プレスリリース
INISOFT Co.,Ltd.(東京都渋谷区渋谷2-7-14 VORT AOYAMA 401号室、代表取締役社長:Jaewung Lee、以下 INISOFT)は、これまで国内外で提供してきたライブ配信プラットフォーム「INI Live Streaming Platform」に複数言語対応の字幕をAI支援により生成し配信できる機能「INI AI Subtitle」を開発し、2024年10月1日からベータ版の提供を開始いたします。
「INISOFT」
https://www.inisoft.tv/
【「INI AI Subtitle」開発の背景】
INISOFTは国内外のさまざまなイベントにおいて、当社のライブ配信プラットフォーム「INI Live Streaming Platform」を提供してまいりました。特に、2020年からは韓国で開催されるK-POPコンサートのライブ配信に注力し、世界中のK-POPファンにコンサート映像を提供するため、当初から世界中へのライブ配信を実施しておりました。
しかし、コンサート中のアーティストの会話が、母国語もしくは開催国の言語で行われるため、一部のファンに十分な体験を提供できておりませんでした。そこで、イベント中の会話を通訳により複数に翻訳し字幕として提供を開始しましたが、次第に対応する言語数の増加や字幕作成に関わる要員数などの問題が顕在化してきたため、文字起こし、翻訳作業をAIで支援できるよう、「INI AI Subtitle」を開発いたしました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_1.jpg
字幕配信管理画面
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_2.jpg
字幕配信モニタリング画面
(*)権利の都合によりライブ動画映像部分に加工をしてありますが、利用時はクリアな入力映像、配信映像が再生されます。
【「INI AI Subtitle」の特長】
1. 言語設定および、辞書設定
ライブ配信で使われるオリジナルの言語および、配信時に用意する字幕の言語を複数設定可能です。現在対応している言語は、以下の12言語となります。
● 日本語
● 韓国語
● 英語
● 簡体字中国語
● 繁体字中国語
● タイ語
● インドネシア語
● ベトナム語
● スペイン語
● フランス語
● ポルトガル語
● タガログ語
また、人名など発話された音声から正しく変換されない可能性がある単語に関して、イベントごとの単語辞書を作成、登録することで、AIによる誤認識、誤翻訳を防ぐことが可能です。
2. 字幕の修正や送信可否の設定
AIでの認識結果や翻訳結果を視聴者に配信する前に運営者側にて確認し、必要に応じて字幕内容の修正を行ってから配信をすることが可能です。また、確認や修正に時間を要する時間を考慮して、会場から入力された映像を、ユーザに配信するまでの遅延時間をプラットフォームで設定可能なため、会話数が多くなる場合でも少ない人数での対応が可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_3.png
字幕の修正や送信可否の設定
(*)権利の都合によりライブ映像部分に加工をしてありますが、利用時はクリアな入力映像が再生されます。
3. 字幕表示の完全同期
通常、ライブ中に人手で会話内容を字幕化して配信する場合、テレビのニュース番組の字幕のように、音声が流れた後、しばらくしてから字幕が表示されますが、当社の字幕機能では、AIで認識された音声の発生タイミングを正確に記録することで、字幕の表示位置を音声の発生タイミングに同期させて表示することができます。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_4.png
字幕表示タイムライン
4. 字幕表示のテキスト単位でのON・OFF
AIが会話でない音を音声として認識した場合は、認識した音声の文単位で字幕として配信するかどうかを運営側で管理可能です。
また、コンサートの場合、アーティストが歌っている際の曲の字幕を生成する筆がないため、任意のタイミングで字幕生成を一時的に停止し、字幕生成が必要になった時点で、再度、字幕生成を開始することも可能です。
5. 見逃し配信での字幕利用
ライブ配信した内容は、字幕を含めて見逃し配信として利用できます。
【「INI AI Subtitle」のシステム構成】
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_5.jpg
字幕配信ワークフロー(1)
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_6.png
字幕配信ワークフロー(2)
【Inter BEE 2024へ出展】
INISOFTは、Inter BEE 2024(メディア・ソリューション部門)に出展いたします。当日は、本発表でご紹介した「INI AI Subtitle」に対応した「INI Live Streaming Platform」のデモ展示を行う予定ですので、ぜひお越しください。
日時: 2024年11月13日(水)〜15日(金)
場所: 幕張メッセ(ブース:Hall 8の8303)
URL : https://www.inter-bee.com/ja/
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/411806/LL_img_411806_7.png
Inter BEE 2024
■会社概要
<本社>
商号 : INISOFT Co.,Ltd.
代表者: 代表取締役社長 Jaewung Lee
所在地: A-519, BundangSuji U-Tower, 767 Shinsu-ro, Suji-gu, Yongin-si,
Gyeonggi-do 16827 Korea
設立 : 2001年
URL : https://www.inisoft.tv/
<日本支店>
商号 :株式会社アイエヌアイソフト 日本支店
所在地 :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-7-14 VORT AOYAMA 401号室
【本製品/本プレスリリースに関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社アイエヌアイソフト 日本支店
担当 : 中尾 岳史(なかお たけし)
Tel : 03-6805-0810/090-4533-4910
E-Mail: takeshi.nakao@inisoft.tv
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