プレスリリース
関係者十数の証言で構築された、現代人の暗部・恥部を抉りだそうとするミステリー『偽証: 模倣された若妻刺殺事件』(石田隆一)が12月発売(牧歌舎)、1600円(+税)。
株式会社牧歌舎東京本部(東京都千代田区、代表取締役社長:竹林哲己、以下牧歌舎)は、 2021年12月に、石田隆一著『偽証: 模倣された若妻刺殺事件』を発売いたします。2021年12月より全国書店およびWEB書店にて発売。
『卵の予感・くるみ割り人形』(石田隆一)も同日発売されます。
<出版社より>
都内郊外の新興住宅街の一角で若妻が殺害された。事件直後の犯人の不可解な行動。食い違う関係者たちの証言。被害者は一体どんな女性だったのか? 石田隆一が描く迫真のサスペンス。
「この作品では、被害者は接する相手によってさまざまに変貌する。どうやらこの女性は、さしずめ朝の食卓で食後の煙草をくゆらせている夫の目に映っていた被害者だと考えるのがいいだろう。
本書は十数名の関係者の証言で構成されているが、もちろん真犯人は特定されてはいるものの、証言の数だけ真犯人を手繰り寄せる推理が成り立つとも言える。
どうやら稀代の贋作師は、作者ではなく、読者の方であるらしい。」(まえがきより)
■著者プロフィール
【訳者略歴】
氏名:石田隆一(いしだ・りゅういち)
石川県七尾市在住。 ハウステンボス株式会社執行役員、 株式会社加賀屋顧問を経て、 遺書を書くつもりで創作活動に入る。 著書 『怪物 腹が一つで背中が二つの』(鳥影社) 『夢の弾力』(鳥影社) 『卵の予感・くるみ割り人形』(牧歌舎) 『アルミニウムの湖』(近刊) 『犯行声明』(近刊)
■書籍データ
・書名:偽証: 模倣された若妻刺殺事件
・著者:石田隆一
・発行所:株式会社牧歌舎
・発売元:株式会社星雲社
・体裁:四六判ハードカバー
・総頁数:386頁
・定価:本体1600円+税
・ISBN:978-4434293924 C0093