プレスリリース

株式会社データリソースは、Dell'Oro Group（デローログループ）の「マイクロ波伝送とモバイルバックホールの四半期レポート」を2021年12月1日に販売開始しました。レポートのプレスリリースによると、2020年以降のCOVID-19パンデミックによるマイクロ波伝送装置の市場の縮小は、5Gの展開が急増するにつれて改善し、モバイルバックホールからのマイクロ波伝送の収益は、2021年1-9月期に前年同期比で11%増加したと報告しています。


マイクロ波伝送装置の収益は2021年に回復

5Gのモバイルバックホールが成長を牽引
2021年12月2日、カリフォルニア州レッドウッドシティー
電気通信、ネットワーク、クラウドデータセンターのIT業界に関する市場情報の信頼できる情報源であるDell‘Oro Groupは最新レポート「マイクロ波伝送とモバイルバックホールの四半期レポート」を発行しました。

このレポートによると、マイクロ波伝送装置の需要は、2020年に始まるCOVID-19パンデミックによって引き起こされた市場の縮小から回復しつつあります。

Dell’Oro Groupのバイス・プレジデントであるJimmy Yu氏は、次のように述べています。「マイクロ波伝送市場は、今年の最初の9か月で8％成長しました。今年はモバイル無線のバックホールによりマイクロ波機器の需要が急増し、5Gの展開が急増するにつれて見通しは改善し続けています。しかし、サプライチェーンが需要に追いついておらず、一部の出荷が遅れ、コストが上昇しています」

このレポートの重要な内容は以下の通りです。

◆モバイルバックホールからのマイクロ波伝送の収益は、2021年1-9月期に前年同期比で11%増加しました。成長は、4Gと5Gの両方の無線展開によって推進されました。
◆収益シェア上位三社はそれぞれ、ファーウェイ、エリクソンとノキアでした。2021年1〜9月期において、エリクソンは市場を上回り、シェアを3ポイント伸ばしました。
◆E/Vバンド無線機は、引き続きマイクロ波伝送市場の成長を牽引しました。1つのキャリアで最大10 Gbpsの容量を実現できるこの機器の成長率は、9年以上にわたって市場全体の成長率を上回っています。

このレポートについて
マイクロ波伝送とモバイルバックホールの四半期レポート
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/degmwq.html
メーカーの収益、ポート/無線トランシーバーの出荷数、容量別（低、高、E / Vバンド）の平均販売価格などの表を掲載し、市場を完全かつ詳細にカバーしています。本レポートでは、ポイント・ツー・ポイントのTDM、パケット、ハイブリッド・マイクロ波に加え、フルインドアおよびフルアウトドアのユニット構成についても追跡しています。

【Dell’Oro Groupについて】
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/index.html

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