プレスリリース
【PhRMA:ニュースリリース】武田薬品のラモナ・セケイラ 米国研究製薬工業協会(PhRMA)会長に就任 女性としては初の同協会会長に
※当資料は、米国研究製薬工業協会米国本部が、現地時間2022年2月9日に発表した報道資料を日本で抄訳したものです。
2022年2月9日、ワシントンD.C.:米国研究製薬工業協会(PhRMA)は本日、武田薬品工業(以下、タケダ)のU.S. ビジネスユニット プレジデント&グローバル ポートフォリオ コマーシャライゼーション プレジデントのラモナ・セケイラが、会長の職に就いたことを発表しました。バイオ医薬品業界を代表する同協会のトップの職責を女性が担うのは初めてのことです。ノバルティスのヴァス・ナラシンハン(医学博士)とギリアド・サイエンシズのダニエル・オデイも、それぞれPhRMA取締役会の要職に就任します。
セケイラ新会長は次のように述べています。
「過去2年以上にわたり、タケダの研究者をはじめ、会社全体として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンと治療薬の開発・製造・流通に向けた協力体制の構築のために、そして、全ての患者さんに必要なケアへのアクセスを支援する政策実現のために努力を続けてきました。PhRMAの会長として、ステークホルダーの皆さんとのパートナーシップを通じて、これまで以上に持続可能で公平、かつ価値(バリュー)に基づき持続可能な医療システムを支援しつつ、画期的な治療法と革新的な治療薬によって人々の生活を大きく好転させるための共同作業を続けていきます」
セケイラは2015年5月から武田ファーマシューティカルズUSAのプレジデントを務めており、タケダのグローバル経営チームであるタケダ・エグゼクティブ チーム(TET)の一員として、U.S. ビジネスユニット&グローバル ポートフォリオ コマーシャライゼーションを率いています。2022年4月には新設となるグローバル ポートフォリオ ディビジョンのプレジデントに就任予定です。タケダ以前は、カナダ、米国、欧州などにおいて、イーライリリー社のコマーシャルリーダーシップやゼネラルマネージャーに相当する複数の職務を歴任しました。
PhRMA理事長スティーブ・J・ユーブルのコメントは次の通りです。
「今日の発表はPhRMA及び業界にとって重要かつ記念すべきものとなりました。このパンデミックを終焉させ、患者さんの自己負担額を減らし、将来のイノベーションを保護するためには、強力なリーダーシップが必要です。ラモナの25年に及ぶ業界経験と患者さんへの献身的姿勢こそが、この大事な時期にPhRMA会長の重責を任された理由であると言えるでしょう」
セケイラは、イーライリリー会長兼CEOであるデイビッド・A・リックスの後任としてPhRMA会長職に就任します。リックスは次のように述べています。
「世界中の患者さんにイノベーションを提供し続けられるよう、ラモナと共に、私たちの業界が直面している困難に立ち向かうことを楽しみにしています。彼女の豊富な経験をもってすれば、PhRMA新会長としても、期待以上の成果を上げられるでしょう」
PhRMAは同時に、ノバルティスCEOのヴァス・ナラシンハンが次期会長に、ギリアド・サイエンシズ会長兼CEOのダニエル・オデイが理事会財務担当責任者に就任したことも発表しました。
2018年にノバルティスのCEOに就任したナラシンハンは、研究開発、医薬品アクセス、データサイエンスの分野における技術革新を主導し、同社をより医薬品に傾注した企業へと変貌させることに成功しています。オデイは、生命を脅かす疾病に対する画期的な治療薬を上市させるための特命チームを率いてギリアドに貢献。彼はジョージタウン大学で生物学の学士号を、ニューヨークのコロンビア大学でMBAを取得しています。
新たに就任したナラシンハンは次のように述べています。
「パンデミックによって、科学を広く人類の進歩に役立てるという私たち業界が果たす主要な役割が、世界的に再確認されました。米国医療制度改革の一助となり、適切な価格による医療へのアクセスを向上させ、人々の生活を改善し、寿命の延伸をもたらすイノベーションを守り、さらに進化させるため、引き続き持続可能な政策の進展に取り組んでまいります」
オデイのコメントは以下の通りです。
「私たちの業界にとって極めて重要なこの時期に、PhRMA取締役会の皆さんと一緒に働くことを楽しみにしています。いくつかの重要な政策上の課題に対処しなければならない今、私たちは誰もが、患者さんを救い、イノベーションを守るための最適なソリューションを見出さなければならないという責任を強く感じています」
米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬を発見・開発し、患者さんのより長い、健康で活動的な暮らしに貢献できるよう努力しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では1兆ドル以上に達し、2020年単独でも推定911億ドルになりました。
■ PhRMA日本オフィスホームページ http://www.phrma-jp.org
■ PhRMAホームページ http://www.phrma.org (英文)
■ PhRMA日本オフィスFacebook https://www.facebook.com/phrmajapanoffice
また革新的な医薬品がどのように人命を救っているか、詳しくは以下をご覧ください(英文):
www.Innovation.org
www.MAT.org
www.Facebook.com/PhRMA
www.Twitter.com/PhRMA