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株式会社オレンジページ

防災意識」、ほぼ5割が「低い」と回答。 「ほぼ1000人にききました」が調査結果を発表。

(@Press) 2024年08月20日(火)10時00分配信 @Press

くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。今回は9月1日の「防災の日」を前に、みんなの防災意識をオレンジページが国内在住の成人女性1224人に調査しました。毎年のように起きる台風や豪雨による災害に加え、今年も大きな地震が複数回発生。多くの人が自然災害が増えていると感じ、災害対策は重要だと思ってはいるものの、実際には行動に移せていない現状が明らかに!

【ダイジェスト】
危機感に意識が追いつかず!? 避難場所を把握していても経路は未確認
非常用持ち出し品の準備は昨年よりアップ。ただし水のストックは不十分
災害対策情報の収集、30代は「日常生活のすきま時間」「SNS」も活用

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/406657/img_406657_1.png
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/406657/img_406657_2.png

■ 危機感に意識が追いつかず!?避難場所を把握していても経路は未確認
近年「自然災害が増えている」と感じる人は97.5%、自然災害への対策が「重要」と思う人は98.4%と大多数。一方、自分の防災意識については、ほぼ半数の49.8%が「低いほうだ」と回答していて、危機感に意識が追いついていないことがうかがえます。実際、この1年以内に新たに行ったり見直した災害対策は「ない」が約7割で、年始に起きた地震後も何らかの行動をとった人は多くはないよう。災害時の避難についても、住んでいる地域の避難所や避難場所を把握している人は全体の59.9%。そのうち、そこまでの経路を「実際に歩いて確認した」「地図上で確認した」はともに2割程度で、6割超が「知っている場所なのであらためて確認していない」と回答。
ちなみに「避難所」とは災害による被害を受けた人または受ける可能性のある人が一定の期間、避難生活を送る場所のこと、「避難場所」とは災害で身の危険が迫っているときに一時的に避難する場所のことですが、その違いを把握できている人は47.5%と半数を切りました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/406657/img_406657_3.png

■ 非常用持ち出し品の準備は昨年よりアップ。ただし水のストックは不十分
災害に対する備えとして、非常用持ち出し品の準備が大切だと思う人は70.8%。しかし実際に準備できている人は61.8%とギャップがあり、わかっちゃいるけど……という人も一定数いるよう。とはいえ昨年の調査では、準備できている人が54.4%だったので、7.4ポイントはアップしています。年明けの大地震発生後、防災グッズの売り上げが例年の35倍になったとの報道もあり、能登半島地震をきっかけに準備した人もいそうです。ちなみに、この1年以内に新たな災害対策をした人の中で多かったのが、災害用トイレを買った、増やしたという声でした。また災害時を意識して、自宅に「水」をストックしている人は63.9%ですが、そのうちの半数は家族の人数に合わせた必要量に足りず。
さらに生活用水となるとストックしていない人が73.9%と、被災時に欠かせない水の準備が充分とは言えないことが判明しました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/406657/img_406657_4.png

■ 災害対策情報の収集、30代は「日常生活のすきま時間」や「SNS」も活用
ふだんから災害対策の情報を収集している人は全体の52.2%。情報の入手経路では複数回答で1位が「テレビ」、2位が「インターネット」でともに7割超ですが、30代・40代ではインターネットがトップに。また情報を集めるタイミングは、大きな災害が起きたときや、災害に関するニュースや情報に接したときが多い中、30代では「移動中など日常生活のすきま時間」が全体より13ポイント高くなっています。30代は収集手段として「SNS」を挙げる割合も高く、日常的にこまめに情報収集する人が多いもよう。実際に使ってみて便利だと思う情報集めのツールは、「警視庁や消防庁のXをフォローしておくと、災害対策情報が流れてくるので有効だと思う」(40代・れもんちゃん)、「『特務機関NERV防災』というアプリ。
地震発生時に自分の居場所が揺れるまでの時間をカウントダウンしてくれる」(40代・mi-cha)などといったSNSやアプリのほか、防災に役立つアイテムの紹介動画を参考にしているという人も。「ハザードマップ」を挙げる人も多数いて、あらためて見てみて避難ルートを見直したという声もありました。

自然災害にたびたび見舞われている日本。しかし、年明けの大きな地震後も「防災対策」を自分ごととしてとらえられている人は多くないよう。今回の調査では、ふだんから災害についての情報を収集している人のほうが、していない人よりも、水や食料のストックなどの対策ができている割合が高いことも明らかになりました。防災意識を高めるのはなかなか難しいものですが、まずは対策情報に触れるように意識することから始めてみるのがいいかもしれませんね。

アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1224人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2024年6月14日〜6月21日
●「ほぼ1000人にききました」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊39周年を迎えた生活情報誌。30〜40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。

プレスリリース提供元:@Press

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