• トップ
  • リリース
  • 「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)2021年度の新規プロジェクトが決定

プレスリリース

国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター

「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)2021年度の新規プロジェクトが決定

(DreamNews) 2021年11月02日(火)09時00分配信 DreamNews

国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター(以下、 RISTEX)は、現代社会が直面する社会問題の解決および科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への 対応を通して、新たな社会的・公共的価値を創出するための研究開発を推進しています。具体的には、取り上げるべき問題の探索・抽出を行うほか、その結果から問題解決に寄与する成果が期待できる分野に研究開発領域・プログラムを設定し、研究開発を支援するプロジェクトの提案募集を行い、問題解決のためのモデルや方法論のプロトタイプの提示・実装支援に取り組んでいます。 RISTEXでは、2019年度に「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム 」を開始しプロジェクトを募集してきました。2021年度、新たに同プログラムの中に特別枠として創設した 「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築) 」 (略称社会的孤立枠)において 、 2021年度の 採択課題( プロジェクトを決定し、2021年11月1日に発表しました。
 
 人口減少・少子高齢化、経済変動、新興感染症による影響など、さまざまな社会構造の変化を踏まえ、社会的孤立・孤独のメカニズムを検証し、予防につなげる提案を募集しますが、2021年度は 、ウィズコロナ・ポストコロナの社会における望ましいつながりやネットワークの在り方を追求し、これを積極的に構築していく必要があることから、全ての提案について、新型コロナウイルス感染症の社会的影響を踏まえることを求めました。今後、採択された7つのプロジェクトにおける研究開発を推進します。

■プログラムの応募数・採択数
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」(プログラム総括浦 光博 追手門学院大学 教授)募集期間:2021年5月20日 木 ))〜7月20日 火 正午
応募数:78件
採択数:研究開発プロジェクト 7件

■「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」 2021年度 新規 採択プロジェクト一覧

・孤独・孤立のない社会の実現に向けたSNS相談の活用
 上田 路子(早稲田大学 政治経済学術院 准教授)

・地域とつくる「どこでもドア」型ハイブリッド・ケアネットワーク
 近藤 尚己 (京都大学 大学院医学研究科 教授)

・社会的孤立の生成プロセス解明と介入法開発:健康な「個立」を目指して
 太刀川弘和(筑波大学 医学医療系 教授)

・職場における孤独・孤立化過程の分析―総合的予防プログラムの開発に向けて―
 松井 豊(筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター主幹研究員)

・演劇的手法を用いた共感性あるコミュニティの醸成による孤立・孤独防止事業
 虫明 元(東北大学 大学院医学系研究科 教授)

・新生活に伴う孤独リスクの可視化と一次予防
 柳澤邦昭(神戸大学 大学院人文学研究科 講師)

・すべての子どもの社会的孤立・孤独・排除を予防する学校を中心としたシステムの開発
 山野 則子(大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科教授)


RISTEXやプログラムの詳細は下記ウェブページをご参照ください。
RISTEXホームページ URL: https://www.jst.go.jp/ristex/ プログラム
概要ページ URL: https://www.jst.go.jp/ristex/funding/solve koritsu/index.html




このページの先頭へ戻る