プレスリリース
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、『2時間で一気読み 13歳からの政治の学校』(橋下 徹 著/税込968円)を、2024年9月27日に発売します。本書は、大阪府知事・大阪市長・国政政党代表として、不可能と言われた数々の政策を政治の第一線で実現し、現在は各メディアで時事問題を本音で語る橋下氏が、政治家、選挙、国会、派閥、民主主義などに対する基本的な疑問を、わかりやすく解説する政治入門書です。
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今こそ「政治とは何今こそ「政治とは何か」という原点に立ち返る時か」という原点に立ち返る時
「U30世代の政治意識調査」(2022年6月/YOUTH THINKTANK)によれば、選挙に投票しない理由として「選挙にあまり関心がないから」(32.6%)が最も多く、次いで「投票所に行くのが面倒だから」(27.9%)、「忙しい、時間がないから」(21.2%)が続きます。橋下氏に対しても、「政治家は本当に必要ですか?」「選挙って行く意味ありますか?」といった政治への無力感を感じさせる質問が寄せられるようになりました。裏金問題などにより政治不信がますます広がっていると指摘する一方で、橋下氏は今こそ「政治とは何か」という原点に立ち戻るべきと考えました。めまぐるしく変化する社会情勢の中、これまで当たり前だと思っていた平和で安全な生活が、今後も続く保証はありません。国やトップが誤った方向へ進みそうになった時に堂々と「NO」という声をあげ、違う政治を求めるための知識と方法を、本書にまとめたのです。
「政治家が目指す方向が間違っていると国民が感じたとき、『嫌だ!』『自分たちは違う政治を望んでいる!』と堂々と言って、殺し合いをしなくても選挙を通じて、政治家から権力を奪うことができるいまの日本の政治は素晴らしいものなんだよ」
この言葉を、僕は息子に限らず、多くの若い人たちに声を大にして言いたいのです。(本文より)
「国」を「学校」に置き換えて政治の仕組みを解説
年齢を問わず政治への関心を高め、他人事ではなく「自分事」として政治を体感してほしいという著者の思いから、本書は義務教育の最終段階である中学生でも理解できる内容になっています。政治の世界を身近な学校に舞台を置き換えることで、政治参加を目前に控えた10代の若者はもちろん、あいまいな知識で理解したつもりだった大人も手に取りやすくしました。本書で「学校は社会の縮図です」と述べている橋下氏は、ブラック校則や生徒会の仕組みなどを例示しながら、日本政治の問題点を巧みに浮き彫りにします。各章のテーマを質疑応答形式にし、学校生活や仕事で多忙な人でも、2時間あれば、政治の見方や考え方を学べるコンパクトな一冊です。
【目次より】
第1章 「民主主義」って何ですか?
血を流すことなく、現状を変えられる力です
第2章 なんで「選挙」が大事なんですか?
政治家にプレッシャーを与えるためです
第3章 なんでネット選挙できないんですか?
与党政治家は、無党派層に選挙に行ってほしくないからです
第4章 なんで日本では「首相」を直接選べないんですか?
そのほうが国会議員にとって得だからです
著者プロフィール
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(著者近影 写真:的野弘路)
橋下徹(はしもと とおる)
1969年生まれ。大阪府立北野高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。98年、橋下綜合法律事務所を開設。2008年に38歳で大阪府知事、11年に42歳で大阪市長に就任。大阪府庁1万人、大阪市役所3万8000人の組織を動かし、大阪都構想住民投票の実施や行政組織・財政改革などを実現。15年、大阪市長を任期満了で退任。現在はテレビ出演、講演、執筆活動を中心に多方面で活動。著書に『実行力』『交渉力』『決断力』『折れない心 人間関係に悩まない生き方』(以上、PHP新書)など。
【書誌情報】
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『13歳からの政治の学校』書影
ヘッドタイトル:2時間で一気読み
タイトル:13歳からの政治の学校
著者:橋下 徹
判型・製本:新書判並製
ページ数:160ページ
レーベル:PHP新書
定価:968円(税込)
発売日:2024年9月27日
ISBN:978-4-569- 85777-0
発売元:株式会社PHP研究所
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