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ヌッチ、来日! バリトンの巨匠レオ・ヌッチ公演はいよいよ来月!

(@Press) 2024年01月18日(木)10時00分配信 @Press


株式会社TBSグロウディア(東京都港区、代表取締役:園田憲)が、楽天チケット、朝日新聞社と共に主催
する『ヌッチ、来日 〜 イタリアの至宝レオ・ヌッチ、有終の美 〜』。こちらの公演が2/7・2/10に開催される。待ちに待ったレジェンドの魅力を改めて伝える。


聴き手の心を最高に揺さぶるのはバリトン、と気づかせるヌッチの絶唱


画像 : https://newscast.jp/attachments/E9oBjLGZcwWUUclo2Kg1.jpg


                  foto Mirella Verile


バリトンには人気のテノール以上に抗しがたい魅力がある。ヴェルディはバリトンに重要な役を歌わせた。それは、無理のない声で人間感情の深奥を描ける、というバリトンの魅力を知り尽くしていたからだ。事実、すぐれたバリトンの歌唱にこそ、聴き手の涙腺は刺激される。
そんなバリトンの最右翼がレオ・ヌッチである。艶やかで深い声に人間存在の光も影も滲ませ、圧巻の響きで迫る歌唱に、いくたび魂を揺さぶられたことか。
いま80歳を超えたヌッチの歌は、過去の歌手たちがとても及ばなかった深みを加えている。衰えがないといえば嘘になるが、卓越したテクニックに支えられ、奇跡的に声が保たれている。そこに年齢を重ねてこそ得られる精神性が加わり、声力と深みが異次元の水準で両立している。
これまでもヌッチが歌えば、トスティの歌曲は歌詞とともに胸に刺さり、ヴェルディのわずか数分のアリアに人生が描かれた。すべてが一期一会の特別な時間だった。
2月の公演は、おそらくヌッチの日本での最後の歌唱になる。その声を浴びる幸福に浴した人は、バリトンが刻む人生の深さに身震いするだろう。
香原斗志(オペラ評論家)


画像 : https://newscast.jp/attachments/gu1Vud2uUirKrD91dmId.png


【公演名】 ヌッチ、来日
イタリアの至宝レオ・ヌッチ、有終の美
【開催日時・出演】
2024年2月7日(水) 東京オペラシティコンサートホール 開演18:30
イタリアのセレナータ&オペラの名曲<原点への回帰>
※アフタートーク付き 
2024年2月10日(土) サントリーホール 大ホール 開演14:00
ヴェルディ・プログラム
素晴らしい出演者の組み合わせでお届けします!
バリトン:レオ・ヌッチ 《バリトンの巨匠、生ける伝説》
ピアノ:ジェイムズ・ヴォーン(2/7のみ) 《スカラ座で絶大な信頼を得ているピアニスト》
指揮者:フランチェスコ・イヴァン・チャンパ(2/10のみ)《イタリアで人気の若手指揮者》
演 奏:東京フィルハーモニー交響楽団(2/10のみ)
【公式HP】https://r-t.jp/nucci
【演奏曲目(予定)】
2024年2月7日(水)  東京オペラシティコンサートホール 
《フランチェスコ・パオロ・トスティ》
いとしい女よ、私は死にたい、君なんかもう愛していない
《エルネスト・デ・クルティス》
夜の声、とても君を愛してる、忘れな草、帰れソレントへ
《G.ヴェルディ》
 歌劇「椿姫」より『プロヴァンスの海と陸』
歌劇「イル・トロヴァトーレ」より『君の微笑み』
歌劇「リゴレット」より『悪魔め、鬼め』 ほか
2024年2月10日(土) サントリーホール 大ホール
《G.ヴェルディ》 
歌劇「椿姫」より『プロヴァンスの海と陸』
歌劇「二人のフォスカリ」より『ああ、年老いた心よ』
歌劇「マクベス」より『哀れみも、誉れも、愛も』
歌劇「仮面舞踏会」より『お前こそ心を汚すもの』
歌劇「ドン・カルロ」より“ロドリーゴの死”『私の最期の日』 ほか


■チケット情報■
2024年2月7日(水) 開場17:45 開演18:30 東京オペラシティ コンサートホール
[ S席22,000円 A席18,000円 B席14,000円 C席11,000円 ] 
2024年2月10日(土) 開場13:15 開演14:00 サントリーホール 大ホール
[ S席26,000円 A席22,000円 B席18,000円 C席15,000円 ]
※価格は全て税込表記です。
※チケット販売プレイガイド:楽天チケット、イープラス、ぴあ、ローソンほか
※両日ともに全席指定・税込、未就学児入場不可
※演奏者、プログラム、演出などが変更となる場合がございます。
※公演中止の場合を除き、ご購入されたチケットの取替・変更・キャンセルはお受けできません。


【出演者プロフィール】
■レオ・ヌッチ/Leo Nucci(バリトン)
1942年イタリア・ボローニャ近郊の生まれ。1967年にデビューして以来、艶やかな声と、ハートフルな歌で世界の聴衆を魅了し続けている。ミラノ・スカラ座をはじめとする世界の一流オペラ・ハウスで数多くの主役を歌っており、中でもロッシーニ《セビーリャの理髪師》、ヴェルディ《リゴレット》などは当たり役として有名。スカラ座来日公演に1981年の初回から最後の2013年まで何度も同行している他、日本でのコンサートも常に大好評を博す。コロナ後には歌手活動をいち早く再開した。近年は若い歌手たちへの指導のために演出も手がけ、ますます活動の幅を広げている。ウィーン宮廷歌手。フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。


画像 : https://newscast.jp/attachments/OMMK97BD4VKYsqVQE9bf.jpg


■ジェイムズ・ヴォーン/James Vaughan(ピアノ) (2/7のみ)
長年にわたりヨーロッパで最も優れたリサイタルの伴奏者、およびボーカル・コーチとして高く評価されている。ミラノ・スカラ座ではリッカルド・ムーティの助手筆頭として17のプロダクションに携わり、2001年のヴェルディ記念年の全プロダクションに参加、加えてムーティが指揮をした全ての外国ツアーやフェスティバルに同行した。また、2007年以降はスカラ座の音楽監督を務めたダニエル・バレンボイムから絶大な信頼を得ている。ミラノ・スカラ座では、高名なバリトン歌手レオ・ヌッチの同劇場デビュー30周年記念リサイタルで伴奏し、このコンサートは後にDVDもリリースされている。


画像 : https://newscast.jp/attachments/WHcWA4U2imJt4w8FCsGl.jpg


■フランチェスコ・イヴァン・チャンパ/Francesco Ivan Ciampa(指揮) (2/10のみ)
パッパーノ、ダニエル・オーレンのアシスタントを務め、2010年より多くの賞を受賞。その後、英国ロイヤル・オペラ、モンテカルロ歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ハンブルク国立歌劇場、サン・カルロ劇場、パルマ王立劇場、フェニーチェ劇場、トリノ王立歌劇場など、世界の主要劇場で指揮をするに至る。近年は、トッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭で『トゥーランドット』と『蝶々夫人』、パルマのヴェルディ音楽祭では『海賊』『群盗』『ナブッコ』を指揮し、中心的指揮者として知られている。またアレーナ・ディ・ヴェローナでは2018年に『カルメン』、2019年に『アイーダ』を指揮した。


画像 : https://newscast.jp/attachments/ea6ivV7KmCFZhgVTdePr.jpeg


■東京フィルハーモニー交響楽団/Tokyo Philharmonic Orchestra(演奏)  (2/10のみ)
1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『NHK名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏の他、2020年にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』や『NHK紅白歌合戦』にも出演。また、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を集めている。1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。


画像 : https://newscast.jp/attachments/IY5YCYxPfyE1lRfjJPcv.jpg


Takafumi Ueno


■主催■
【主催】TBSグロウディア、楽天チケット、朝日新聞社
【後援】BS-TBS、イタリア大使館、在日イタリア商工会議所
【企画】イタリカ
【本公演に関するお客様からのお問い合せ】
楽天チケット株式会社 ticket-concert@mail.rakuten.com



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