プレスリリース
ネオパラダイスジャパン制作委員会は、下関市に住む89歳の毛利 八重子による日本の伝統工芸を世界に発信するYouTubeチャンネル「ネオパラダイスジャパン」を2024年9月に開設。進行する伝統工芸の後継者不足や技術消滅の危機に対し、毛利は自身の情熱を注ぎ、工芸の未来を守るための取り組みを始めました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411755/LL_img_411755_1.jpg
YouTube『ネオパラダイスジャパン』バナー
■後継者不足と伝統工芸の消滅危機
日本の伝統工芸は、何世代にもわたって受け継がれてきた貴重な技術ですが、その継承が厳しい状況に置かれています。1980年代と比較して生産額は約8割も減少し、職人の数もこの10年間で16%減少。特に若い世代が職人の道を選ぶことが少なく、2050年までに職人の数がさらに4割減少するとされています。これにより、伝統技術が失われる危険性が非常に高いです。
■89歳の毛利 八重子、伝統工芸を守るために立ち上がる
2024年5月に伝統工芸の後継者不足に関する深刻な状況を伝える記事を読んだ私は、このままではいけないという強い思いに駆られました。それがきっかけとなり、日本の技術の素晴らしさを世界に発信し、若い世代や海外の視聴者にもその価値を伝えるためのYouTubeチャンネル「ネオパラダイスジャパン」を立ち上げる決意をしました。
■クラウドファンディングで資金を集め、チャンネル開設へ
5月中には私の想いに賛同する友人たちがボランティアチームを結成してくれました。そして、7月にはクラウドファンディングを通じて10万円を集め、取材や撮影の準備を整えることができました。こうして、2024年9月に「ネオパラダイスジャパン」がスタートしました。このチャンネルでは、日本各地の職人たちの技術やそのストーリーを映像で紹介し、彼らの素晴らしい手業を世界に広めていきます。
【参考】7月〜8月まで行ったクラウドファンディング
https://mobile-app.camp-fire.jp/projects/767232/view
■世界に向けて日本の魅力を発信
私は「日本の伝統工芸は、単なる工芸品ではなく、私たちの文化と歴史を象徴するものです。この美しい技術が消えてしまうことは耐えられません。だからこそ、世界に向けてこの素晴らしい技術を発信し、次世代に繋げていく行動が必要です」と強く感じています。
今後も「ネオパラダイスジャパン」では、様々な地域の職人たちを英語翻訳を入れた形で紹介し、伝統工芸の技術と精神を後世に伝え続けていく予定です。この活動を通じて、日本の伝統工芸が世界中の人々に再評価され、後継者問題の解決に繋がることを目指しています。
プレスリリース提供元:@Press