プレスリリース
株式会社伊藤園(社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)は、応募作品数日本一の創作俳句コンテスト「第三十六回 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の作品募集を、2024年11月3日(日・祝)より開始いたします。締切は 2025年2月28日(金) (当日消印/送信有効)です。
今回で三十六回目を迎える「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」は、世界No.1の緑茶飲料ブランド※1「お〜いお茶」を発売した1989(平成元)年に開始いたしました。第一回からの累計応募総数は、4,540万句を超え、応募作品数日本一の創作俳句コンテスト※2として皆様にご参加いただいております。
新俳句大賞の特長は、季語や定型にこだわることなく、五・七・五のリズムにのせて自由な発想でのびのびと表現していただき、どなたでも気軽にご応募いただけるところです。審査は、俳句の第一人者に加え、写真、文学などの様々な分野の方々で行うため、俳句創作に慣れた俳句愛好家だけでなく、俳句初心者ならではの視点で日常のひとコマを詠んだ、瑞々しい作品も数多く選出されています。
佳作特別賞以上の入賞者1,000名様には、入賞作品を掲載した特別な「お〜いお茶」を副賞としてお贈りするほか、最高位の文部科学大臣賞1名様に賞金50万円、金子兜太賞1名様および各部門の大賞6名様に20万円を進呈いたします。
なお、第三十六回では新たな取組みとして、学校に向けた「俳句の出張授業」の募集を行うほか、動画と俳句を組み合わせた作品をインスタグラムから応募できる「動画俳句の部」を新設し、12月1日(日)からの募集開始を予定しております。詳しくは、新俳句大賞ホームページをご確認ください。( https://itoen-shinhaiku.jp )
同ホームページでは、直近の第三十五回の受賞作品や最終審査員による作品選評も掲載しておりますので、第三十六回の募集情報と併せてご覧ください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/415659/LL_img_415659_1.jpg
第三十六回 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞 募集
〈第三十五回 文部科学大臣賞〉
二億年の地層の春っぽい部分
川崎 智美(かわさき ともみ)さん 38歳 福岡県
〈第三十五回 金子兜太賞〉
ランドセル暴れる文豪つめこんで
菱木 あかね(ひしき あかね)さん 11歳 千葉県
※年齢は応募当時
<第三十六回 伊藤園お〜いお茶新俳句大賞 応募要項>
※詳細は伊藤園新俳句大賞ホームページ( https://itoen-shinhaiku.jp )をご参照下さい。
■応募部門(6部門)
「小学生の部(幼児含む)」「中学生の部」「高校生の部」「一般の部A(40歳未満)」「一般の部B(40歳以上)」「英語俳句の部」
■募集要項(※動画俳句の部は除く)
●応募期間
2024年11月3日(日・祝)〜2025年2月28日(金) 当日消印/送信有効
●応募方法
ハガキ、FAX(A4サイズ)、インターネットのいずれかの方法で、日本語、英語を合わせてお一人様6句
までご応募いただけます。「応募部門と作品」「郵便番号」「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「Eメールアドレス」「句会・学校名・サークル名(所属している場合のみ)」を明記してご応募ください。
※ハガキの場合は「応募部門と作品」のみを裏面に、その他を表面にご記入ください。
●応募宛先
ハガキ : 〒102-8553 東京都千代田区紀尾井町3-23
「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」係
TEL : 03-3264-4050
(受付時間 10:00〜18:00 ※土日祝日・年末年始を除く)
FAX : 03-3263-5668
ホームページ: https://itoen-shinhaiku.jp
●賞(入賞1,000名様、入選4,000名様 合計5,000名様)
入賞:日本語俳句より文部科学大臣賞1名様(賞金50万円と副賞)、金子兜太賞1名様(賞金20万円と副賞)、各部門より大賞1名様・計6名様(賞金20万円と副賞)、優秀賞44名様、審査員賞10名様、後援団体賞10名様、佳作特別賞928名様の合計1,000名様の作品を「お〜いお茶」のパッケージに掲載いたします。
入選(佳作):部門問わず4,000名様に、賞状を進呈いたします。
●発表
伊藤園ホームページなどにて上位入賞作品1,000句を2025年10月下旬に発表(予定)。
また、応募者には審査結果を11月初旬頃に郵送またはメールにて通知いたします。
なお、入賞作品1,000句を2026年春以降「お〜いお茶」ブランドのパッケージに順次掲載いたします
●審査員(50音順、敬称略)
日本語俳句:浅井愼平(写真家)、安西篤(俳人)、いとうせいこう(作家・クリエイター)、金田一秀穂(日本語学者)、神野紗希(俳人)、夏井いつき(俳人)、堀田季何(俳人・文芸家)、宮部みゆき(作家)、英語俳句:アーサー・ビナード(詩人)、星野恒彦(俳人)
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最終審査員一覧
■募集要項(動画俳句の部)
●応募期間
2024年12月1日(日)〜2025年1月13日(月・祝) 当日送信有効
●テーマ
「あなたの“地元”」ご自身の地元にある自慢の風景や知ってもらいたいもの、面白いもの、応援したいものなどをテーマに、動画と俳句をかけ合わせてご応募ください。
●応募方法
・「Instagram」で「伊藤園公式Instagramアカウント( itoen.jp_official )」をフォロー
・ご自身で撮影した動画と俳句(すべて未発表に限る)を「#動画俳句の部 #俳句作品」のハッシュタグ+「 @itoen.jp_official 」(伊藤園公式アカウント)のメンションをつけて投稿
※1回の投稿につき1作品(動画に俳句を記載)のみ
●応募資格
・本コンテストの募集要項の全てに同意された個人の方
・「Instagram」のアカウントをお持ちの方(18歳未満の場合は保護者の同意を得た上でご応募)
※アカウントを非公開にしている方は、応募対象外となります。
●賞
優秀賞:5名様 デジタルギフト(えらべるPAY)3万円分と「お〜いお茶 緑茶」600mlペットボトルを1ケース(24本入り)を進呈いたします。
●発表
伊藤園公式SNSや新俳句大賞ホームページにて、2025年2月中旬頃に発表(予定)。
また、入賞者には入賞通知がダイレクトメッセージで届きます。
●審査員(敬称略)
いとうせいこう(作家・クリエイター)
●注意事項
伊藤園お〜いお茶新俳句大賞ホームページ( https://itoen-shinhaiku.jp )「動画俳句の部」応募規約をご参照のうえ、ご応募ください。
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第三十五回 応募推移
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/415659/LL_img_415659_5.jpg
第三十五回 部門別応募内訳
(※1)ギネス世界記録認定。記録名:「最大の無糖緑茶飲料ブランド(最新年間売上)」。記録対象ブランド:「お〜いお茶 ほうじ茶」を除く「お〜いお茶」ブランド飲料製品。対象年度:2023年1月〜12月。
(※2)公募ガイド調べ(2024年10月14日)
<参考>伊藤園お〜いお茶新俳句大賞について
■企画誕生の背景
伊藤園が世界で初めて緑茶の缶飲料化に成功し、発売5年目にあたる1989(平成元)年は、松尾芭蕉の「奥の細道」300周年ということもあり、俳句が静かなブームを呼んでいました。また前年には俵万智氏の「サラダ記念日」の販売部数が260万部になり、カルチャーセンターでもこの頃から俳句、短歌の人気が高まり、伝統的な短詩形文学の世界に新たな関心が寄せられました。しかし、多くの方々は初心者ということもあって作品発表の機会がほとんどなく、発表したいという想いが強まっていました。
そこで日本文化が育んだ緑茶を扱っている伊藤園が、伝統的な日本文化である俳句の一般愛好者に貢献できないか…ということで企画の検討が始まりました。
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缶入り煎茶
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/415659/LL_img_415659_7.png
初期のお〜いお茶
■企画のコンセプト
自由なテーマで心の風景を五・七・五のリズムに乗せた「新俳句」
俳句は、独自の細かい約束ごと(季語、定型など)が重んじられます。しかし、この約束ごとを満たさなくても素晴らしい句はたくさんあります。約束ごとにとらわれない表現は初心者が取り組みやすいと同時に、ベテランと同じ土俵で「表現力」を競い合うことが出来ます。
こうして、創作上の制限をできるだけ省き、五・七・五のリズムで自由に表現する「伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」が誕生しました。従来の俳句の作風にとらわれず、広く新しい視点で審査を行うために、俳句の第一人者に加え、写真、音楽、文学…といった様々な分野の方々に審査をお願いしております。
■「お〜いお茶」パッケージに受賞作品を掲載
伊藤園の「お〜いお茶」は、全国で多くの方々に愛飲されており、そのパッケージは、メディアとしても活用できます。1989(平成元)年に誕生した「お〜いお茶」は、いつでもどこでもおいしい緑茶を飲んでいただこうと開発した、伊藤園の日本茶飲料ブランドであり、創作上の制限を設けない「新俳句」は「お〜いお茶」にふさわしいものだと考えました。短文表現の発表の場として、自社製品のパッケージを開放することは現代にマッチした新しい文化活動であると考えております。
■新俳句大賞の反響と貢献
第一回は41,373句であった応募作品数は、直近の第三十五回では1,889,582万句となり、累計応募作品数は約4,550万句となりました。新俳句の大きな特徴の一つに、初めて俳句を創作した方からの応募が多いことが挙げられます。同時にベテラン俳人にとっても、新俳句大賞は、「俳句の新しい楽しみ方ができる場」として定着してまいりました。
最近では、俳句を取り上げたテレビ番組が人気になるなど、これまで俳句との接点が少なかった中高生や、若い世代の俳句への関心が高まっているほか、教育現場でも日本文化の継承として俳句創作に関心が寄せられております。
さらに、「お〜いお茶」は、日本のみならず世界の方々に愛飲されております。新俳句大賞への海外からの応募は累計103カ国に及び、“HAIKU”としても注目されております。世界のティーカンパニーを目指す伊藤園は、海外において日本の伝統飲料・緑茶の発展と、同じく日本の伝統文化である俳句を通して日本文化を守り、広く社会につたえていきたいと考えております。
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