇用機会を生み出す際に学習を推奨される言語のため、Java言語を使用する開発者が多いと思われます。
2:セキュリティに関する基本調査
アプリ開発で実施しているセキュリティ対策の実施内容・タイミング、セキュリティ対策の課題などを調査しました。
その中で、「スマホアプリを開発している」と回答した人を対象に「スマホアプリのセキュリティ対策の実施・検討タイミング」を尋ねたところ、「システム開発を行う際/委託する際」と回答した人は80.5%で第1位という結果になりました。ユーザーや外部組織から推奨された時ではなく、アプリ開発者が積極的にセキュリティ活動の必要性を感じていることが見受けられました。
そして、「スマホアプリを開発している」と回答した人を対象に「スマホアプリ開発において具体的にどのようなセキュリティに関する心配があるか」を尋ねたところ、「外部からのスマホへの不正アクセスによる業務影響」と回答した人は50.2%、次いで「マルウェア(ウイルス)感染による業務影響」が46.3%という結果になりました。調査結果から、業務影響を心配するものが中心として挙げられましたが、機密情報に対する心配も挙がりました。
また、「アプリ開発時にセキュリティ対策に自信がない」という回答も見受けられました。セキュリティ対策は常に万全を期すことが難しいため、公開されているセキュアコーディングガイドや外部組織が提供しているセキュリティ対策を実施するのもおすすめです。
アプリ開発者向けにセキュリティに関する意識や課題に関する、より詳細な調査結果を「スマホアプリ開発者の日常と心配ごとーラックがセキュリティ意識調査ー」と題したホワイトペーパーにまとめました。
ご希望の方は、下記ダウンロード申込フォームよりお申し込みください。
「スマホアプリ開発者の日常と心配ごとーラックがセキュリティ意識調査ー」
https://krs.bz/lac/m/smaphosecsurvey_whitepaper
※トライコーン株式会社が提供するWEBマーケティング用顧客管理システム『クライゼル』のページに移動します。
■調査概要
調査方法:WEB アンケート
調査期間:2021年9月21日(火)〜2021年9月28日(火)
有効回答数:441 件
回答者属性:年齢:20 代〜 50 代
■株式会社ラックについて (http://www.lac.co.jp/)
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。