プレスリリース
株式会社タクマ(本社:兵庫県尼崎市、社長:南條博昭)のCO2有効活用技術を用いた株式会社サラでのCO2活用事例(トリジェネレーションによる野菜栽培)が、TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会)の運営するTEPIA先端技術館に展示されました。
TEPIA先端技術館での展示について
TEPIA先端技術館は、東京都港区にある先端技術の展示施設で、より良い未来社会をつくるために解決が必要な社会的課題とその解決に役立つ最新の先端技術を、次世代を担う若者から大人まで幅広い世代の方々に体験を交え、分かりやすく紹介しています。(入場無料、完全予約制)
今回、施設内の一部リニューアルにあたり、当社技術によるCO2活用事例が「廃棄物を活かすテクノロジー」として展示されることとなりました。展示期間は2025年度末までとなります。
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展示内容について
本展示では、岡山県笠岡市で13haの半閉鎖型グリーンハウスでトマト、パプリカ、レタスの栽培・出荷を行う株式会社サラ(本社:岡山県笠岡市、CEO:小林健伸)の取り組みと、その生産を支えるべく同社に納入したバイオマス発電プラントとCO2供給設備(名称:t-CarVe・ティーカーブ)が取り上げられています。
本設備では主にPKS(パーム椰子殻)等の輸入木材や、周辺地域の一般木材をバイオマス燃料として発電し、その電力の一部をグリーンハウスに供給するとともに、回収した熱を野菜栽培に必要な暖房・除湿冷房用の熱源として利用するほか、燃焼ガスから精製したCO2を野菜栽培に活用する、電気・熱・CO2のトリジェネレーションを実現しています。バイオマス発電で発生するカーボンニュートラルなCO2を活用しているためカーボンネガティブを達成しており、CO2排出削減効果が高いだけでなく、CO2を安価に大量供給できるため、野菜栽培のCO2源として活用されている高価な液化炭酸ガスに代わるものとしてランニングコストの削減にも貢献しています。
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株式会社サラでの野菜栽培について
株式会社サラでは、安心して食べられる美味しい野菜を、一年を通して安定的に届けること、生産者・販売者・消費者にとって持続可能な農業を実現し「アジアにおける未来の野菜カンパニー」となることを目指して、岡山県笠岡湾の広大な干拓地に、国内最大規模となる13haの半閉鎖型グリーンハウスを用いた野菜栽培とバイオマス発電プラントを組み合わせた世界最先端の施設園芸事業を推進しています。世界の品種を選りすぐり、先進の栽培施設で育てたプラムトマト・フルーツパプリカ・サラトリオ、新しい美味しさをお届けしています。
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タクマグループの今後の取り組みについて
これからも当社グループは、バイオマス発電プラントや株式会社サラとのパートナーシップのもとCO2供給設備の提供等を通じてCO2の排出削減と次世代農業の普及へ貢献します。また、再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心に積極的な研究開発と商品の提供を通じて、温室効果ガスの削減や資源・環境の保全を実現し、持続可能な社会の形成に貢献してまいります。
展示概要
展示内容
TEPIA先端技術館
「人と自然」廃棄物を活かすテクノロジー
場所
〒107-0061 東京都港区北青山2-8-44(TEPIA先端技術館)
https://www.tepia.jp/access
展示期間
2024年3月19日〜2025年度末まで(約2年間)
ご参考
TEPIA先端技術館 ご利用案内
https://www.tepia.jp/exhibition/aboutus
TEPIA先端技術館 人と自然
https://www.tepia.jp/exhibition/showcase02
株式会社サラ
https://www.sarafarm.jp/
タクマの脱炭素技術
https://www.takuma.co.jp/pickup/decarbonization.html
プレスリリース提供元:@Press