プレスリリース
株式会社モリトー、介護リフトの補助金利用に関して問い合わせが2021年6月から約2.5倍に増加 〜浴室への設置で女性1人でも入浴介助が容易に〜
介護用機器の製造・販売・レンタルを行っている株式会社モリトー(代表取締役:石田 和彦、本社:愛知県一宮市)では、年々、リフトの導入検討時に補助金について問い合わせを受けることが増加しています。厚生労働省から施行されている「エイジフレンドリー補助金」を始めとする各種補助金制度を用いて導入したいという問い合わせが増加し続けており、2021年6月と比較して今年は約2.5倍に増加したことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/375401/LL_img_375401_1.jpg
つるべーF2Rセット
【「高齢者の急増」から「現役世代の急減」に局面は変化】
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所から「日本の将来推計人口(令和5年推計)」が発表され、2043年には65歳以上の高齢者がプラス約350万人と10%近く増加し(2020年比)、反対に現役世代と言われる15歳から64歳はマイナス約1,540万人と20%以上減少するとの推定が出されました。
高齢化だけでなく、高齢者を支える現役世代が減少するという局面に変化する中、高齢者が継続して、少ない負担で働ける環境を整備できる補助金や助成金制度に注目が集まっています。人材不足が喫緊の課題となっている介護業界では、介護職員が高齢化しても働ける環境づくりや、負担軽減による人材不足解消に対しての利用が期待されます。
※ 厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(令和5年推計)
https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp_zenkoku2023.asp
【女性でも容易に入浴同性介助が出来る「介護リフトつるべー」問い合わせ急増】
そんな中、当社の「介護リフトつるべー」について補助金を使って導入したいという問い合わせが、2021年6月は約13件だったのに対し、2023年6月は約32件と約2.5倍に増加しています。介護リフトは厚生労働省などから施行されている各種補助金制度を使って導入することが可能で、よく使用される「エイジフレンドリー補助金」では費用の2分の1が助成されるため、施設の費用負担が大きく軽減されています。例として諸経費を含めると約100万円(メーカー希望小売価格)の浴室用リフトは半額の50万円で導入することが可能になります。
浴室での入浴介助では、衣服を脱いでの介助作業となる為、プライバシー・尊厳の観点から同性介助を望む利用者の声が多く上がっている一方で、人材不足やローテーションを理由に、異性介助を余儀なくされている事業者側の悩みも増えていました。
「つるべー」は浴室のような狭い空間でも設置でき、介護者の代わりに利用者を持ち上げ、移動します。この操作は一人でも簡単に、そして無理なく行えるため、女性職員一人でも安全に介助が可能となります。
入浴時の同性介助を可能にし、導入された施設職員様からは「私達もラクになったし、利用者様も安心して喜んでくれてます」と好評を頂いています。
【「介護リフトつるべー」詳細】
全8種58パターンという豊富な展開で、設置場所は寝室・風呂・トイレ・玄関・車用など屋内外を問わず、用途は風呂・トイレ・段差の移動・車いすのままの移動など、あらゆるニーズにお応えできます。介助者の腰痛対策や、移動・移乗の安全と、介護を必要とされる方の自立化支援も可能になっています。また、リフト使用に不可欠な吊具も自社開発しており、こちらも豊富な種類から選べます。
販売だけでなく、要介護2以上の方はレンタルも可能です。個人宅だけでなく、病院や介護施設でも多くご利用いただいている製品です。
「介護リフトつるべー」シリーズ一覧
https://www.moritoh.co.jp/menu-tsurube/
使用事例
https://www.moritoh.co.jp/category/casestudy/
【今後の展開】
介護の人材不足や在宅介護の問題は今後ますます深刻化していくと予測されています。補助金を使えない施設様にも介護リフトのサブスクリプションでの導入の取り組みも開始しております。当社では「家族の負担軽減」だけに止まらず、『健康寿命の延伸』をテーマにもっと活動的で元気な高齢者に溢れた社会づくりを目指して製品開発と普及を続けていきます。
【会社概要】
名称 : 株式会社モリトー
所在地: 〒491-0074 愛知県一宮市東島町3-36
URL : http://www.moritoh.co.jp
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