プレスリリース
トライベック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋)の調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2024」の結果を発表しました。調査手法はインターネット上のアンケート調査、有力企業197サイトについて製品・サービス分野別に抽出したBtoBターゲットユーザーより回答を得ました。
●BtoBサイトスコアランキング1位は2年連続三菱電機(FA)、2位はオムロン(制御機器)
BtoBサイト調査のランキング指標であるBtoBサイトスコアは、三菱電機(FA)が58.0%でトップ。以下、2位オムロン(制御機器)、3位キーエンスが続きました。また、2024年問題を受け変革が予想される中、今回新たに調査対象とした「物流」分野から、ヤマト運輸(法人のお客さま)が5位にランクイン。同じく物流の佐川急便、日本郵便(法人のお客様)も高いスコアを得ています。【表1】。
【表1】BtoBサイトスコアランキング<総合ランキング上位20>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397581/img_397581_1.jpg
*BtoBサイトスコアは「アクセス率×ニーズ充足率」によって算出。アクセス率はターゲットのうち過去1年以内に業務目的でアクセスした人の割合、ニーズ充足率はアクセス者のうちニーズが充足された人の割合である。
●ニーズ充足率1位はセイコーエプソン(ビジネス用)、ドキュメントソリューションのサイトが大幅ランクアップ
ニーズ充足率(アクセス者に占めるサイトでのニーズ充足者の割合)のランキングはドキュメントソリューションのセイコーエプソン(ビジネス用)が85.6%でトップ、同じくドキュメントソリューションのキヤノン(法人のお客さま)が85.0%でそれに続きました【表2】。
【表2】ニーズ充足率ランキング<総合ランキング上位20>
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/397581/img_397581_2.jpg
ニーズ充足率は過去1年以内に業務目的でサイトにアクセスした人のうちニーズが充足された人の割合である。
●導入メリットの明快性が高評価の鍵
ニーズ充足率1位のセイコーエプソン(ビジネス用)は、同社の強みであるインクジェットプリンターのコスト、スピード、環境性能といったメリットを端的に提示しています。特に、レーザー式からインクジェット式に変えることによる環境負荷低減を大きく打ち出していることが同サイトの特徴といえます。ニーズ充足率の向上に向けては、他社と比べ自社製品・サービスにどのような優位性があるかをわかりやすく示し、導入のメリットを伝えることが重要といえそうです。
●カーボンニュートラルや環境配慮製品など、環境関連テーマの情報を求める人が増加。
なお、BtoBサイト調査2024では「業務上、情報収集することがある製品・サービスや課題テーマ」について自由意見で回答を得ています。本年の回答では「カーボンニュートラル」や「環境配慮製品」など環境に関連したテーマを挙げる人が増加しており、意識の高まりが示唆される結果となりました。こうしたトレンドを踏まえ、環境にやさしい製品やサービスを打ち出すことは競争力を高める有効な手段といえるかもしれません。
●「メタバース展示会」はFA分野で高い利用意向。
また、本調査では「メタバース展示会」への利用意向およびイメージを聴取しています。「利用したことがあり、今後も利用したい」「利用したことはないが、利用してみたい」の合計値である利用意向率は全体平均で4割強と、まだ限定的ではありますが、FA分野は5割を超えており一定の需要があることが分かります【表3】。
【表3】「メタバース展示会」の利用意向
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/397581/img_397581_3.jpg
「メタバース展示会」の利用に消極的な層の意見では「コミュニケーションの正確性」や「PCや回線の環境負荷」「操作性」に対する懸念の声が多く聞かれました。一方で好意的な意見として「参加する場所を選ばない」「移動時間が短縮できる」や、実際に参加した人から「遠隔で製品を見たり、専門家と交流したりする貴重な機会でした。メタバース展示会は没入感があり、未来的なイメージが広がりました」といった声も聞かれました。
データ詳細は当調査の「データサービス」「分析レポート」でご確認いただけます。ご興味がございましたらぜひ当社までお問い合わせください。
E-MAIL:mail@tribeck.jp
<調査概要>
調査時期:2024年4月5日〜4月19日
調査方法:インターネットを通じたアンケート調査
回答者プロフィール:BtoBの製品・サービス分野(13分野)別に抽出した製品・サービス購入関与者
有効回答数:7,700人
調査対象サイト数:197
詳細: https://brand.tribeck.jp/research_service/websitevalue/bb/bb2024/
<調査結果はこちら>
https://japanbrand.jp/ranking/bb-ranking/bb2024-total.html
トライベック・ブランド戦略研究所について
トライベック株式会社内に設置された調査・分析機関で、ブランドやオウンドメディアの品質・価値向上を実現させるためのリサーチおよびランキング事業を行っている。ブランドや企業のデジタルメディアに関する個別調査を行うほか、国内の主要企業を対象とした大規模調査を定期的に実施し、発表している。主な定期調査には、企業のデジタルメディアの価値を総合的に評価する「Web Equity」、企業情報をユーザーが評価する「企業情報サイト調査」、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査」、専門家によるウェブサイトの使いやすさを評価する「Webユーザビリティ診断」などがある。
URL: https://brand.tribeck.jp/
【会社概要】
会社名 :トライベック株式会社
所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階
代表者 :代表取締役社長 後藤 洋
設立 :2001年9月4日
資本金 :3億1千万円
事業内容:デジタルマーケティング支援事業、DXプラットフォーム事業、エクスペリエンスマネジメント事業、メディア/広告代理事業
URL :https://www.tribeck.jp/
【本調査に関するお客様からのお問い合わせ先】
トライベック株式会社 トライベック・ブランド戦略研究所所長 長谷山
TEL:03-5413-0177 / FAX:03-5413-0178 / E-MAIL:mail@tribeck.jp
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