プレスリリース
ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「未受診者対策サービス」が千葉県県銚子市において採用されたことを2021年11月24日に発表しました。
【実施の背景】
銚子市の特定健診受診率は近隣市及び県平均を下回っており、特定保健指導実施率も近隣市を下回っていました(第2期データヘルス計画)。また、銚子市においては、特定健診を受けている人の医療費は、受けていない人に比べて半分程度であることもわかっており、特定健診の受診率を向上させることで、生活習慣病の予防、医療費の削減を図ることを目的に今回の受診勧奨事業を行いました。
【エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」は、不定期受診者と長期未受診者向けに次回の健診受診を促す受診勧奨シートを送付するサービスです。
不定期受診者向けの「個別勧奨シート」には、個人の複数年の健診結果に基づいて、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスが自動生成されます。従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診へと行動変容を促します。
過去の健診結果データがない長期未受診者については、保険者全体における年代・性別ごとの疾病傾向を分析し、それぞれのセグメントが持つ生活習慣病リスクを訴求することで健診受診の重要性を伝えられる「受診勧奨シート」を送付することで、健診受診を促します。
【銚子市の実施内容】
今回銚子市では、一人でも多くの特定健診受診のきっかけとなるように、過去6年分の特定健診受診履歴を分析し、勧奨効果が高いと思われる不定期受診者には「個別勧奨シート」、過去5年間で一度も健診に来ていない長期未受診者には「受診勧奨シート」を送付しました。不定期受診者に対しては「前年の健診受診歴あり」「前年の健診受診歴なし」それぞれのセグメントに合わせたメッセージおよびデザインにてシートを制作しました。
今後も銚子市では特定健診の受診をきっかけとし、自身の健康状態の確認と、健診結果に基づく生活習慣の振り返りができるよう支援に取り組んでいくこととしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「メタボ流入抑制サービス」をはじめとする個別通知に特化したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供して参ります。
「未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
千葉県銚子市:https://www.city.choshi.chiba.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/