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プレスリリース

株式会社パテント・リザルト

【機械】他社牽制力ランキング2020 トップ3は三菱重工、ダイキン、豊田自動織機

(DreamNews) 2021年06月24日(木)10時30分配信 DreamNews

株式会社パテント・リザルトは2021年6月24日、「機械業界」を対象に、2020年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「機械業界 他社牽制力ランキング2020」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

集計の結果、2020年に最も引用された企業は、1位 三菱重工業、2位 ダイキン工業、3位 豊田自動織機となりました。



1位 三菱重工業の最も引用された特許は「来場者への情報提供、警備、避難誘導などを行える、ロボットによるサービスシステム」に関する技術で、本田技研工業の計5件の審査過程で引用されています。このほか「ボイラ火炉等の構造物の屋内監視システム」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、センシンロボティクスの「高さ位置取得・撮像システム」など計5件の拒絶理由として引用されています。
2020年に、三菱重工業の特許により影響を受けた件数が多い企業は三菱パワー(65件)、東芝(48件)、GENERAL ELECTRIC、IHI(いずれも46件)となっています。

2位 ダイキン工業の最も引用された特許は「ロータコア内部にあり、局所的な減磁防止を図った永久磁石」に関する技術で、三菱電機やデンソーなどの計8件の審査過程で引用されています。このほかには「空気の吸込み量の過不足の発生を抑えることのできる空気調和機の室内機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、パナソニックIPマネジメントの計5件の拒絶理由として引用されています。
2020年に、ダイキン工業の特許により影響を受けた件数が最も多い企業は三菱電機(182件)、次いでパナソニックIPマネジメント(75件)、日立ジョンソンコントロールズ空調(62件)となっています。

3位 豊田自動織機の最も引用された特許は「優れた充放電容量を有しかつ優れたサイクル特性を有するリチウムイオン二次電池」に関する技術で、日立製作所の「二次電池、半電池及び二次電池の製造方法」関連特許4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2020年に、豊田自動織機の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業はトヨタ自動車(63件)、次いで三菱電機(33件)、デンソー(21件)となっています。

4位 日本精工は「転がり軸受に封入して使用した際に、定常状態でのトルクが低く、音響特性にも優れたグリース」、5位 IHIは「木質系バイオマスを用いた燃料製造方法」が、最も引用された特許として挙げられます。

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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2020年12月までに公開されたすべての特許のうち、2020年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2021年5月1日の時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。

■機械業界 他社牽制力ランキング2020 データ販売
納品物:以下のデータを収納したCD-ROM
1)ランキングトップ50社
  機械業界の被引用件数上位50社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
  機械業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2021/06/fcitmac.html

■本件に関するお問い合せ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5802-6580
Fax:03-5802-8271
ホームページURL https://www.patentresult.co.jp/

■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階

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