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東栄新薬株式会社

東栄新薬、露地栽培アガリクスKA21株の創傷治癒促進作用、美肌効果に関する研究成果を国際論文発表

(@Press) 2024年08月19日(月)13時00分配信 @Press

東栄新薬株式会社(所在地:東京都三鷹市、代表取締役:元井 章智)は、当社の露地栽培アガリクス(KA21株)の創傷治癒促進作用、美肌効果に関する研究成果を、当社の34本目となる国際論文として発表したことをお知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_1.jpg
露地栽培アガリクスKA21

■論文タイトル
「Effect of Royal Sun Medicinal Mushroom Agaricus brasiliensis KA21 (Agaricomycetes) Cultivated Outdoors on Wound Healing and Maintaining Skin Elasticity」

■和訳
「露地栽培アガリクスKA21の創傷治癒および皮膚弾力性維持への効果」

■掲載論文
International Journal of Medicinal Mushrooms, 26(11):1-10 (2024)
DOI: 10.1615/IntJMedMushrooms.2024054886

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_6.jpg
掲載された薬用キノコに関する国際ジャーナル

【試験実施機関】
東京薬科大学薬学部免疫学教室


【論文の主な内容】
アガリクスは、さまざまな有益な薬理効果を持つことが知られていますが、これらの効果は栽培条件によって異なります。露地栽培されたアガリクスKA21には、創傷治癒を促進するβ-グルカンが豊富に含まれおり、本研究では、アガリクスKA21の創傷治癒促進効果および、栽培条件が創傷治癒促進効果に与える影響を評価しました。その結果、創傷治癒に対する効果に関しては、露地栽培されたアガリクスKA21(KAOD)はマウスの創傷治癒を促進し、その効果は屋内でハウス栽培された一般的なアガリクス(KAID)よりも強いことがわかりました。さらに、露地栽培アガリクスKA21は、創傷治癒を促進するコラーゲンI型およびIII型の合成を促進し、特にコラーゲンIIIの産生を有意に促進しました。
また、露地栽培アガリクスKA21はアセトン塗布後の皮膚弾力性の低下を抑制し、この効果はハウス栽培アガリクスでは観察されませんでした。これらの結果は、露地栽培アガリクスKA21が手術や外傷治癒において、創傷部位での病原体に対する免疫を増強し、創傷治癒を促進するサプリメントとして有用であることを示しています。また、露地栽培アガリクスKA21は皮膚のダメージを修復し、皮膚の弾力性を維持するため、美容分野でも有用である可能性が示唆されました。


【露地栽培アガリクスKA21株の手術後の早期回復用サプリメントとしての応用】
当社では過去に、露地栽培アガリクスKA21株の創傷治癒促進作用に関するアンケート調査を実施しています。

1)美容外科医に対するアンケート調査
美容手術後の患者18名が、露地栽培アガリクスKA21 1600mg配合したサプリメントを6日間摂取した結果、美容外科医の満足度(非常に満足、満足以上)93.3%と非常に高い満足度を確認しました。
(社内資料)

2)獣医師・飼い主に対するアンケート調査
手術後の犬猫55例に、体重4〜5kgあたり露地栽培アガリクスKA21 240mg配合したペット用サプリメントを7〜10日間摂取させたところ、獣医師の満足度97.9%、飼い主の満足度93.9%といった結果を学会で報告しています。
(第64回比較統合医療学会発表資料)

今回論文発表した内容と、過去の学会報告のデータから、露地栽培アガリクスKA21の手術後の早期回復用のサプリメントとしての応用が期待されます。


■アガリクスについて
アガリクスは、補完代替医療の分野で健康食品・サプリメントとして広く利用されているキノコの1種。「菌株、栽培条件や産地により、その特性や含有成分が異なる。」「アガリクス含有製品には、製品により品質に大きな違いがある」とされます。

*国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報ホームページより抜粋


■ブラジル産露地栽培アガリクス(KA21株)
ブラジルでキング・アガリクス21(=KA21)株を使用して、太陽の下、露地栽培されたアガリクス。暗所で栽培される通常のハウス栽培アガリクスに比べ、サイズは大きく育ち、主要成分のβ-グルカンやビタミンD*などを多く含み、抗酸化活性が5倍以上**といった特徴があります。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_2.jpg
サイズの比較 左:ハウス栽培 右:露地栽培
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_3.jpg
β-グルカンの含有量
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_4.jpg
ビタミン・ミネラルの違い
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/406578/LL_img_406578_5.jpg
抗酸化活性の違い

*日本食品分析センター調べ
**IntJMedMushrooms.2019033173, pages 31-43


■東栄新薬株式会社
KA21株のメーカーである東栄新薬株式会社は、これまでにKA21株に関する研究開発を28年以上行い、国際論文発表数は34本、国内特許3本、米国特許2本取得と多くの研究実績があります。麻布大学獣医学部、慶應義塾大学SFC研究所、国立長寿医療研究センター、順天堂大学医学部、東京大学食の安全研究センター、東京薬科大学薬学部免疫学教室などとの共同研究実績があり、動物実験ではKA21株の抗腫瘍効果、抗がん剤の副作用軽減効果、肝臓の保護作用、心臓の保護作用、血糖値の低下作用、育毛促進作用、ヒト臨床試験にて免疫増強作用、疲労感の軽減効果、抜け毛の改善作用、EDなどの男性更年期障害の改善作用など様々な有効性を確認しています。

商号 : 東栄新薬株式会社
本社 : 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-11-23
代表 : 代表取締役 元井 章智
資本金: 1,000万円

プレスリリース提供元:@Press

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