プレスリリース
熊本県熊本市と株式会社ALL LINKAGE(本社:東京都中野区/代表取締役:岩田 誠)は、熊本市がGIGAスクール構想により導入しているLTE対応のタブレット内に、開発・保守・運用をジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:佐藤 俊和)が行うHAZARD Busterをインストール・利用し、児童の登下校時の安全対策に関する実証実験を開始します。
【プロジェクトの背景・目的】
熊本市において、不審者事案が増加傾向にあり、児童を危険から守るため、すでに市が取り組んでいる対策に加え、ICTを活用し、保護者・学校、地域の目が行き届かない「見守りの空白地帯」といわれる児童ひとりひとりの登下校時の状況を、リアルタイムで保護者・学校が把握できる仕組みを構築し、児童に対しても危険情報を知らせることで、児童が安心して登下校できる環境の整備(安全対策強化)を行う。
【HAZARD Busterとは】
HAZARD Busterは、インターネットに接続されたパソコン(Webブラウザ)とタブレット(スマートフォン)があればご利用いただけます。パソコン側で設定した各情報がアプリ側に反映・共有され、アプリ側から送られる位置情報・報告がパソコン側に集約されます。
■ GPSによる位置情報の取得・追跡(最短1分間隔)
■ 地図を用いた情報の見える化・ジオフェンス(GIS)
■ お知らせ機能による情報共有(掲示板)
■ ユーザーグルーピング(学年・クラス分け・ご家庭分けに対応)
■ チャットによる双方向でのやり取り(改修予定)
■ SOS報告送信・管理者への通知(デスクトップ通知・メール通知) など
上記機能を組み合わせ、学校側は、全児童の安全状況を一元的に把握でき、ご家庭からは自身のお子様のみの安全状況を把握できるようになります。さらに熊本市側からも、全学校、児童・保護者が見られるように、地図上に情報を表示・共有したり、お知らせ機能を使った情報提供を行える作りになっています。
HAZARD Busterの詳細はこちら → https://school.alllinkage.com
【想定される効果】
■ タイムリーな現在地を取得できるほか、最短1分間隔(学校ごとに設定可能)で位置情報を追跡でき、どのように移動したのか軌跡も確認することができるので、万が一の場合足取りを追うことができ、緊急時には迅速な対応ができるようになります。
■ 地図上に防犯情報や災害情報・地域の避難場所などの情報を、独自のアイコンや影響範囲と共に表示させて見える化を行え、緊急時の通知や平時における安全・防犯学習に用いることができ、その他、課外学習時や学校からの日々の連絡などにも幅広く利用いただけます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/413165/LL_img_413165_1.png
HAZARD Buster実際の画面
【プロジェクト概要】
期間 :2024年11月1日〜2025年2月28日(予定)
協力校 :熊本市内小学校4校
取組内容:学校側が設定した時間間隔による児童の位置情報の定期取得
緊急時における児童の現在地情報の取得
保護者・学校の先生からの上記位置情報の確認
学校到着時・帰宅時の通知(帰宅時については改修予定)
熊本市・熊本県オープンデータの活用、危険情報などの配信
【プロジェクトイメージ図】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/413165/LL_img_413165_2.jpg
HAZARD Buster運用イメージ
【お問い合わせ先】
「HAZARD Buster」製品案内・導入・ご契約に関するお問い合わせ先
株式会社ALL LINKAGE(担当:岩田・小室)
Mail: info@alllinkage.com
TEL : 03-3382-6337
「HAZARD Buster」上記以外に関するお問い合わせ先
ジョルダン株式会社(担当:事業推進室/左氏・松田)
Mail: mobileoa@jorudan.co.jp
TEL : 03-5369-4051
プレスリリース提供元:@Press