プレスリリース
岐阜県高山市と北海道東川町は、相互連携に関する協定を締結しました。協定締結式は、12月26日、北海道東川町にて行われ、田中明高山市長、菊地伸東川町長が協定書に署名を行いました。
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(写真左から)高山市長 田中 明様、東川町長 菊地 伸
協定の概要、目的
本協定は、岐阜県高山市と、北海道東川町が、「家具」・「多文化共生」など、それぞれの共通点と特性を活かし、幅広い分野で連携・協力した取組みを推進することにより、共生の理念に基づき共に発展すること及び地域の活力を向上させ、広く社会の活性化に寄与することを目的としています。
協定の主な内容
・多文化共生の推進に関すること 日本語学校外国人卒業生の就職連携 など
・地域経済の活性化に関すること 海外誘客連携、家具・木工の連携 など
・人材の育成、確保に関すること 福祉人材の育成確保連携 など
・その他 民間、職員等による相互交流 など
関係者のコメント
東川町長 菊地 伸
この度ご縁をいただき、多くの方のご支援のもと、高山市様と相互連携に関する協定を締結できましたことに深く感謝申し上げます。高山市様とは、規模は違いますが、美しい山並みや、家具の産地であること、多文化共生の取り組みなど多くの共通点があります。お互いが持つ魅力や強みを生かし、相互の地域課題解決や経済の発展、町民の暮らしなど、まちづくりに活かしていきたいと考えています。
高山市長 田中 明様
縁をいただき協定が締結できましたこと心より感謝申し上げます。東川町様は、人口が増え続けるまちとして人口減少の課題を抱える自治体にとってはトップランナー的な存在です。本日、様々な場所を視察させていただき、先進的な行政運営をされていることを目の当たりにしました。高山市、東川町とも抱えている問題や課題以上に強みを持っている自治体だと思います。互いの強みを生かす中でそれぞれが抱えている課題を少しでも克服していければと考えています。物理的な距離は離れていますがお互いに強みを学び、活かしあいながら一緒になって取り組んでいきたいと思います。
高山市政策コーディネーター/東川町産業振興ファイナンスアドバイザー 古里圭史 様
東川町も高山市も本当に素晴らしい文化と強みをもった地域です。大切な両地域がパートナーシップを結ぶことを非常にうれしく思います。両地域は非常に似ている部分もあれば、違った部分もあり、両地域が手を取り合いいかに協奏、連携の取り組みをしていけるかに、それぞれの課題解決のソリューションになりうる道があるのではないかと思っています。これからも両地域の取り組みに精いっぱい尽力し貢献していきたいです。
岐阜県高山市の概要
高山市は、岐阜県北部の飛騨地方の中央に位置し、東は飛騨山脈(北アルプス)、西は白山連峰などの山々に囲まれ、四季の変化に富んだ豊かな自然を有するまちです。平成17年に周辺9町村と合併し、2,177.61kuと東京都とほぼ同じ面積を有する日本一広い市となりました。人口は約83,000人。市内には、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、江戸時代の面影を残す古い町並や、国内に唯一現存する陣屋(高山陣屋)など数多くの歴史的建造物が残されています。また、日本三大美祭の一つである高山祭(春の山王祭と秋の八幡祭の総称)をはじめとする祭礼行事、飛騨匠の技が生み出す飛騨の家具、飛騨春慶、一位一刀彫等の伝統工芸のほか、各地域に伝わる様々な伝統文化が今に息づいており、それらが国際観光都市「飛騨高山」として広く知られ、多くの観光客が訪れています。また、飛騨牛、高冷地野菜などの豊富な地域資源を有しており、これらの更なるブランド力の向上を図るため、官民一体となった取り組みを展開しています。
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東川町の概要
東川町は北海道のほぼ中央に位置し、北海道最高峰の旭岳(2,291m)をはじめ、美しい田園風景の広がる自然豊かな町です。人口は約8,500人。稲作を中心とした農業と、木工業、観光業が主な産業となっています。大雪山からの伏流水の恵みを一身にうけ、全国でも珍しく全戸が地下水で生活しています。町の東部は日本最大の大雪山国立公園に含まれ、可憐な高山植物、鮮やかな紅葉、一面のパウダースノーなど、登山をはじめとしたアクティビティなど、四季折々の姿で世界中の旅行者を魅了しています。1985年には写真の町を宣言し、「写真映りの良い町」を目指し、写真を核国内外との交流を進めるなど、文化を通じたまちづくりに取り組んでいます。家具の産地でもあり、旭川家具の主要産地となっているほか、日本初の公立日本語学校を開設し、日本語留学生が暮らすなど国際交流が盛んな町でもあります
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01-3_【署名入り】高山市と東川町との相互連携に関する協定書(東川町).pdf
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