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古川機工株式会社

日本初(注1)特許出願中「ドリップシート・トレイ供給装置」1号機が熊本エーブルで運用開始。手動投入コスト大幅削減を実現

(@Press) 2024年10月17日(木)09時30分配信 @Press

古川機工株式会社(本社:新潟県長岡市、代表取締役社長:古川 琢也、以下 古川機工)は、スーパーやコンビニ等のセントラルキッチンにおける(精肉・鮮魚・惣菜等)の盛り付けシーンで活用する「ドリップシート自動投入機能付トレイ供給装置」(以下 ドリップシート・トレイ供給装置)の実機となる1号機を2024年10月1日より株式会社エーブル(本社:熊本県八代市、代表取締役:増永 幸雄、以下 エーブル)様、精肉工場内にて、運用を開始いたしました。

詳細URL: https://www.furukawakikou.co.jp/product/dripsheet.html

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/411542/LL_img_411542_1.png
ドリップシート・トレイ供給装置(エーブル様仕様)

当社とエーブル様の出会いは、2024年4月に東京ビッグサイトで開催された日本一の食品トレイメーカーである株式会社エフピコ(本社:広島県福山市、代表取締役会長:佐藤 守正)主催の展示会「エフピコフェア2024」(注2)でのことでした。初日、ベンダーであるアペックス(注3)一美シニアマネジャーと当社ブースにいらした木村 慎一営業本部長が「この装置を見るためだけに九州からわざわざ上京した」「本当にこの機械が欲しかった」「すぐに購入したい」とのことでした。多くのお客様が訪れた中、導入に向けひときわ熱心にお話頂きました。

導入を最初に決めたエーブル様は、台湾の半導体メーカー様を工場誘致したことで賑わっている熊本県にある企業で大手スーパー様向けの精肉・水産物加工等のプロセスセンターを運営されています。
熊本県では半導体メーカー様誘致の影響からか、時給の高騰以外にも働き手不足に歯止めがかからず、パートさんの確保に頭を悩ませておられました。

パートさんが足りず、日替わりで来るアルバイトさんに1日7〜8時間かけて7,000枚以上のトレイにドリップシートを入れる作業をしてもらっていたそうで、「毎日違うアルバイトさんが来るため、担当者がやり方を毎回説明しなくてはならず、時間が無駄になることに加え、毎日アルバイトさんが来るまで心配だった」と不安な胸のうちを明かして下さり、何としてでもこの機械でお役に立ちたいと製造を加速させました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/411542/LL_img_411542_2.png
タッチパネル簡単操作

似たような話は日本中どこにでもあり、少子高齢化に加え、特に円安の影響を受け、海外実習生らを隣国と取り合う傾向も出てきました。働き手不足を補い衛生管理も考慮しなければならない食品加工業の世界では、様々な機械化・省人化・省力化が進む中、“ドリップシートを敷く”という作業だけが一連の自動化を阻む大きな要素でありました。

そこで当社開発のドリップシート・トレイ供給装置を使えば、ユーザー様がセットしたい数をタッチパネルに打ち込み、ドリップシートとトレイを所定の位置に補充、簡単な設定をして、後はスタートボタンを押すだけで1時間に約2,000枚のドリップシート投入が可能になります。

また、今まで時給1,000円で毎日8時間、1年365日アルバイトさんを雇い、人材紹介会社への30%の手数料も含め、かなりの出費をしていましたが、この装置の導入により、今では作業時間が3時間半くらいと以前の半分以下の時間で作業できることにより、作業時間の短縮と大幅な経費削減が可能となりました。わずか数年で装置代をまかなえる上、単純作業なだけに費用対効果がわかりやすいのもメリットです。

私どもは、この装置を使って出来た心と時間のゆとりで、人間にしかできない作業、例えば、新規メニューの開発や商品チェックなどに時間を充ててもらえればと考えています。古川機工は、これからもエンドユーザー様のお困りごとに耳を傾け寄り添いながら、痒い所に手の届く製品を作り続け、省人化・省力化・自動化を推し進めてまいります。そして、安心安全な社会を目指しSDGs・持続可能な社会の実現のために貢献していきたいと考えております。


【エーブル従業員様の声】
*今までの半分の時間で作業を完了することが出来る上、この装置を動かしながら、別の作業も出来るため仕事の効率が上がりました。
*機械の設定は、最初は面倒に感じますが、慣れれば簡単に出来ます。もう手作業には戻りたくないです(笑)
*毎日アルバイトさんが来てくれるかどうか不安だった頃と違い、パート従業員の多くが機械の扱いにも慣れ、誰でも簡単に作業出来るのが良いですね。

(注1) 枚葉(1枚ずつ)タイプのドリップシート自動供給機として、日本初特許出願中です。
(注2) エフピコフェア2024
開催期間:2024年4月10日〜4月12日
場所 :東京ビッグサイト 南ホール
(注3) 株式会社アペックス(本社:福岡県福岡市 代表取締役社長:亀澤 徹)熊本営業所

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/411542/LL_img_411542_3.png
トレイ補充

【特長】
1. 当社独自の「ドリップシート供給技術」(特許出願中)搭載
2. 自動化によりドリップシート投入作業の自動化・省人化が実現
トレイ供給機+ドリップシート供給機+当社独自スイットル技術 等
オプションの組み合わせが可能
3. オプション装備により全自動で、トレイの定数管理等が可能
4. 人手で触れないため、衛生的。HACCP対策にも最適


【メインユニット】
*ドリップシート供給装置
*トレイ供給装置


【オプションユニット】
*トレイ追加投入用ストックコンベア
*トレイ段積機構
*トレイ払出コンベア


【用途事例】
*精肉:鶏肉、レバー、ひき肉、スライス肉、ブロック肉 等
*鮮魚:刺身柵、刺身、たこぶつ、尾頭付、あら部分、イクラ、たらこ 等
*惣菜:唐揚げ、とんかつ、天ぷら、煮物、煮魚、焼き魚 等

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/411542/LL_img_411542_4.png
ドリップシート補充

【商品概要】
名称: ドリップシート・トレイ供給装置
仕様: ユーザー様のニーズに合わせオリジナルの設計・製作を承ります。
URL : https://www.furukawakikou.co.jp/product/dripsheet.html


【イベント出展】
折兼グループフェア2024にデモ機を出展いたします。
期間:10月23日(水)〜24日(木)9時〜17時
場所:東京国際フォーラム
詳細は https://www.orikane-hd.co.jp/orikane2024/ よりご確認ください。
*事前登録制で入場無料


■会社概要
商 号 : 古川機工株式会社
代表者 : 代表取締役社長 古川 琢也
所在地 : 〒940-1138 新潟県長岡市滝谷1917-7
設 立 : 1989年4月
事業内容 : 主に食品製造メーカー様向け省人化・省力化・
自動化装置の開発・製造・販売
資本金 : 2000万円
URL : https://www.furukawakikou.co.jp/

プレスリリース提供元:@Press

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