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プレスリリース

株式会社あさ出版

大人も子どもも知って楽しい身の回りの科学「電子レンジがのしくみ」から「mRNAワクチンのメカニズム」「超弦理論」まで『世界が面白くなる!身の回りの科学』2021年7月20日発刊

(DreamNews) 2021年07月09日(金)18時00分配信 DreamNews

株式会社あさ出版(代表取締役:佐藤和夫、所在地:東京都豊島区)は、二間瀬敏史 著『世界が面白くなる! 身の回りの科学』を2021年7月20日(火)に発刊いたします。

   大人も知りたい「いったい、科学は何に役立っているのか?」   
 苦手な人も多く、学生の時に一生懸命勉強したのに、日常生活では使わないと思われがちな“科学"。
大人になっても抱く「いったい、科学は何に役立っているのか?」という疑問に、物理学者の著者が、 文系の人や科学オンチの人にも分かりやすくご紹介します。

 生活に欠かせない電子レンジやGPSナビ、今話題の「mRNAワクチン」など、あらゆる科学について知ることのできる1冊です。また、漫画や映画では聞くけれどよく分からない、「シュレーディンガーの猫」や「リーマン予想」 「超弦理論」など、特に“難解”と言われている理論についても易しく説明します。

 大人も子供も知りたい科学の知識で、この夏、あなたも科学博士に!



【身の回りには「科学」があふれている】

   食べものを温める電子レンジの仕組み   ※書籍より一部抜粋要約

 食品の中には水分が含まれています。
 水は、水分子(H2O)の集まりです。1つの酸素原子(O)に2つの水素原子(H)がくっついた形になっていて、分子全体としては電荷をもっていません。
 しかし、細かく見ると、酸素はマイナス(-)に、水素はプラス(+)に帯電しています。そこに電波が当たると、プラス電荷とマイナス電荷に力が働き、水分子が振動します。

 電子レンジに使われている電波は、2.4ギガヘルツ帯(1ギガヘルツは、1ヘルツの10億倍)。
 つまり、電子レンジは、電気や磁気が強くなったり弱くなったりする振動が、1秒間に24億回起こっているということになります。
 この電波によって食品の中のすべての水分子が、1秒間に24億回振動させられ、その影響で食品は温まるのです。





   暗号に使われている素数   ※書籍より一部抜粋要約

 2,3,5,7,11,……などのように、1とその数自身でしか割れ切れない数を「素数」と言います。学校で素数を習ったとき、「何の役に立つのだろう?」と思った人もいるかもしれません。実は、私たちの生活において素数は非常に役立っているのです。その1つが、暗号です。

 暗号には、「共通鍵暗号」と「公開鍵暗号」の2種類があります。共通鍵暗号とは、暗号化するカギと暗号を解く(復号)カギに同じものを使う方法です。
 公開鍵暗号とは、暗号化するカギと復号するカギが異なる暗号のことです。暗号化するカギを公開鍵、
復号するカギを秘密鍵と言い、暗号を受け取る人が秘密鍵を知らなければ暗号は解けません。
 このとき、カギに使われているのが「素数」です。



   ブラックホールから逃げられるのか      ※書籍より一部抜粋要約

 直径およそ1万2,700キロメートルの地球の重さ(質量)は、およそ5.97×1021トン。地球をこの質量のまま、直径2センチメートル程度に縮めると、ブラックホールになります。

 ブラックホールの中では、時空は光速(c)以上の速度で落下しています。したがって、ブラックホールの中(周り)からいくら光速(c)で逃げようとしても、内向き(ブラックホールの中心方向)に進むしかありません。
 いったんブラックホールの表面を通り抜けたものは何であれ、二度とブラックホールの外の世界には戻れないどころか、落ち込み続けているので、中で留まっていることすらできないのです。



【書籍概要】
タイトル:世界が面白くなる! 身の回りの科学
ページ数:248ページ       著者:二間瀬敏史
価格:1,540円(10%税込) 発売日:2021年7月20日
ISBN:978-4-86667-282-3
紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b584253.html

【目次】
はじめに
Chapter 1 「科学ってなんで勉強するの?」と思っていませんか?
Chapter 2 科学の歴史と科学者
Chapter 3 身の回りにある科学の仕組みと不思議な科学
Chapter 4 難しい科学を読み解く
おわりに

【著者プロフィール】

二間瀬敏史(ふたませ・としふみ)

 京都産業大学理学部教授1953年、北海道生まれ。京都大学理学部を卒業後、ウェールズ大学カーディフ校応用数学・天文学部博士課程を修了。マックス・プランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員、東北大学大学院教授などを経て、現在は京都産業大学理学部宇宙物理・気象学科教授、東北大学名誉教授。一般相対性理論と宇宙論が専門。著書には、『宇宙の謎 暗黒物質と巨大ブラックホール』(さくら舎)、『タイムマシンって実現できる?』(誠文堂新光社)、『宇宙用語図鑑』(共著、マガジンハウス)など多数。



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