プレスリリース
総入れ歯専門歯科の医療法人中道会パリムデンタルクリニック(所在地:大阪府豊中市本町2-4-2 大前ビル3F、院長:大前太美雄 オオマエタミオ)は、石川県能登町の支援要請に応え、避難所に「インスタントハウス」3棟の設置を行います。
医療法人中道会パリムデンタルクリニック HP: https://parim.jp
●「インスタントハウス」について
「インスタントハウス」は、ドーム型の生地を空気で膨らませた内部からウレタン剤を吹きつけることにより、軽く、強度があり、断熱性にも優れた「テント工作物」です。災害時にも簡単に組み立てられるシェルターとして開発され、現地での組み立ては1〜2時間での設置が可能です。
避難所の校庭、キャンプ場、駐車場などの空き地に設置し、避難所の拡張機能として利用され、体育館などでの集団生活におけるプライバシーに配慮した個室空間の提供に活用します。
また、「インスタントハウス」には耐久性があり、避難フェーズごとのニーズに応じて、必要な場所への移設も可能で、分解して保管することで、将来の被災への備えにもなります。
「インスタントハウス」 https://instantproducts.lifull.net/house/
<設置場所>
コンセールのと(能登町役場)
石川県鳳珠郡能登町字宇出津ト字29-2
<設置日時>
2月26日〜2月28日…テントを地面設置、1日1棟ずつウレタン吹き付け
2月28日…2月26日、27日に吹き付けた2棟を切ったのち設置完了
2月29日…2月28日にウレタンを吹き付けた1棟を切ったのち設置完了
*ウレタン乾燥後に「切る」のは、後に移設を可能にするためです。
<販売・設置会社>
株式会社 LIFULL ArchiTech
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4-4
●支援の背景について
当法人理事長 大前太美雄は、能登半島地震発生直後に「インスタントハウス」の情報を得ていましたが、1月中旬の記録的大寒波による被災者の方々への影響を、医療提供者として少しでも小さくしたいと考え、「インスタントハウス」の支援(無償貸与)の意思を、LIFULL ArchiTech社に伝えたところ、能登町より支援の依頼がありました。今回、当法人としては、支援の優先順位が後となっている、健康な方、若年層や子供たちの集団生活におけるストレス軽減を目的に「インスタントハウス」を設置します。
・子供達の遊び場として
・心理カウンセラーによるカウンセリングルームとして
・夜間、乳児と母親の授乳スペースとして
・感染症者が増加した場合の隔離スペースや診療スペースとして
「インスタントハウス」は、避難所での利用終了後、移設してボランティアの方の軽費宿泊施設、その後はグランピング施設などへ転用することで、被災した宿泊事業者への事業再建、雇用の確保などにも貢献できると考えます。
全国には「被災者のために何かできないか」という思いを持つ方が多くいらっしゃると思い、支援の一つの方法として情報提供いたしました。お取り計らいの程、よろしくお願い申し上げます。
プレスリリース提供元:@Press