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株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー

ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー、大幅に機能強化したシンクライアントシステム「Phantosys(ファンタシー)20」2023年11月8日から提供開始

(@Press) 2023年11月08日(水)11時00分配信 @Press

株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:浜本 淳志)はシンクライアントシステム「Phantosys(ファンタシー)20」の提供を本日2023年11月8日(水)に開始することを発表いたします。

Phantosys(ファンタシー)はネットワークブート型シンクライアントシステムとして、長年にわたり、多くの教育関係者をはじめとするユーザーから好評を得ています。今回のバージョンは2017年に提供開始したPhantosys10から大幅に機能強化しました。
最新のOSやソフトウェアやハードウェア、ネットワークなどユーザーの様々な利用環境の変化に対応する製品へと進化し、学校のPC教室だけでなく、通常の事務用途でも快適に使えるようになりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/374864/LL_img_374864_1.jpg
Phantosys20ロゴ

■Phantosys 20の主な強化ポイント
○ネットワークトラフィックを大幅に削減し、最新OSでも快適に
ネットワークブート型のシンクライアントでは、仮想OSイメージをサーバーからクライアントへコピーする必要があります。近年のOS・ソフトウェアは容量が増え、コピーするデータ量も増加し、ネットワークトラフィックが問題となっています。
このような環境に備えるため、最新の高速なネットワーク環境を整備していても、学校のように生徒が同時間に大量のアクセスする環境ではトラフィックが課題となります。そのような状況に対応するため、従来はローカルブートマネージャー機能を用意していました。
今回のバージョンでは、この機能自体をさらに強化しました。さらに、ローカルのキャッシュデータ、クライアント間のキャッシュのコピーも有効活用し、サーバーとクライアント間のトラフィックを低減する機能として「ローカルキャッシュコピーツール」を提供します。
これによりネットワーク帯域の有効活用、複数OSの使用など新たな用途にも活用できるようになります。

○最低限のライセンスで運用しコスト削減
貸し出し用パソコンなどで運用する際、利用環境の規模によっては、Windowsのライセンス費用が高価になってしまう場合がありました。
PXEブートでのWindowsライセンスでは、Windows VDAライセンスが必要になりますが、新たに開発した「キャッシュコピーツール機能」により、最小限のライセンスで運用できるようになります。
PXEブートとは異なり、LinuxベースOSを起動して仮想OSイメージをコピーする仕組みのため、OSイメージのコピー完了後、クライアントパソコンのストレージにコピーされたOSを起動することも可能です。
これによりWindows VDAライセンスを最小限に抑えることで、ライセンスコストの削減ができます。


■新しいPhantosys 20で実現できること
「ローカルキャッシュコピーツール」により、OSのイメージをサーバーから直接ロードするトラフィックを削減することで、同時間帯に大量のアクセスがあっても快適に利用できます。
「キャッシュコピーツール機能」により、Windowsライセンス数を必要最小限にすることで運用コストの削減ができます。

これらの新機能に加えてドライバ自体も刷新し、ネットワークやディスク制御のパフォーマンスも向上しています。
従来の機能は、学校のPC教室を想定して提供していましたが、これらの機能により、学校の事務室など、一般的なオフィス環境でも今まで以上に快適に利用できるようになりました。

事務室や学校のPC教室のような固定環境ではネットワークブート、貸し出し用や職員用のノートPCではローカルブートでの対応なども可能で、従来以上に多くの利用環境で活用できます。

使いやすい管理機能により、管理コストも低減可能で、さらに使いやすくする機能拡張も予定しており、さらに利便性の高いシステムへと進化していきます。


■Phantosys 20の主な機能
○ハイブリッドシンクライアント
ネットワークや利用環境に合わせ、ネットワークブートとローカルブートなどを用途により組み合わせて選択可能な、ハイブリッドなシンクライアントが実現できます。

○イメージ管理機能
複数イメージが効率よく作成できる管理機能を搭載し、仮想環境用のVHDファイルのエクスポート・インポート機能、データストレージの管理が可能です。

○わかりやすい起動モード
エンドユーザーにもわかりやすいGUIによる起動メニュー、以前の環境を復元するモードが用意されており、CBT用などに特定の状態からの起動モードも利用できます。
※CBT=Computer Based Testing

○直感的な管理機能
システムやクライアント、サーバー機能の設定、イメージ管理など複雑なシンクライアントシステムを洗練された管理画面で直感的に管理可能です。

○高い可用性
ロードバランス、NASによるイメージ管理、差分同期機能、複数拠点での一元管理機能により、システムの安定稼働が可能です。

○ローカルキャッシュ機能
クライアントのストレージにキャッシュを保存し、次回の起動を高速化します。キャッシュが完了すれば、持ち出し環境でもサーバーなしでの起動は可能になり、ネットワーク障害時でもクライアントの利用が可能になります。

○クライアントログ管理ツール
Log Village Liteにより、クライアントの様々な情報の管理が可能です。
セキュリティも確保されたリモートでの管理も可能で、管理コストの削減が可能です。

○運用コストを削減する総合管理ツール
刷新した新機能など様々な機能を一元管理が可能なツールの「Phantosysコンダクター20」をオプションで提供しています。これらのオプション機能を活用することで、管理コストをさらに削減できるようになります。


■仕様
○推奨サーバースペック
CPU : intel Xeon 2.0GHz 4コア以上
メモリ : 16GB以上 (対応仮想環境:VMware vSphere/Hyper-V)
ハードディスク: SAS接続(10,000rpm以上)、SSD推奨、RAID10推奨
ネットワーク : 最低1Gbps以上、NICチーミング4Gbps以上を推奨(LACP)
OS : Windows Server 2019/2022

○推奨クライアント
CPU : Windows10、Windows11の要件を満たすCPUを推奨
メモリ : 4GB以上
ハードディスク: SSD推奨(ローカルキャッシュ使用時必須)
BIOS : Legacy/UEFI、PXE2.0以上、Wake On LAN対応、
セキュアブート対応
OS : Windows10、Windows11(64bit)、Linux(64bit)

○ネットワーク
規格:1000BaseT以上(有線)、無線LAN IEEE802.11ac推奨(ローカルブートマネージャー利用時)、複数セグメント、外部DHCP対応

○Log Village Lite
ハードディスク: Log Villageマネージャーサーバーにログ保存領域が必要
OS : Windows Server 2019/2022


■価格
オープン価格


■株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーについて
株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは、2005年の設立以来、次代を担う子供達の教育のために、便利で安心して使えるコンピュータ環境を提供しています。さらに、教育分野で培ったEASY to USEの環境をビジネス分野にも広げています。ネットワークブート方式シンクライアントシステムPhantosys、オンライン授業・学習支援システムTeacherViewの他にも、iPad環境復元・展開ソフト、HDD瞬間復元ソフトなども販売中です。
https://www.wasay.co.jp

※本文中の会社名、製品名やブランド名等は、該当各社の商標又は登録商標です。

プレスリリース提供元:@Press

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